ノーベル平和賞は「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に
http://www.bbc.com/japanese/41524005
2017年10月6日
ノルウェー・ノーベル委員会は6日午前11時(日本時間同日午後6時)、今年の平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に授与すると発表した。
ノーベル委員会のベリト・レイス=アンデルセン委員長は、核兵器を条約で禁止しようとするICANの「画期的な努力」を授賞理由に挙げた。
「私たちは、核兵器使用の危険が、ここしばらくなかったほど高まっている世界に生きています」と委員長は述べ、北朝鮮危機に言及。その上で、核保有国に対して核兵器の段階的な廃絶に向けた交渉を開始するよう呼びかけた。
今年7月に122カ国が国連の核廃絶条約に賛成し、採択した。しかし米英など、核保有が知られている9カ国はいずれも賛成しなかった。
数百のNGOが参加するICANは、2007年に発足。スイス・ジュネーブに本部を置く。平和賞受賞に伴い、12月10日の授与式で賞金900万スウェーデン・クローナ(約1億2400万円)やメダルなどを与えられる。
ノーベル平和賞はどうやって決まるのか
・ノルウェー・ノーベル委員会(委員はノルウェー政府が選定)は、世界中から推薦された候補のうち20〜30人の候補を絞り込む
・ノルウェーと諸外国の専門家たちが、絞り込まれた候補について個別に報告書を提出。委員会はこれをもとに、さらに候補を絞り込む
・ 9月末か10月初めの決定会議で委員会が受賞者を決定
・ 受賞者発表の後、アルフレッド・ノーベルの命日にあたる12月10日にノルウェー・オスロで授与式が行われる
ノーベル平和賞ICANに参加 ピースボートが会見
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000111664.html
2017/10/07 05:51
ノーベル平和賞に決まったICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の活動に参加する団体「ピースボート」が6日夜、都内で会見しました。
ピースボート・吉岡達也共同代表:「日本は今、核兵器禁止条約に参加してないんです。世界中のあらゆるところで疑問が起こっています。なぜなんだと。それの一つの答え、国際社会の答えが今回のノーベル賞のICANへの授賞ではなかったかと」
また、ICANと連携して運動をしてきた被爆者団体も受賞を歓迎しました。
日本原水爆被害者団体協議会・田中熙巳代表委員:「これから先、廃絶まで運動するにはもっと大きな世界的な結集が必要ですから、そういう運動に力を与えるということは言えると思います」
ノルウェー・ノーベル委員会は6日午前11時(日本時間同日午後6時)、今年の平和賞を国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に授与すると発表した。
ノーベル委員会のベリト・レイス=アンデルセン委員長は、核兵器を条約で禁止しようとするICANの「画期的な努力」を授賞理由に挙げた。
ノーベル平和賞に決まったICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)の活動に参加する団体「ピースボート」が6日夜、都内で会見した。
ピースボート・吉岡達也共同代表:「日本は今、核兵器禁止条約に参加してないんです。世界中のあらゆるところで疑問が起こっています。なぜなんだと。それの一つの答え、国際社会の答えが今回のノーベル賞のICANへの授賞ではなかったかと」
ICANはスイス・ジュネーブに本部に本部を置く。
ICANは2007年にオーストラリアのメルボルンで結成され、日本やアメリカ、イギリスなど各国のNGOが加わって、日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会や各国の平和団体と連携し、核兵器廃絶を目指して政府代表への働きかけや一般に向けたキャンペーンを進めて来た。
2013年からノルウェーやメキシコなどで3回にわたって各国の政府代表が参加して開かれた「核兵器の非人道性を検証する国際会議」では、証言活動を続けてきた被爆者たちと協力しながら、核兵器が壊滅的な被害をもたらす非人道的な兵器であるという認識を国際社会に広めるのに貢献した。
そして、核兵器についての既存の国際秩序で、アメリカやロシアなど5か国に保有を認める代わりに削減の義務を課したNPT=核拡散防止条約のもとでは核兵器はなくならないとして、条約で禁止することが必要だと各国政府に対して働きかけを進めた。
