2021年12月11日

[衆院憲法審査会] 12月9日、先の選挙後初開催 幹事の補欠選任 与党 来週も開催を提案

[衆院憲法審査会] 12月9日、先の選挙後初開催 幹事の補欠選任 与党 来週も開催を提案

衆議院憲法審査会 先の選挙後初開催 与党 来週も開催を提案
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211209/k10013381401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_038


2021年12月9日のNHKニュースより転載

先の衆議院選挙後初めてとなる衆議院憲法審査会が開かれ、与野党の幹事が選任されました。与党側は、来週も審査会を開いて自由討議を行うことを野党側に提案し、引き続き協議することになりました。

衆議院憲法審査会が9日午前に開かれ、与野党の幹事が選任されました。

これに先立って開かれた与野党の協議で、与党側は来週の16日の定例日に再び審査会を開いて自由討議を行うことを提案したのに対し、野党側は持ち帰って検討する考えを示し、引き続き与野党の筆頭幹事で協議することになりました。

与党側懇談会 維新 馬場共同代表と国民 玉木代表が参加

一方、9日朝、国会内で開かれた与党側の懇談会には、日本維新の会の馬場共同代表に加えて、今回から新たに国民民主党の玉木代表も参加しました。

日本維新の会と国民民主党は、憲法改正に向けた議論を加速させるため、衆参両院で憲法審査会を毎週開催するべきだと主張していて、与党側の懇談会に野党2党が参加することで、審査会の運営をめぐる与野党協議に影響が及ぶことも予想されます。

与党側筆頭幹事 自民 新藤元総務相「与野党の枠超え円満運営」

衆議院憲法審査会の与党側の筆頭幹事を務める自民党の新藤 元総務大臣は記者団に対し「憲法改正の発議に向けた議論と、CM規制をはじめとする国民投票法のさらなる議論の2つを、しっかり進めていきたい。与野党の枠を超えて審査会が円満に運営できるよう心がけたい」と述べました。

また、9日朝の与党側の懇談会に国民民主党が参加したことについて「喜ばしく大歓迎している。ただ、志を同じくする人と、考えの違う人の双方が歩み寄って議論することが重要なので、これまでの運営を大事にしながら、より積極的な開催を求めていきたい」と述べました。

野党側筆頭幹事 立民 奥野氏「国民投票法見直し議論が優先」

衆議院憲法審査会の野党側の筆頭幹事を務める、立憲民主党の奥野総一郎氏は記者団に対し「可能なかぎり定例日に開催し、議論は積み重ねていきたいが、宿題となっている国民投票法の見直しの議論が優先だ。見直しが終わらないと、憲法改正の発議も国民投票もできない」と述べました。

そのうえで「国民投票法の見直しの議論の間にも、憲法に関する一定程度の議論をやることは問題ないが、自民党の4項目の改正案で進めるのは憲法審査会の趣旨に反する。審査会の場で、各党各会派が、憲法のどこが改正が必要なのかという議論を積み重ねる必要がある」と述べました。

一方、与党側の懇談会に国民民主党が参加したことについて「残念ではあるが、国民民主党とは今後もいろんなルートで話をしたい。与党側にこちらの意向を伝えて円滑に物事が進むようにする役割も果たしてほしい」と述べました。

国民 玉木代表「憲法議論に幅広さと深みを持たせたい」

国民民主党の玉木代表は記者会見で、与党側の懇談会に参加したことについて「われわれは与党ではないが、憲法の議論については積極的にやっていこうという立場なので『とにかく審査会を開くな、議論をするな』という勢力とは一線を画していきたい。単なる護憲、改憲という議論からもう卒業すべきと言ってきたので、懇談会に参加することで、憲法議論にもっと幅広さと深みを持たせたい」と述べました。

共産 志位委員長「国民民主党が参加は大変危険な道」

憲法審査会の与党側の幹事予定者が集まる懇談会に、国民民主党が出席したことについて共産党の志位委員長は記者会見で、「大変危険な道にのめり込みつつあると考える。憲法審査会は、一般的に憲法を議論する場ではなく、憲法改定案の発議をする場だ。自民党の方針である9条改定や、緊急事態条項に道をひらくことになるので、憲法審査会は動かすべきではない」と述べました。



衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=53156&media_type=

2021年12月9日 (木)
憲法審査会 (04分)

案件:
幹事の補欠選任

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 森英介(憲法審査会会長)  10時 00分  01分


森英介(憲法審査会会長)・12月9日.PNG



12月9日、衆院憲法審査会。
幹事の補欠選任を行った。
散会した。
与党側は、来週も審査会を開いて自由討議を行うことを野党側に提案し、引き続き協議することになった。
与党側懇談会に日本維新の会と国民民主党が参加。
大変危険な道にのめり込みつつある。
憲法審査会は、一般的に憲法を議論する場ではなく、憲法改定案の発議をする場。
自民党の方針である9条改正や、緊急事態条項に道を開くことになるので、憲法審査会は動かすべきではない。
憲法審査会を開くな。




参考

[憲法審査会] 10月4日、参院憲法審査会を開催 憲法審査会会長の補欠選任で自民党の中川雅治氏が憲法審査会会長に就く
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483746444.html?

[憲法審査会] 10月4日10:35〜参院憲法審査会 林芳正(前憲法審査会会長)の議員辞職に伴う開催と思われる
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483711647.html




関連

[国民投票法改正案] 6月11日、改正国民投票法が成立 憲法改正投票の際の投票所設置拡大など柱 共産党とれいわ新選組は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481947739.html
【関連する記事】
posted by hazuki at 14:28| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。