2022年05月25日

[新しい資本主義実現会議] 5月20日、第7回新しい資本主義実現会議を開催 “クリーンエネルギー転換に「GX実行会議」設置へ”

[新しい資本主義実現会議] 5月20日、第7回新しい資本主義実現会議を開催 “クリーンエネルギー転換に「GX実行会議」設置へ”

新しい資本主義実現会議(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202205/20shihon.html


令和4年(2022年)5月20日の首相官邸HPより転載

 令和4年5月20日、岸田総理は、総理大臣官邸で第7回新しい資本主義実現会議を開催しました。

 会議では、人への投資(賃金、人材育成、兼業・副業、男女間格差等)並びに取引適正化及び競争当局の唱導(しょうどう)機能について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました

「本日は、人への投資と取引適正化について、議論を行っていただきました。
 DX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)といった大きな変革の中にあって人への投資は、新しい資本主義の最重要な核となります。経団連会長から、春闘の状況について伺いました。今年は、ここ数年低下してきている賃金引上げの水準を反転させ、新しい資本主義の時代にふさわしい、賃金引上げが実現することを期待すると申し上げました。その期待に応えていただいていると思います。物価が上昇する中で、引き続き、官民連携して賃金引上げの社会的雰囲気を醸成していきます。また、最低賃金について、官民協力して引上げの環境整備を図るとともに、その引上げ額については、公労使三者構成の最低賃金審議会において、しっかりと議論いただきたいと思います。
 中小企業の賃金引上げを図るに当たって、転嫁を円滑化する施策を推進するとともに、公正取引委員会について、取引慣行の改善や規制改革を提言する機能、すなわちアドボカシー、唱導機能の抜本的強化を図ります。
 時代や社会環境の変化に応じて、成長分野への円滑な労働移動を進め、さらに賃金を引き上げていくためにも、企業内に閉じずに国全体の規模で働き手のスキルアップや人材育成策の拡充を図っていきます。IT人材など重要分野に重点を置くとともに、転職やキャリアアップについて、一般の方が相談することのできる体制を整備いたします。
 労働者の男女間賃金格差を解消していくため、早急に、女性活躍推進法の制度改正を実施し、労働者300人を超える事業主に対し、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を開示することを義務化します。この夏には施行できるよう準備を進めます。
 産業界におかれては、多様な正社員の導入拡大、兼業の解禁に向けた努力をお願いいたします。
 新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画の6月上旬の取りまとめに向けて、山際大臣を中心に、関係大臣協力して、作業の加速をお願いいたします。」


岸田文雄・新しい資本主義実現会議5月20日.PNG
岸田文雄首相



令和4年5月20日、岸田総理は、総理大臣官邸で第7回新しい資本主義実現会議を開催した。
会議では、人への投資(賃金、人材育成、兼業・副業、男女間格差等)並びに取引適正化及び競争当局の唱導(しょうどう)機能について議論が行われた。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました

「本日は、人への投資と取引適正化について、議論を行っていただきました。
 DX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)といった大きな変革の中にあって人への投資は、新しい資本主義の最重要な核となります。経団連会長から、春闘の状況について伺いました。今年は、ここ数年低下してきている賃金引上げの水準を反転させ、新しい資本主義の時代にふさわしい、賃金引上げが実現することを期待すると申し上げました。その期待に応えていただいていると思います。物価が上昇する中で、引き続き、官民連携して賃金引上げの社会的雰囲気を醸成していきます。また、最低賃金について、官民協力して引上げの環境整備を図るとともに、その引上げ額については、公労使三者構成の最低賃金審議会において、しっかりと議論いただきたいと思います。
(省略)」

新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/index.html

新しい資本主義実現会議(第7回)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/gijisidai.html

議事

開会

議事
(1)人への投資
   (賃金、人材育成、兼業・副業、男女間格差 等)
          
