2022年05月25日

5月25日、改正消費者契約法及び改正消費者裁判手続特例法が成立 解約手続き時、事業者に情報提供の努力義務 れいわ新選組は反対

5月25日、改正消費者契約法及び改正消費者裁判手続特例法が成立 解約手続き時、事業者に情報提供の努力義務 れいわ新選組は反対

改正消費者契約法成立 解約手続き時、事業者に情報提供の努力義務
https://mainichi.jp/articles/20220525/k00/00m/040/268000c


2022年5月25日の毎日新聞より転載

 若者や高齢者らの契約トラブルを巡り、契約を取り消すことができる権利を拡大する改正消費者契約法が25日、参院本会議で可決、成立した。商品やサービスを一定期間、定額で利用できる「サブスクリプション(サブスク)」で解約トラブルが増加していることを受け、事業者に解約手続きに必要な情報提供の努力義務も課す。

 取り消し権の行使の新たな対象となるのは、勧誘することを告げずに退去困難な場所に同行し勧誘する▽親族らに相談したいと告げても、威圧的な言動で相談の連絡を妨害する▽貴金属類から高価な宝石だけ切断するなど契約前に目的物の現状を変更し、原状回復を著しく困難にする――という場合。2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられたことなどを踏まえた。一方、判断力の低下した消費者が、生活に著しい支障を及ぼすような契約をした場合にまで広げることは見送られた。

 サブスクを巡っては解約方法が分からないなど月に500件程度の相談が寄せられており、必要な情報を提供するよう事業者側に努力義務を課す。

 また、消費者に代わって被害回復を求める改正消費者裁判手続き特例法も成立。損害賠償だけでなく、慰謝料も請求できるなど、対象範囲の拡大などが規定された。【寺町六花】



参議院インターネット審議中継
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

2022年5月25日
本会議
約2時間44分

案件

国務大臣の演説に関する件
構造改革特別区域法の一部を改正する法律案(閣法第27号)
消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第41号)
地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第25号)
国立国会図書館法等の一部を改正する法律案(衆第38号)

発言者一覧

山東昭子(参議院議長)
鈴木俊一(財務大臣、内閣府特命担当大臣(金融)、デフレ脱却担当)
白眞勲(立憲民主・社民)
藤末健三(自由民主党・国民の声)
西田実仁(公明党)
浜口誠(国民民主党・新緑風会)
浅田均(日本維新の会)
田村智子(日本共産党)
古川俊治(地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員長)
舟山康江(消費者問題に関する特別委員長)
徳永エリ(環境委員長)
福岡資麿(議院運営委員長)


舟山康江(消費者問題に関する特別委員長)・消費者契約法改正案.PNG
消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案が委員会にて全会一致で可決したことを報告する舟山康江(消費者問題に関する特別委員長)

消費者契約法改正案・成立.PNG
消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案が成立



5月25日、参院本会議。
消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案(消費者契約法改正案と消費者裁判手続特例法改正案)を議題とした。
舟山康江(消費者問題に関する特別委員長)の報告は全会一致で可決。
採決を行ったところ、賛成多数で可決した。

改正消費者契約法と改正消費者裁判手続特例法が成立した。

れいわ新選組はどうして反対したのか。
理由を知りたい。
衆議院も参議院も委員会にて全会一致で可決している。
反対する理由なんてあるのか。




参考

5月20日、参院消費者問題に関する特別委員会にて消費者契約法改正案及び消費者裁判手続特例法が全会一致で可決
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/488336173.html

[消費者契約法改正案][消費者裁判手続特例法改正案] 5月11日、参院消費者問題に関する特別委員会で消費者契約法改正案及び消費者裁判手続特例法が審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487989648.html

[消費者契約法改正案][消費者裁判手続特例法改正案] 4月21日、消費者契約法改正案及び消費者裁判手続特例法が衆院通過 れいわ新選組は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486982861.html

[消費者契約法改正案][消費者裁判手続特例法改正案] 3月29日、衆院消費者問題特別委員会で消費者契約法改正案及び消費者裁判手続特例法が審議入り 立憲・共産党提出の「消費者の権利実現法案」も審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486274990.html

[消費者契約法改正案][消費者裁判手続特例法改正案] 3月25日、消費者契約法改正案及び消費者裁判手続特例法が衆院本会議で審議入り 立憲・共産党提出の「消費者の権利実現法案」も審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486180692.html

[消費者契約法改正案][消費者裁判手続特例法改正案] 3月1日、消費者契約法改正案及び消費者裁判手続特例法を閣議決定 18、19歳契約明確に説明を 成人引き下げで
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485861286.html

[消費者の権利実現法案] 2月15日、10代新成人の消費者保護対策を盛り込んだ法案提出 立民と共産
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485623221.html
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posted by hazuki at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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