2022年04月20日

[医薬品医療機器等法改正案] [立憲民主党対案] 4月19日、薬機法改正案が衆院通過 全会一致で可決 立憲民主党対案は否決 ワクチン有効性「推定」で緊急承認

[医薬品医療機器等法改正案] [立憲民主党対案] 4月19日、薬機法改正案が衆院通過 全会一致で可決 立憲民主党対案は否決 ワクチン有効性「推定」で緊急承認

薬機法が衆院通過
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA192E30Z10C22A4000000/


2022年4月19日の日経新聞より転載

衆院は19日の本会議で、医薬品医療機器法(薬機法)改正案を全会一致で可決した。感染症の流行時などにワクチンや治療薬を緊急承認する制度の創設を盛り込んだ。


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53932&media_type=

2022年4月19日 (火)
本会議 (3時間14分)

案件:
議員山本太郎君辞職の件
道路交通法の一部を改正する法律案(208国会閣52)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案(208国会衆5)
新型コロナウイルス感染症に係る健康管理等の実施体制の確保に関する法律案(208国会衆20)
新型インフルエンザ等治療用特定医薬品の指定及び使用に関する特別措置法案(208国会衆21)
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案(208国会閣42)
こども家庭庁設置法案(208国会閣38)
こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案(208国会閣39)
こども基本法案(208国会衆25)
子どもの最善の利益が図られるための子ども施策の総合的かつ計画的な推進に関する法律案(208国会衆8)
子ども育成基本法案(208国会衆27)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(衆議院議長)  13時 02分  02分
 上野賢一郎(内閣委員長)  13時 04分  03分
 橋本岳(厚生労働委員長)  13時 07分  04分
 谷田川元(立憲民主党・無所属)  13時 11分  14分
 野田聖子(内閣府特命担当大臣(地方創生 少子化対策 男女共同参画) 女性活躍担当 こども政策担当 孤独・孤立対策担当)  13時 25分  05分
 木原稔(自由民主党)  13時 30分  05分
 城井崇(立憲民主党・無所属)  13時 35分  06分
 三木圭恵(日本維新の会)  13時 41分  03分
 伊東良孝(自由民主党)  13時 44分  20分
 森山浩行(立憲民主党・無所属)  14時 04分  37分
 堀場幸子(日本維新の会)  14時 41分  35分
 海江田万里(衆議院副議長)  15時 16分  01分
 中野洋昌(公明党)  15時 17分  18分
 浅野哲(国民民主党・無所属クラブ)  15時 35分  18分
 塩川鉄也(日本共産党)  15時 53分  20分

答弁者等
議員(発言順):
 岡本あき子(立憲民主党・無所属)
大臣等(建制順):
 岸田文雄(内閣総理大臣)
 末松信介(文部科学大臣 教育再生担当 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当)
 後藤茂之(厚生労働大臣)


橋本岳(厚生労働委員長)・薬機法改正案.PNG
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案、新型コロナウイルス感染症に係る健康管理等の実施体制の確保に関する法律案、新型インフルエンザ等治療用特定医薬品の指定及び使用に関する特別措置法案の立憲民主党対案3案が否決、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案が全会一致で可決したことを報告する橋本岳(厚生労働委員長)

谷田川元・薬機法改正案・賛成討論.PNG
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案、新型コロナウイルス感染症に係る健康管理等の実施体制の確保に関する法律案、新型インフルエンザ等治療用特定医薬品の指定及び使用に関する特別措置法案の立憲民主党対案3案に賛成、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案に賛成の討論を行う立憲民主党の谷田川元氏

薬機法改正案・衆院通過.PNG
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案が衆院通過したことを伝える細田博之(衆議院議長)



4月19日、衆院本会議。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案(オミクロン・感染症対策支援法案)、新型コロナウイルス感染症に係る健康管理等の実施体制の確保に関する法律案(コロナかかりつけ医法案)、新型インフルエンザ等治療用特定医薬品の指定及び使用に関する特別措置法案(『日本版EUA』特定医薬品特別措置法案)、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案(薬機法改正案)を議題とした。

