新疆ウイグル自治区の綿製品 アパレル大手が使用中止 決定
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211122/k10013357331000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001
2021年11月22日のNHKニュースより転載
中国の新疆ウイグル自治区の綿製品が強制労働で生産された疑いがあるとの批判が国際的に高まる中、アパレル大手の三陽商会とTSIホールディングスが現地で生産された綿製品の使用中止を決めたことが分かりました。
世界有数の綿の産地である新疆ウイグル自治区をめぐってはウイグル族の人たちの強制労働によって綿製品が生産されているとの疑いが指摘され、国際的な批判が高まっています。
こうした中でアパレル大手の三陽商会は、来年の春と夏向けの衣料品から現地で生産された綿製品の使用を中止することを決めました。
これまで一部の商品で使用を続けていましたが会社では「人権問題の疑いがある以上、使用を続けることはできないと判断した」としています。
また、「ナノ・ユニバース」などのブランドを展開するTSIホールディングスも、ことしの秋と冬向けの衣料品から使用を中止し、人権問題の疑いが解消されるまで使用中止を続ける方針です。
日本企業の間では、このほかにもスポーツ用品大手のミズノや大手アパレルのワールドが、新疆ウイグル自治区の綿製品だと確認が取れれば使用を中止するとしているほか、ユニクロを展開するファーストリテイリングが綿花の農家などを自社で確認する専門のチームを立ち上げるなど、人権問題をめぐる世論に対応する動きが広がっています。
中国の新疆ウイグル自治区の綿製品が強制労働で生産された疑いがあるとの批判が国際的に高まる中、アパレル大手の三陽商会とTSIホールディングスが現地で生産された綿製品の使用中止を決めたことが分かった。
ミズノ、ワールド、ファーストリテイリング(ユニクロ)もウイグルの強制労働で生産された綿花を使うのを中止して欲しい。
私達はウイグルの強制労働で生産された品物を使っているかも知れません。
中国製パネルに強制労働の疑い 新疆ウイグル問題が太陽光発電に落とす影(日経ESG, 2021年7月5日)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/483252913.html
太陽光発電のポリシリコン、世界生産の半分は新疆ウイグル地区
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/482514356.html
太陽光パネルに使われる部材の主要生産地が新疆ウイグル自治区。
新疆ウイグル自治区では、太陽光エネルギーを電気に変えるために不可欠なポリシリコンの世界の供給量の半分が生産されている。
ラベル:三陽商会 TSIホールディングス
【関連する記事】
- カルディコーヒーファーム運営会社 下請け法違反で公取委勧告(NHKニュース202..
- [昆虫食] 食用コオロギの粉末を学校給食に 全国初、まず徳島で
- 生徒の演奏、著作権料不要 音楽教室、教師は徴収対象(共同通信2022年10月2..
- Googleとして日本初となるデータセンターを千葉・印西市に来年開設へ スンダー..
- ファミマが決断フォーク廃止“脱プラ”目指す(テレビ朝日ニュース2022年9月21..
- 欧州風力発電、長崎に工場検討 洋上向け、政府支援
- トヨタ、メダルかんだ河村市長批判 「あるまじき行為」
- [人工芝運動] Change.orgはeBay創設者のピエール・オミダイアが出資..
- 音楽教室生徒の演奏「徴収不可」 JASRACが一部敗訴
- パソナ、本社機能を淡路島に移転 9月から段階的に
- 就職氷河期世代、パソナが雇用 正社員300人
- [JASRAC裁判] 音楽教室“著作権料”裁判、“潜入調査員”が証言
- JASRACが飲食店提訴 楽曲使用差し止め求める 大阪など3地裁
- 小池百合子都知事の元特別秘書の野田数氏 都の関連団体「東京水道サービス」社長に ..
- ヤマザキ、菓子14万個回収 金属片混入の恐れ
- IoT製品安全度、星印で格付け サイバー攻撃対策、4月開始へ
- [日清シスコ] 残留農薬でグラノーラ31万パック回収
- ICAN事務局長 各党と討論 核兵器禁止条約に日本も参加を
- ドン・キホーテ、2万円以下のノートパソコン「MUGA ストイックPC」発売
- 東レ子会社データ改ざん 1年以上公表せず