2023年01月11日

[日伊首脳会談] 1月10日、外務・防衛の協議枠組み立ち上げ

[日伊首脳会談] 1月10日、外務・防衛の協議枠組み立ち上げ

岸田首相 イタリアで首脳会談 外務・防衛の協議枠組み立ち上げ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230110/k10013946041000.html


2023年1月11日のNHKニュースより転載

G7=主要7か国の議長国として欧米のメンバー国を訪問する岸田総理大臣は、イタリアでの日程を終え、日本時間の11日未明、3つめの訪問先イギリスに向けて出発しました。

G7の議長国として5月に「広島サミット」を開催するのを前に、欧米のメンバー5か国を歴訪する岸田総理大臣は日本時間の10日夜、フランスに続いて訪れたイタリアでメローニ首相と首脳会談を行いました。

会談で両首脳は、ウクライナ情勢や食料・エネルギー問題など世界的な課題に直面する中でのサミット成功に向け、結束して対応していくことを確認しました。

また、岸田総理大臣は、自由で開かれた国際秩序を守るために、新たな安全保障関連の文書を決定するなど防衛力の抜本的な強化を図っていることを説明しました。

そして、先にイギリスも加えた3か国で航空自衛隊の次期戦闘機の共同開発で合意したことも踏まえ日本、イタリア両国の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げすることで一致しました。

そのうえで、安全保障分野での協力をいっそう深めていくため、新たに外務・防衛当局間の協議の枠組みを立ち上げることを確認しました。

イタリアでの日程を終えた岸田総理大臣は、日本時間の11日午前1時ごろ、3つめの訪問先、イギリスのロンドンに向けて政府専用機で出発しました。

岸田首相「今後、協力をいっそう強化したい」

首脳会談のあとに行われた共同記者発表で、岸田総理大臣は「日本とイタリアは基本的価値を共有するG7=主要7か国のメンバーとして国際社会をリードしていく責務を負っている。両国の関係を戦略的パートナーシップに格上げすることで一致した。今後、2国間協力や国際的な諸課題に関する協力をいっそう強化していきたい」と述べました。

また「会談では広島サミットに向けた議長としての考え方を説明し、成功に向け緊密に連携していくことを確認した。特にロシアによる侵略に対し、結束して厳しい対ロ制裁と強力なウクライナ支援を継続、強化していくことなどを説明し理解と支持を得た」と述べました。

イタリア メローニ首相「重要なステップ」

イタリアのメローニ首相は、岸田総理大臣との首脳会談のあとの共同記者発表で「両国の関係を『戦略的パートナーシップ』の地位に引き上げることで合意したことは、あらゆる分野での関係強化につながり、両国の企業や国民に新たな機会を提供する重要なステップになる」と指摘しました。

その上でメローニ首相は「今回の合意に基づく最初の具体的な成果としては、両国が世界的な問題や地域的な問題に関する情勢分析などでの連携を強化するための外務・防衛の協議の枠組みを立ち上げたことだ」と述べました。

首脳会談 主要テーマは安全保障協力など

脳会談では、5月の広島サミットへの結束や、ウクライナ情勢の対応での連携などをめぐって意見が交わされるほか、両国の安全保障協力も主要テーマの1つとなります。

岸田総理大臣は、中国を念頭に、ウクライナ情勢はインド太平洋地域にも波及しかねないと危機感を強めています。

地域の抑止力を高めるために、日本の防衛力を抜本的に強化するとともに、G7各国ともさらに踏み込んだ安全保障協力を進めたい考えです。

日本、イタリア、そしてイギリスの3か国は、さきに、航空自衛隊の次期戦闘機の共同開発で合意しています。

これも踏まえて、今回の首脳会談では、外務・防衛当局間の協議の枠組みを新たに立ち上げるとともに、両国の関係を「戦略的パートナーシップ」に格上げして、安全保障協力を一層強化していくことを確認したい考えです。

イタリア初の女性首相とは

岸田総理大臣と会談するイタリアのメローニ首相は、去年9月に行われた議会選挙を経て、去年10月にイタリア初の女性首相に就任しました。

メローニ氏は右派政党の党首としてEU=ヨーロッパ連合に批判的な姿勢で知られ、選挙中にもそうした発言をするなど、自国第一主義的な主張を繰り返していました。

このため当初は、ロシアへの制裁などの対応でEUと足並みがそろわず、各国との結束が揺らぐのではないかといった懸念も出ていましたが、政権発足後はEUやNATO=北大西洋条約機構との関係を重視するとともに、ウクライナへの支援を継続する姿勢を打ち出していて、懸念を払拭した形となっています。

