2022年11月06日

[競馬法の一部を改正する法律案] 11月4日、競馬法改正案が衆院通過 全会一致で可決

[競馬法の一部を改正する法律案] 11月4日、競馬法改正案が衆院通過 全会一致で可決

衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54167&media_type=

2022年11月2日 (水)
農林水産委員会 (3時間15分)

案件:
競馬法の一部を改正する法律案(210国会閣7)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 笹川博義(農林水産委員長)  9時 00分  01分
 泉田裕彦(自由民主党)  9時 01分  16分
 武部新(自由民主党)  9時 17分  13分
 庄子賢一(公明党)  9時 30分  15分
 山岡達丸(立憲民主党・無所属)  9時 45分  21分
 神谷裕(立憲民主党・無所属)  10時 06分  20分
 渡辺創(立憲民主党・無所属)  10時 26分  25分
 池畑浩太朗(日本維新の会)  10時 51分  15分
 山本剛正(日本維新の会)  11時 06分  16分
 長友慎治(国民民主党・無所属クラブ)  11時 22分  15分
 田村貴昭(日本共産党)  11時 37分  16分
 北神圭朗(有志の会)  11時 53分  13分
 金子恵美(立憲民主党・無所属)  12時 06分  06分

答弁者等
大臣等(建制順):
 野村哲郎(農林水産大臣)
 野中厚(農林水産副大臣)
 角田秀穂(農林水産大臣政務官)
参考人等(発言順):
 後藤正幸(参考人 日本中央競馬会理事長)
 斉藤弘(参考人 地方競馬全国協会理事長)


山岡達丸・競馬法改正案・質疑.PNG
立憲民主党の山岡達丸氏

田村貴昭・競馬法改正案・質疑.PNG
共産党の田村貴昭氏

競馬法改正案・衆院農林水産委員会・可決.PNG
競馬法の一部を改正する法律案が衆院農林水産委員会にて全会一致で可決


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54169&media_type=

2022年11月4日 (金)
本会議 (21分)

案件:
裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案(210国会閣3)
検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案(210国会閣4)
競馬法の一部を改正する法律案(210国会閣7)
港湾法の一部を改正する法律案(210国会閣14)
一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案(210国会閣1)
特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案(210国会閣2)
令和四年度電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金に係る差押禁止等に関する法律案(210国会衆9)
ガス事業法及び独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構法の一部を改正する法律案(210国会閣13)
国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案(210国会衆10)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(衆議院議長)  13時 02分  01分
 伊藤忠彦(法務委員長)  13時 02分  03分
 笹川博義(農林水産委員長)  13時 05分  02分
 木原稔(国土交通委員長)  13時 07分  04分
 大西英男(内閣委員長)  13時 11分  04分
 竹内譲(経済産業委員長)  13時 15分  03分
 山口俊一(議院運営委員長)  13時 18分  02分


笹川博義(農林水産委員長)・競馬法改正案.PNG
競馬法の一部を改正する法律案が委員会にて全会一致で可決したことを報告する笹川博義(農林水産委員長)

競馬法改正案・衆院通過.PNG
競馬法の一部を改正する法律案が全会一致で可決したことを伝える細田博之(衆議院議長)



11月2日、衆院農林水産委員会。
競馬法の一部を改正する法律案を議題とした。
自民党の泉田裕彦氏、自民党の武部新氏、公明党の庄子賢一氏、立憲民主党の山岡達丸氏、立憲民主党の神谷裕氏、立憲民主党の渡辺創氏、日本維新の会の池畑浩太朗氏、日本維新の会の山本剛正氏、国民民主党の長友慎治氏、共産党の田村貴昭氏、有志の会の北神圭朗氏が、野村哲郎農林水産大臣、野中厚(農林水産副大臣)、角田秀穂(農林水産大臣政務官)、後藤正幸(参考人 日本中央競馬会理事長)、斉藤弘(参考人 地方競馬全国協会理事長)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

立憲民主党の山岡達丸氏

【農林水産委員会にて、馬産地の振興に関する質疑】北海道の日高と胆振地方は、全国の繁殖牝馬(いわ...
https://go2senkyo.com/seijika/124025/posts/473862

2022年11月3日の山岡達丸ブログより。

【農林水産委員会にて、馬産地の振興に関する質疑】

北海道の日高と胆振地方は、全国の繁殖牝馬(いわゆる競走馬の母馬)の97%を占める、国内最大の馬産地です。農林水産委員会において競馬法の改正に関する審議が行われ、山岡も質疑に立ちました。

近年の競馬は、中央も地方も馬券の売上が大きく伸びています。この10年の間にインターネットによる販売の仕組みが確立する中で、スマホからの馬券購入が定着し、特にコロナの緊急事態宣言等においていわゆる「巣ごもり特需」によるところが大きく、国庫への納付金や地方自治体の財政への繰入額も年々増加をしています。

