https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220105/k10013415441000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
2022年1月5日のNHKニュースより転載
政府は北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表しました。
政府高官は午前9時ごろ総理大臣官邸に入る際、記者団に、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられると明らかにしました。
海上保安庁 被害の情報なし
北朝鮮から弾道ミサイルの可能性がある飛しょう体が発射されたとみられることを受け、海上保安庁が日本周辺の海域で被害などの確認を進めていますが、これまでのところ、日本に関係する船舶への被害の情報は入っていないということです。
海上に落下か 防衛省 日本への影響ないか情報収集
防衛省は、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと午前8時18分に発表しました。
既に海上に落下しているとみられ、日本への影響がないか情報収集を進めています。
政府 緊急参集チームを招集
北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたことを受け、松野官房長官は午前8時40分ごろ総理大臣官邸に入りました。
その際、記者団に現時点の情報について報告を受けると述べました。
政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室に関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集し、情報の収集と被害の確認などにあたっています。
韓国軍「北朝鮮が日本海に向け飛しょう体1発を発射」
韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が5日午前8時10分ごろ、内陸部から日本海に向けて弾道ミサイルと推定される飛しょう体1発を発射したと発表しました。
韓国軍は、飛しょう体の詳しい種類や飛行距離などについてアメリカ軍とともに分析を進めています。
韓国の通信社、連合ニュースは、北朝鮮軍が先月から行っている冬の訓練の一環として発射に踏み切ったとする見方も出ていると伝えています。
北朝鮮は、国防5か年計画に沿って、弾道ミサイルを含むさまざまな兵器の開発を推し進める立場を示しており、去年9月には、列車からの短距離弾道ミサイルの発射や、極超音速ミサイルの発射実験を行ったなどと発表しました。
また去年10月には、東部シンポ(新浦)の沖合から新型のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを発射しました。
キム・ジョンウン(金正恩)総書記は、先月末に開かれた重要政策を決定する朝鮮労働党の中央委員会総会で、「朝鮮半島の軍事的環境は、日増しに不安定になっている」と指摘し、軍事力を強化する姿勢を強調していました。
北朝鮮としては、年明け早々に再び発射に踏み切ることで、核・ミサイル開発の進展を印象づけ、米韓両国をけん制するねらいもあるとみられます。
北朝鮮の発射 去年10月以来 前回はSLBMか
北朝鮮が弾道ミサイルやその可能性があるものを発射したのが確認されるのは、去年10月19日以来です。
防衛省によりますと、前回は東部のシンポ付近から東方向に1発の弾道ミサイルを発射しました。
最高高度が50キロ程度に達し、変則的な軌道でおよそ600キロ飛んで、日本の排他的経済水域の外側の日本海に落下したと推定されています。
このミサイルは、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルと推定されています。
政府は北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと発表した。
政府高官は午前9時ごろ総理大臣官邸に入る際、記者団に、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、日本のEEZの外側に落下したとみられると明らかにした。
北朝鮮がミサイルを発射。
パチンコで負けたカネは朝鮮総連を通じて北朝鮮のミサイルの開発に使われる。
ラベル:北朝鮮