2022年06月27日

[NHK日曜討論] 6月26日、参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論

[NHK日曜討論] 6月26日、参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論

参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論 NHK日曜討論
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220626/k10013689021000.html


2022年6月26日のNHKニュースより転載

7月10日に投票が行われる参議院選挙に向けて、NHKの「日曜討論」では、与野党9党の幹部が、争点の1つとなっている憲法改正について意見を交わしました。

自民党の茂木幹事長は「自民党は4項目の条文イメージを示して、国民への説明も全国各地で行っている。時代の転換点にあって、緊急事態条項をはじめ、新しい時代にふさわしい憲法のあり方を、国民に選択肢として示すのは国の役割だ。この選挙後、できるだけ早いタイミングで憲法改正原案の国会での可決、発議を目指したい。主要政党間でスケジュール感を共有し、早期に憲法改正を実現したい」と述べました。

立憲民主党の西村幹事長は「国家権力をより縛り、国民主権の効力をもっと強化していくという方向であれば、憲法改正を議論するのはやぶさかではないが、自民党から提案されている改憲4項目はとても賛成はできない。憲法改正よりも、先にやらなければならないことがある。あまりにも大きな格差の是正をやらずに、改憲を参議院選挙で問うのは順番が違う」と述べました。

公明党の石井幹事長は「与野党の対決というより、なるべく多くの政党に賛成してもらうことが重要だ。自衛隊の明記については、大多数の国民がすでに合憲の存在と認めており、憲法に書かなければ活動ができないことはない。党内には文民統制を明記すべきという議論もあり、しっかり議論していきたい」と述べました。

日本維新の会の藤田幹事長は「安全保障の現実的な議論を行う時に、自衛隊をどう扱うかは、根本的なスタート地点の話だ。戦後、自衛隊の扱いはものすごくあいまいで、憲法を改正して自衛隊を明記したら、無制限に戦争できる国になるというのは極端な議論で、あり得ない。現実的な議論をすべきだ」と述べました。

国民民主党の榛葉幹事長は「憲法議論は、『与党対野党』や『保守対リベラル』という発想ではなく、国民と一緒にこの国の形を考えていくということが大事だ。緊急事態の対応など、与野党が一致できる問題からしっかりと議論していきたい」と述べました。

共産党の小池書記局長は「憲法9条を変えるかどうかは、この国の政治の根本にかかわる問題で、翼賛的な、一方向に国会が進んでいくのは非常に危険だ。9条を守ろうというのが国民の多数の意思であり、その実行に力を尽くしていきたい」と述べました。

れいわ新選組の高井幹事長は「憲法を守らない人たちが、憲法を変える議論をすること自体が問題だ。自民党の改憲4項目はいずれも法整備で十分可能であり、なかでも緊急事態条項は極めて危険だ」と述べました。

社民党の服部幹事長は「日本国憲法は、日本が侵略戦争をしないという国際公約だと思っているので、平和憲法を変えることには反対だ」と述べました。

NHK党の黒川幹事長は「憲法をよい方向に変えていくためにも、大事なことはサイレント・インベージョンに注目し、防御することだ」と述べました。


茂木敏充・NHK日曜討論6月26日.PNG
自民党の茂木敏充幹事長

小池晃・NHK日曜討論6月26日.PNG
共産党の小池晃書記局長

高井たかし・NHK日曜討論6月26日.PNG
れいわ新選組の高井たかし幹事長



7月10日に投票が行われる参議院選挙に向けて、NHKの「日曜討論」では、与野党9党の幹部が、争点の1つとなっている憲法改正について意見を交わした。

自民党の茂木幹事長は「自民党は4項目の条文イメージを示して、国民への説明も全国各地で行っている。時代の転換点にあって、緊急事態条項をはじめ、新しい時代にふさわしい憲法のあり方を、国民に選択肢として示すのは国の役割だ。この選挙後、できるだけ早いタイミングで憲法改正原案の国会での可決、発議を目指したい。主要政党間でスケジュール感を共有し、早期に憲法改正を実現したい」と述べた。

共産党の小池書記局長は「憲法9条を変えるかどうかは、この国の政治の根本にかかわる問題で、翼賛的な、一方向に国会が進んでいくのは非常に危険だ。9条を守ろうというのが国民の多数の意思であり、その実行に力を尽くしていきたい」と述べた。

れいわ新選組の高井幹事長は「憲法を守らない人たちが、憲法を変える議論をすること自体が問題だ。自民党の改憲4項目はいずれも法整備で十分可能であり、なかでも緊急事態条項は極めて危険だ」と述べた。

自民党の意見と比較して、共産党とれいわ新選組を取り上げてみました。
憲法改正に反対の人は共産党とれいわ新選組ぐらいしか投票先がない。
憲法改正の発議を阻止するしかない。




おまけ(参考にしてください。)

コロナワクチン・改憲.PNG

改憲・創憲・護憲.PNG



参考

自公で改選議席の過半数大幅に上回る勢い 参院選序盤情勢(TBSニュース2022年6月26日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489158207.html

[参院選2022] 自民党の改憲発議に対して改憲・創憲・護憲 論点と主張 各党
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489112399.html

[参院選2022] コロナ検査・ワクチン・行動制限 自民党発議における憲法改正の姿勢 各党
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489112181.html

[参院選2022] 参議院選挙公示 争点は物価高騰対策や外交・安全保障政策
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/489050121.html
ラベル:参議院選
【関連する記事】
posted by hazuki at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。