今回の質疑では、馬券の売上が伸び続けて、国や地方の財政に相当程度の貢献をしているのにもかかわらず、競走馬の生産地や地方の育成の現場で働く人たちに対して十分に還元がされていないという現状について指摘し、必要な措置を求めました。

また中央競馬と地方競馬の厩務員の所得格差も依然として大きいままとなっています。「地方競馬の魅力を高めたいのならば、まずは生産地や育成現場で働く環境の魅力を高めることが重要ではないか」とも指摘し、環境の改善に政府もさらなる努力をするよう提起しました。

馬の産地の課題解決に向けた議論は、その地域の選出議員が率先して声を上げていく必要があります。地元のために、さらに働いてまいります。

共産党の田村貴昭氏

元国有施設が旧統一教会施設に 「信者獲得の拠点。対策が必要」 衆院委で共産議員追及 信者が落札、教団へ転売
https://news.yahoo.co.jp/articles/e110cbae3ea6d2810ae58204b1c9dcba8661e626

2022年11月3日の南日本新聞より。

 鹿児島県姶良市にある世界平和統一家庭連合(旧統一教会)「霧島家庭教会」の土地と建物が、旧食糧庁の国有施設だったことを巡り2日、衆院農林水産委員会で質疑があった。共産党の田村貴昭氏(比例九州)が「国有財産が結果として、統一教会の信者獲得の拠点になっているのは問題ではないか」と疑問視した。

 建物は旧食糧事務所分室として使われていた2階建て。2014年に九州財務局の一般競争入札で県内の男性信者が落札、17年に教団へ転売した。

 野村哲郎農相は「直接的に統一教会に所有権が移転したわけではない」と経緯を説明。平形雄策農産局長は、入札への参加を制限する対象に教団関係者は含まれていないのを踏まえ「落札者から教会への所有権移転は、財務局が示した入札条件に反するものではなかった」と見解を示した。

 田村氏は「国有施設が反社会的集団に渡ったり、行政が不当な干渉を受けたりしないよう対策が必要だ」と強調した。

畜産予算資料公開を 田村氏 競馬法改正案ただす
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-11-05/2022110504_03_0.html

2022年11月5日の赤旗より。

 日本共産党の田村貴昭議員は2日の衆院農林水産委員会で、競馬法改正案について質問し、馬産地を含む畜産振興の資金を恒久的に競馬場の施設更新などに使えるよう措置するものだとして、畜産予算の確保が検証できる資料の公開を求めました。

 競馬法は、各地方競馬主催者に対して、売り上げの一定割合を競馬の本来の目的である畜産振興に提供するよう義務付け、他の事業への配分を禁止。ただし、地方競馬の厳しい財政状況から、5年間の時限的な措置として施設整備への投入を認めていました。

 ところが、スマートフォンでの馬券購入の普及により、地方競馬の売り上げは急回復したにもかかわらず、同改正案は、老朽化した施設整備支援を名目に資金の繰り入れを恒久化するとしています。

 田村氏は、「飼料価格の高騰などにより、畜産は非常に厳しい状況だ。老朽化施設を改善するため、長期計画が立てられるよう恒久化は必要だが、畜産振興にしわ寄せが出てはならない」と指摘。振興事業に支障が出ないよう、国会で判断・検証するための資料の公開を求めました。

 農水省の渡辺洋一畜産局長は、「予算編成過程の調査内容の公表は難しいが、5年後をめどに繰り入れの事業内容の妥当性を検証し、その結果を明らかにする」と答えました。同改正案は全会一致で可決されました。

共産党の田村貴昭氏は、冒頭、旧統一教会問題について質疑をし、競馬法改正案の質疑を行った。
田村氏は馬産地を含む畜産振興の資金を恒久的に競馬場の施設更新などに使えるよう措置するものだとして、畜産予算の確保が検証できる資料の公開を求めた。

質疑を終局した。

採決を行ったとろ、全会一致で可決した。

立憲民主党の金子恵美氏が附帯決議の趣旨説明を行った。
附帯決議について採決を行ったところ、全会一致で可決した。
法案には附帯決議が付された。


11月4日、衆院本会議。
競馬法の一部を改正する法律案を議題とした。
笹川博義(農林水産委員長)の報告は全会一致で可決。
採決を行ったところ、全会一致で可決した。

競馬法改正案が衆院通過した。

競馬法の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g21009007.htm




参考

[競馬法の一部を改正する法律案] 10月27日、衆院農林水産委員会で競馬法改正案が審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493105196.html

[競馬法の一部を改正する法律案] 10月7日、地方競馬・馬産地への支援恒久化 競馬法改正案を閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/493100831.html
ラベル:競馬法改正案
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posted by hazuki at 20:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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