こうした活動の結果、ニューヨークの国連本部で、核兵器の開発や保有などを法的に禁止する「核兵器禁止条約」が議論されることになり、今年7月、国連加盟国の6割を超える122の国と地域の賛成で採択され、ICANは各国代表から採択に貢献したと評価されている。
しかし、米国やロシアなどの核兵器の保有国や、米国の核の傘で守られた日本などは「現実的な核軍縮にはつながらない」として条約に反対している。
委員会は声明の中で「世界には北朝鮮のように核兵器の獲得を目指す国が増え、核兵器の脅威はこれまでになく高まっている。
国際社会はこれまでに地雷やクラスター爆弾などの禁止に合意して来た。
核兵器ははるかに破壊的であるにも関わらず同じような法的な禁止の枠組みがなかった」と指摘した。
その上で「ICANはこのギャップを埋める役割を担った。核兵器が人類に受け入れがたい苦しみをもたらすものだという重要な議論を引き起こした」として、核兵器の法的禁止への努力を誓う文書を各国に送り108か国から賛同を得たことや、核兵器禁止条約の採択に貢献したことを評価している。
そして、「核兵器のない世界に向けた次の取り組みとして、核武装をしている国々が参加しなければならないことを強調したい」とした上で「今回の授賞がICANの目標を達成するための新たな機運の高まりに繋がることを願っている」としている。
今年7月、核兵器の開発や保有などを法的に禁止する核兵器禁止条約が122の国と地域が賛成して採択された。
核兵器禁止条約は、核兵器の開発や保有、それに使用などを法的に禁止する初めての国際条約で、今年3月から核兵器の非保有国が中心となって交渉会議が進められて来た。
交渉会議では、日本被団協の藤森俊希事務局次長らがスピーチを行った他、国連総会に核兵器禁止条約の実現を求めるおよそ300万人分の署名を提出し、条約の採択を後押しした。
しかし、米国などの核兵器の保有国や日本をはじめとする核の傘で守られた国々は「現実的な核軍縮にはつながらない」などとして条約に署名してない。
国連本部で7月の7日、核兵器禁止条約が圧倒的多数の賛成で成立した。
日本の別所浩郎国連大使は7日、採択後に記者団に「日本は署名しない」と明言した。
核兵器禁止条約、採択は122カ国が賛成。
日本や5核保有国は不参加。
対米追随外交を続けている結果、唯一の被爆国なのに核兵器禁止条約に署名しない日本。
米国に配慮も被爆者の心には配慮せず。
情けない政府です。
別所国連大使の発言は、会議参加者に深い失望を与えたという。
まさか、辻元清美が設立したピースボートがICANに参加しているとは。
ICANには、国際運営委員として東京のピースボートの共同代表を務める川崎哲さんが参加している。
ノーベル平和賞は核軍縮に向けた取り組みを度々、評価して来た。
昭和49年には「核を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を宣言し、アメリカなど5か国以外の核兵器保有を禁止するNPT=核拡散防止条約に署名した佐藤栄作元首相が平和に貢献したとして、日本人として初めて受賞した。
平成21年、オバマ前大統領はチェコの首都プラハで「唯一、核兵器を使用したアメリカは核のない平和で安全な世界を目指して主導的な役割を担いたい」と演説し、この年のノーベル平和賞を受賞した。
日本人や日本の団体も参加するICANがノーベル平和賞を受賞なのに、ニッポンスゴイヨ信者はダンマリ。
ピースボートの設立者の一人が立憲民主党の辻元清美だから?
核の傘にしがみつきたいアベ友達に不利な受賞だから?
英国人のノーベル文学賞受賞にあれほど騒いでいたのに?
多分、ピースボート関連団体のICANがノーベル平和賞を受賞したことについて、自民党の工作員達はピースボートと北朝鮮の繋がりなどの記事を書き、ネガティブキャンペーンをすることでしょう。
日本は今、核兵器禁止条約に参加してない。
何故なんだと世界中の人々が疑問に思っている。
その一つの答え、国際社会の答えが今回のノーベル平和賞のICANへの授賞ではなかったのか。
北朝鮮のように核兵器の獲得を目指す国が増え、核兵器の脅威はこれまでになく高まっている。
ロスチャイルド利権のノーベル賞選考委員会は、北朝鮮の国旗が掲げられているピースボートが参加しているICANに受賞したことは、少し矛盾している。
しかし、安倍晋三とお友達、安倍信者をギャフンと言わせる受賞で喜ばしいことと捉えて良いのかも知れません。
おまけ
参考
[核兵器禁止条約] 採択 日本「署名せず」 米英仏は非難
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451661758.html
関連
辻元清美とピースボートに掲げられている国旗は北朝鮮!辻元先生。これはどういう事ですかな?これを辻元清美先生に貼ったらブロックされましたwwww
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/383151630.html