国民、維新との「相互推薦」破棄を正式決定 京都選挙区での維新推薦は継続
https://nordot.app/893812309968896000?c=39546741839462401
2022年5月2日の京都新聞より転載
国民民主党は2日、両院議員総会を開き、日本維新の会と夏の参院選京都選挙区と静岡選挙区(ともに改選数2)に関して結んだ「相互推薦」の合意文書を破棄することを正式に決定した。一方、京都選挙区では維新新人の楠井祐子氏(54)への推薦を継続すると確認した。
国民の榛葉賀津也幹事長は国会内で記者会見し、合意文書について党内手続きにミスがあったと認めた上で、「私たちは反自民、非共産の改革中道政党として政権交代を目指す。一部で維新とだけ目指すのかというような指摘があった」と述べた。
合意文書には相互推薦のほか、「身を切る改革」や政権交代の実現も盛り込まれ、国民党内で玉木雄一郎代表ら一部から異論が出た。榛葉氏と維新の藤田文武幹事長が再協議し、維新側は白紙撤回の方針を表明していた。
榛葉氏は京都選挙区の推薦継続について「党手続きの済んだ(楠井氏の)推薦には全く瑕疵(かし)はない」と語り、合意文書とは別に党として既に決めていることだと強調した。静岡選挙区については、維新側の対応を待つとした。
一連の問題で、国民は与党と距離を詰める玉木氏らと、維新に近い前原誠司代表代行(衆院京都2区)らの路線対立が顕在化し、合意文書は白紙に至った。前原氏は両院議員総会後、「これからがスタート」と語り、楠井氏の支援に注力する姿勢を示した。
国民の決定を受け、維新の藤田氏は「国民民主党内の手続き上の瑕疵(かし)によって合意文書が白紙になったことは遺憾」とのコメントを出した。京都選挙区に関しては「前原代表代行、榛葉幹事長としっかり話してから具体的なアクションを確定する」としている。
玉木雄一郎氏(左)
国民民主党は2日、両院議員総会を開き、日本維新の会と夏の参院選京都選挙区と静岡選挙区(ともに改選数2)に関して結んだ「相互推薦」の合意文書を破棄することを正式に決定した。
一方、京都選挙区では維新新人の楠井祐子氏(54)への推薦を継続すると確認した。
「京都選挙区では維新新人の楠井祐子氏(54)への推薦を継続すると確認した」とはどういうことよ。
すべての推薦をやめるのが筋でしょう。
国民民主党は日本維新の会に擦り寄り、「維新と政権交代を目指すのか」と思われていますよ。
緊急事態条項の創設に前向きな国民民主党は改憲勢力なので、支持しませんけどね。
ラベル:玉木雄一郎
【関連する記事】
- 岸本周平衆議院議員が国民民主党を離党(NHKニュース2022年7月29日)
- 国民民主党 「ファーストの会」と相互推薦で合意 夏の参院選(NHKニュース20..
- 2月11日、国民 玉木代表 参院選東京選挙区 都民ファーストと統一候補を
- [参院選] 国民 “都民ファーストの会と合流視野に連携協議”
- 維新と国民、改憲に向け連携 11月9日にも幹事長、国対委員長会談
- 玉木氏、都民ファと連携否定せず 「方針を見定めたい」(共同通信2021年10月..
- 国民、枝野氏への投票拒否 首相指名選挙巡り党首会談
- 国民 衆院選候補内定の女性 万引き疑いで内定取り消し除籍処分
- 山尾志桜里衆議院議員 政界引退の意向 衆院選出馬せず
- 国民 玉木代表 コロナ 特措法改正案めぐり修正求める考え示す
- 国民 新型コロナ 特措法に罰則規定など 法改正急ぐよう求める
- 合流新党 不参加議員の新党名は「国民民主党」 代表は玉木氏に
- 国民民主党、解党・立憲との合流を正式決定
- 前原元外相、国民民主党に残留を表明「共産党と選挙協力する立民には身を置けない」
- 国民民主党が分党を発表、玉木代表は立民に行かず
- 山尾志桜里氏の国民入党が波紋 地元反発、合流協議に影響も
- 山尾衆院議員、国民民主に入党届 立民を3月に離党
- 国民民主2議員、補正採決で「造反」
- 12月13日、習近平主席の国賓方針変わらず 答弁書を決定
- 森裕子参院議員、国会での質問内容が「事前漏えい」