またメローニ首相は所信表明演説で「エネルギーを利用したプーチン大統領の脅迫に屈することは問題の解決にならない」と述べ、ロシアの対応を批判していました。

イタリアは航空自衛隊の次期戦闘機の開発にイギリスとともに参加するなど、日本と安全保障分野での関係強化を進めていて、今回の首脳会談でも連携の強化を改めて確認するものとみられます。


岸田文雄とイタリアのメローニ首相.PNG
岸田文雄首相とイタリアのメローニ首相



「葉月のタブー 日々の備忘録 別館」https://hazukinoblog02.seesaa.net/ にて扱った記事です。
画像は別館より。
画像をアップロード出来る容量が321MBしかないので、「葉月のタブー 日々の備忘録」で無駄に画像をアップロードしないようにします。
これからも国会の記事を書きたいと思っています。
容量不足は厳しいです。

G7の議長国として5月に「広島サミット」を開催するのを前に、欧米のメンバー5か国を歴訪する岸田総理大臣は日本時間の10日夜、フランスに続いて訪れたイタリアでメローニ首相と首脳会談を行った。
会談で両首脳は、ウクライナ情勢や食料・エネルギー問題など世界的な課題に直面する中でのサミット成功に向け、結束して対応していくことを確認した。

日伊首脳会談及びワーキング・ランチ(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/it/page4_005746.html

「 現地時間1月10日12時44分(日本時間20時44分)から計2時間20分間、イタリアを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、ジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相(H.E. Ms. Giorgia Meloni, President of the Council of Ministers of the Italian Republic)と首脳会談及びワーキング・ランチを行ったところ、概要は以下のとおりです。


1 二国間関係

 岸田総理大臣から、昨年末に発表された日伊英3カ国による次期戦闘機の共同開発合意を歓迎しつつ、両国は基本的価値を共有するG7のメンバーとして国際社会をリードしていく責務を負っている旨述べました。両首脳は、日伊関係を「戦略的パートナー」に格上げすることで一致しました。
 岸田総理大臣から、日本が先月策定した新たな国家安全保障戦略について説明し、同志国である日本とイタリアが連携を一層強化していきたい旨述べ、メローニ首相から理解と歓迎を得ました。両首脳は、外務・防衛当局間の協議を立上げ、安全保障分野での連携を更に推進することで一致しました。
 両首脳は、水素、鉄道、素材、宇宙等の分野での協力が進展していることを歓迎しました。岸田総理大臣から、EUによる日本産食品への輸入規制措置の完全撤廃に向けたイタリアの協力を改めて求めました。
 また、両首脳は、日伊映画共同製作協定交渉が大筋合意に至ったことを歓迎し、最終合意に向け作業を加速化させることで一致しました。

2 G7広島サミット

 岸田総理大臣から、G7広島サミットでは、力による一方的な現状変更の試みや核兵器による威嚇、その使用を断固として拒否し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持するG7の強い決意を示すこと、エネルギー・食料安全保障を含む国際社会の諸課題にG7が積極的に対応していくこと、また、アジアで開催されるサミットということからインド太平洋についてもしっかり議論することを説明しました。メローニ首相から、イタリアはできる限りの協力を惜しまない旨述べ、両首脳は、本年と来年のG7の議長国である日伊両国がG7広島サミットの成功に向けて緊密に連携していくことを確認しました。

3 地域情勢・国際場裏での協力

 両首脳は、ロシアによるウクライナ侵略への対応に関して、G7が結束して、厳しい対露制裁と強力なウクライナ支援を継続していく必要があるとの点で一致しました。また、岸田総理大臣から、唯一の戦争被爆国として、ロシアによる核の威嚇は断じて受け入れられず、ましてやその使用はあってはならない旨述べました。加えて、日本の当面のウクライナ支援として、約300台の発電機と約8万台のソーラー・ランタンの供与を順次実施し、更なる発電機の供与も検討している旨述べました。
 両首脳は、東シナ海及び南シナ海における力を背景とした一方的な現状変更の試みへの反対を表明しました。また、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調しました。北朝鮮についても議論し、核・ミサイル問題に対する深刻な懸念を共有し、拉致問題を含む北朝鮮への対応において、緊密に連携して対応していくことを改めて確認しました。」




参考リンク

岸田総理大臣のフランス、イタリア、英国、カナダ及び米国訪問(令和5年1月9日〜15日)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/page4_005738.htmll
ラベル:岸田文雄
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posted by hazuki at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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