(2)取引適正化、競争当局の唱導機能

閉会

資料

議事次第

資料1
基礎資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou1.pdf

資料2
論点案
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou2.pdf

資料3
十倉委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou3.pdf

経団連資料です。

資料4
末松教育再生担当大臣提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou4.pdf

資料5
翁委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou5.pdf

日本総合研究所の翁百合氏の資料です。

「人への投資について」

資料6
川邊委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou6.pdf

資料7
櫻田委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou7.pdf

経済同友会の資料です。

資料8
澤田委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou8.pdf

塩野義製薬の澤田拓子氏の資料です。

「人への投資」

資料9
冨山委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou9.pdf

資料10
松尾委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou10.pdf

東京大学の松尾豊教授の資料です。

資料11
三村委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou11.pdf

資料12
村上委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou12.pdf

資料13
柳川委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou13.pdf

東京大学の柳川範之教授の資料です。

資料14
芳野委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou14.pdf

連合の芳野友子会長の資料です。

「<人材育成と兼業・副業について>
社会環境が変化する中にあるからこそ、安定的に就労し続けられるためのスキル・知識を習得することが重要であり、雇用形態に関わらず、すべての労働者の能力開発強化が求められます。DX人材の育成は、企業で求められる人材像やスキルが異なるため、ニーズを適切に踏まえた専門ブログラムや中小企業等への支援策が必要です。さらに、求職者に対しては、希望に沿った安定的な就職に向けた、職業訓練と就労支援を一体的に強化することが必要です。今後のキャリア形成支援については、非正規で働く労働者や障がい者、育児・介護等の多様な事情を抱える求職者なども含めて、自身の希望を踏まえたスキル・キャリアの向上をはかるため、相談支援の強化も重要です。さらに、多様な人材の育成を支援するためには、さまざまなニーズに対応した多様なプログラムを揃えることが重要であり、そのためには、公的職業訓練をはじめ、リカレント教育の促進など、学び・学び直しの促進にあたっては、省庁横断的に連携して対応することが必要です。
(省略)」」

資料15
渋澤委員提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou15.pdf

資料16
後藤厚生労働大臣提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou16.pdf

資料17
萩生田経済産業大臣提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou17.pdf

資料18
古谷公正取引委員会委員長提出資料
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/shiryou18.pdf

参考資料1
全世代型社会保障構築会議 議論の中間整理
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/sankou1.pdf

参考資料2
全世代型社会保障構築会議 議論の中間整理(概要)
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai7/sankou2.pdf

岸田首相 “クリーンエネルギー転換に「GX実行会議」設置へ”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220519/k10013634211000.html

2022年5月19日のNHKニュースより。

「岸田総理大臣は、有識者懇談会の会合で「クリーンエネルギー中心の経済社会、産業構造に転換し、気候変動問題に対応していくことは、これまでの資本主義の負の側面を克服していく『新しい資本主義』の中核的課題だ。あわせてこうした取り組みは、投資拡大を通じた経済の成長を実現し、国民生活にひ益するものだ」と述べました。
そのうえで「ことし夏に、総理大臣官邸に新たに『GX実行会議』を設置し、さらに議論を深め、速やかに結論を得ていく考えだ。萩生田経済産業大臣を中心に関係大臣とも緊密に連携し、議論をまとめてもらいたい」と述べました。」

[新しい資本主義実現会議] 4月28日、第6回新しい資本主義実現会議を開催
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487482011.html

2022年4月28日、経済社会の多極化(デジタル田園都市国家構想、光ファイバー・5G等のネットワーク整備、Web3.0等の仮想空間上の多極化)、民間による公的役割(新たな法人形態又は既存の法人形態の改革、ベネフィットコーポレーション制度、社会的起業家、PPP/PFI等のコンセッション)を議題としていました。

新しい資本主義実現会議がデジタル田園都市国家構想と関連していること、PPP/PFI等のコンセッションが話し合われたことで、水道民営化も議論されていると考えて良いでしょう。




参考

[新しい資本主義実現会議] 4月28日、第6回新しい資本主義実現会議を開催
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/487482011.html
ラベル:岸田文雄
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posted by hazuki at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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