橋本岳(厚生労働委員長)の報告は立憲民主党対案は否決、原案は可決。

討論を行った。

立憲民主党の谷田川元氏が感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案(オミクロン・感染症対策支援法案)、新型コロナウイルス感染症に係る健康管理等の実施体制の確保に関する法律案(コロナかかりつけ医法案)、新型インフルエンザ等治療用特定医薬品の指定及び使用に関する特別措置法案(『日本版EUA』特定医薬品特別措置法案)の立憲民主党対案3案に賛成、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案(薬機法改正案)に賛成の討論を行った。

採決を行った。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案(オミクロン・感染症対策支援法案)の採決を行ったところ、賛成少数で否決した。

新型コロナウイルス感染症に係る健康管理等の実施体制の確保に関する法律案(コロナかかりつけ医法案)、新型インフルエンザ等治療用特定医薬品の指定及び使用に関する特別措置法案(『日本版EUA』特定医薬品特別措置法案)の採決を行ったところ、賛成少数で否決した。

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案(薬機法改正案)の原案を採決を行ったところ、全会一致で可決した。

薬機法改正案が衆院通過した。

【衆院本会議】谷田川議員、党対案「オミクロン・感染症対策支援法案など3法案」に賛成討論
https://cdp-japan.jp/news/20220419_3511

2022年4月19日の立憲民主党HPより。

「衆院本会議で4月19日、政府提出「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律案」(薬機法等改正案)と立憲民主党が「対案」として提出した「3法案…(1)オミクロン・感染症対策支援法案、(2)『コロナかかりつけ医』法案、(3)『日本版EUZ』特定医薬品特別措置法案」の討論・採決が行われ、谷田川元衆院議員が賛成討論を行いました。」

委員会採決の時も書いたが、ワクチンや医薬品のみなし承認はあり得ない。
全会一致で可決とは、国会議員は何を考えているのか?

[医薬品の緊急承認制度]
ワクチンや治療薬の安全・有効性を「推測」だけで承認出来るトンデモ制度

[電子処方箋の仕組みの創設]
医師が処方箋をオンラインで発行、オンライン診療と併せて個人医療情報のデジタル一括管理

碌に治験もせずにワクチンや新薬を承認、使用可能にするものであり、薬害が起きるのを前提とした恐ろしい制度です。
絶対にこの法案を成立させてはならない。
海外から圧力が掛かったか。
ワクチンや新薬のみなし承認はあり得ない。
恐ろしい法案を進めている日本政府である。

医薬品の緊急承認制度導入へ 有効性「推定」で使用許可―手続き、欧米並みに・厚労省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021120301187&g=soc

2021年12月3日の時事通信の報道です。

「厚生労働省は3日の専門部会で、感染症など緊急時を想定した医薬品の新たな承認制度の骨子を示した。治療薬やワクチンなどの承認要件を緩和し、有効性を「推定」できると判断した段階で条件付きで使用を認める。欧米並みのスピードでの承認を目指すが、制度の詳しい中身は年末までに取りまとめ、早ければ来年の通常国会に関連法案を提出する。」

有効性が「推定」できると判断されれば治験前でも使用許可。
つまり憶測だけで安全性や有効性を判断、しかも治験なしでワクチン接種や治療薬投与を行えるってことです。
国民を馬鹿にするのもいい加減にしろ。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律及び新型インフルエンザ等対策特別措置法の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20805005.htm

新型コロナウイルス感染症に係る健康管理等の実施体制の確保に関する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20805020.htm

新型インフルエンザ等治療用特定医薬品の指定及び使用に関する特別措置法案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g20805021.htm




参考

[医薬品医療機器等法改正案] [立憲民主党対案] 4月15日、衆院厚生労働委員会で薬機法改正案が全会一致で可決 立憲民主党対案は否決 ワクチン有効性「推定」で緊急承認
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486677058.html

[医薬品医療機器等法改正案] [立憲民主党対案] 4月1日、衆院厚生労働委員会で薬機法改正案が審議入り ワクチン有効性「推定」で緊急承認
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486273354.html

[医薬品医療機器等法改正案] [立憲民主党対案] 3月31日、薬機法改正案が衆院本会議で審議入り ワクチン有効性「推定」で緊急承認
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/486269785.html

[医薬品医療機器等法改正案] 3月1日、ワクチンや治療薬の「緊急承認」制度を閣議決定 新たに設定へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485845559.html




関連

[オミクロン・感染症対策支援法案] 2月7日、立民 医療提供体制見直しに向け法案提出 司令塔機能強化を
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/485545113.html
【関連する記事】
posted by hazuki at 21:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック