2022年04月29日

[外来生物法改正案] 4月26日、外来種のカメやザリガニの販売など規制へ 法律改正案が衆院通過 全会一致で可決

[外来生物法改正案] 4月26日、外来種のカメやザリガニの販売など規制へ 法律改正案が衆院通過 全会一致で可決

衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53924&media_type=

2022年4月15日 (金)
環境委員会 (3時間09分)

案件:
環境の基本施策に関する件
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(208国会閣46)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 関芳弘(環境委員長)  9時 00分  02分
 井上貴博(自由民主党)  9時 02分  13分
 重徳和彦(立憲民主党・無所属)  9時 15分  31分
 松木けんこう(立憲民主党・無所属)  9時 46分  30分
 馬場雄基(立憲民主党・無所属)  10時 16分  28分
 漆間譲司(日本維新の会)  10時 44分  12分
 遠藤良太(日本維新の会)  10時 56分  13分
 奥下剛光(日本維新の会)  11時 09分  11分
 角田秀穂(公明党)  11時 20分  15分
 斎藤アレックス(国民民主党・無所属クラブ)  11時 35分  27分
 山口壯(環境大臣 内閣府特命担当大臣(原子力防災))  12時 02分  04分

答弁者等
大臣等(建制順):
 中川康洋(環境大臣政務官)



令和4年3月1日

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の閣議決定について
https://www.env.go.jp/press/110649.html

添付資料

別添1:【概要】特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案 [PDF 202 KB]
https://www.env.go.jp/press/files/jp/117569.pdf


特定外来生物による生態系等法律案・概要.PNG
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の概要

山口壯・特定外来生物・趣旨説明・衆院環境委員会.PNG
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨説明を行う山口壯環境大臣


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53946&media_type=

2022年4月22日 (金)
環境委員会 (2時間42分)

案件:
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(208国会閣46)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 関芳弘(環境委員長)  9時 00分  01分
 辻清人(自由民主党)  9時 01分  15分
 篠原孝(立憲民主党・無所属)  9時 16分  46分
 近藤昭一(立憲民主党・無所属)  10時 02分  32分
 遠藤良太(日本維新の会)  10時 34分  17分
 奥下剛光(日本維新の会)  10時 51分  18分
 角田秀穂(公明党)  11時 09分  15分
 斎藤アレックス(国民民主党・無所属クラブ)  11時 24分  11分
 源馬謙太郎(立憲民主党・無所属)  11時 35分  04分

答弁者等
大臣等(建制順):
 山口壯(環境大臣 内閣府特命担当大臣(原子力防災))
 大岡敏孝(環境副大臣)
 中川康洋(環境大臣政務官)


篠原孝・特定外来生物・質疑.PNG
立憲民主党の篠原孝氏

特定外来生物による生態系等法律案・衆院環境委員会・可決.PNG
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案が衆院環境委員会にて全会一致で可決


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53955&media_type=

2022年4月26日 (火)
本会議 (2時間27分)

案件:
永年在職議員の表彰の件
日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案(208国会衆33)
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(208国会閣46)
航空法等の一部を改正する法律案(208国会閣44)
安定的なエネルギー需給構造の確立を図るためのエネルギーの使用の合理化等に関する法律等の一部を改正する法律案(208国会閣43)
福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案(208国会閣23)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(衆議院議長)  13時 02分  03分
 金田勝年(自由民主党)  13時 05分  08分
 小里泰弘(災害対策特別委員長)  13時 13分  03分
 関芳弘(環境委員長)  13時 16分  03分
 中根一幸(国土交通委員長)  13時 19分  02分
 古屋範子(経済産業委員長)  13時 21分  05分
 西銘恒三郎(復興大臣 福島原発事故再生総括担当 内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策))  13時 26分  03分
 菅家一郎(自由民主党)  13時 29分  14分
 金子恵美(立憲民主党・無所属)  13時 43分  28分
 早坂敦(日本維新の会)  14時 11分  23分
 海江田万里(衆議院副議長)  14時 34分  01分
 庄子賢一(公明党)  14時 35分  22分
 長友慎治(国民民主党・無所属クラブ)  14時 57分  10分
 高橋千鶴子(日本共産党)  15時 07分  19分

答弁者等
大臣等(建制順):
 金子原二郎(農林水産大臣)
 萩生田光一(経済産業大臣 産業競争力担当 ロシア経済分野協力担当 原子力経済被害担当 内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構))
 山口壯(環境大臣 内閣府特命担当大臣(原子力防災))
 二之湯智(国家公安委員会委員長 国土強靱化担当 領土問題担当 国家公務員制度担当 内閣府特命担当大臣(防災 海洋政策))


関芳弘(環境委員長)・特定外来生物.PNG
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案が委員会にて全会一致で可決したことを報告する関芳弘(環境委員長)

特定外来生物による生態系等法律案・衆院通過.PNG
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案が全会一致で可決したことを伝える細田博之(衆議院議長)



4月15日、衆院環境委員会。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(外来生物法改正案)を議題とした。
山口壯環境大臣より趣旨説明を聴取した。


第208回国会4月22日環境委員会ニュース (PDF 314KB)
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/News/Honbun/kankyou20820220422008.pdf/$File/kankyou20820220422008.pdf

4月22日、衆院環境委員会。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(外来生物法改正案)を議題とした。

自民党の辻清人氏、立憲民主党の篠原孝氏、立憲民主党の近藤昭一氏、日本維新の会の遠藤良太氏、日本維新の会の奥下剛光氏、公明党の角田秀穂氏、国民民主党の斎藤アレックス氏が、山口壯環境大臣、大岡敏孝(環境副大臣)、中川康洋(環境大臣政務官)及び政府参考人に対し、それぞれ質疑を行った。

立憲民主党の篠原孝氏

(1) 外来種関係
ア 規制対象となる生物の導入時期の基準及びその時期とした理由
イ 外来生物法上のセイタカアワダチソウの取扱い及び分布状況
ウ アレチウリによる全国の被害状況
(2) アメリカザリガニ及びアカミミガメ対策関係
ア 着用義務のないマスクをコロナ対策として着用する真面目な国民性に鑑み、アメリカザリガニ等に対しても放出を防ぐための例外規定を設けずより厳しい規制を行う必要性に対する山口環境大臣の見解
イ 細かなごみの分別収集ルールにも誠実に取り組む国民性を踏まえ、アメリカザリガニ等に対しよ
り厳しい規制を行う必要性に対する中川環境大臣政務官の所見
ウ 繁殖禁止等のより厳しい規制を行う必要性に対する大岡環境副大臣の見解
エ 殺処分における安楽死の観点からの工夫の必要性及び広報活動の改善の必要性についての大岡環境副大臣の見解
オ 子どもに対する罰則の適用
カ 小中学校においてアメリカザリガニ等の規制に関する教育を文部科学省と提携して行う必要性

(1)イ 外来生物法上のセイタカアワダチソウの取扱い及び分布状況

立憲民主党の篠原孝氏

セイタカアワダチソウがどうなっているのか。
何をもって、どんな基準で外来生物なのか、特定外来生物なのか。

中川康洋(環境大臣政務官)

外来生物法の規制対象となる特定外来生物は特定外来生物基本方針に於きまして、外来生物のうち、原則として、概ね、明治元年以降に我が国に導入されたと考えるのが妥当な生物から選定されることとしています。
これは篠原議員が仰っていた通りでございます。
このような基準を定めたのは、どういった基準かというと、我が国に於いて生物の種の道程の前提となる生物分類学、これが発展した時期、さらには、海外との物流が増加したのが明治以降であるというところから、こういった考え方になっております。
また、諸外国に於ける類似制度はどうかというご質問を頂きました。
規制対象となる生物の導入時期を設定しているものとしては、篠原議員がご発言頂いた通り、ニュージーランドの有害物質及び新生物法がございます。
1998年以前には同国に存在していなかった種に属する生物を新生物として規制しているところであります。

立憲民主党の篠原孝氏

セイタカアワダチソウはどのように扱われ、どうなっているのか。

中川康洋(環境大臣政務官)

セイタカアワダチソウにつきましては、環境省が作成しております、生態系被害防止外来種リストに於きまして、対策の必要性が高い重点対策外来種として位置付けておりますが、法に基づく特定外来生物には指定されておりません。
これは平成17年の専門家会議に於きまして、セイタカアワダチソウを特定外来生物に指定することの要否が検討されていますが、当時、人為的な運搬放出等の規制による拡散防止効果がないのではないかなどの理由から、特定外来生物の指定が見送られたところでございます。
このセイタカアワダチソウでございますが、現在も全国に分布していることから、重点対策外来種として、各自治体、NPOとか市民団体による防除が行われているところでございます。
以上でございます。

質疑を終局した。

採決を行ったところ、全会一致で可決した。

立憲民主党の源馬謙太郎氏が附帯決議の趣旨説明を行った。
附帯決議について採決を行ったところ、全会一致で可決した。
法案には附帯決議が付された。


4月26日、衆院本会議。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律案(外来生物法改正案)を議題とした。
関芳弘(環境委員長)の報告は全会一致で可決。
採決を行ったところ、全会一致で可決した。

外来生物法改正案が衆院通過した。
ヒアリ対策の強化をする。




参考

[外来生物法改正案] 3月1日、外来種のカメやザリガニの販売など規制へ 法律改正案を閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485865918.html
【関連する記事】
posted by hazuki at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。