2021年05月06日

[国民投票法改正案] 5月6日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が可決 修正議決 日本維新の会は修正案に反対 共産党は原案及び修正案に反対

[国民投票法改正案] 5月6日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が可決 修正議決 日本維新の会は修正案に反対 共産党は原案及び修正案に反対

国民投票法改正案 衆院憲法審査会で可決 今国会で成立へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210506/k10013014891000.html


2021年5月6日のNHKニュースより転載

憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案は、衆議院憲法審査会で、立憲民主党が求めていた国民投票の広告規制などについて修正を行ったうえで、自民・公明両党や立憲民主党などの賛成多数で可決されました。

国民投票法の改正案をめぐっては、立憲民主党が、国民投票の広告規制などについて「施行後3年をめどに法制上の措置を講じる」ことが改正案の付則に盛り込まれれば採決に応じる方針を示したことを受けて、自民党の二階幹事長と立憲民主党の福山幹事長が、6日午前、国会内で会談しました。

そして、立憲民主党の提案に沿った修正を行ったうえで、今の国会の会期内に成立させることで合意しました。

このあと衆議院憲法審査会で改正案と修正部分の採決がそれぞれ行われ、自民・公明両党と立憲民主党、国民民主党の賛成多数で可決されました。

日本維新の会は、改正の原案に賛成したものの、修正部分には反対しました。

共産党は、いずれも反対しました。

改正案は、近く開かれる衆議院本会議で可決され、参議院に送られる運びで、平成30年に提出されて以来、およそ3年を経て成立する見込みとなりました。

秋までに行われる衆議院選挙では憲法改正も争点の1つとなる見通しで、各党が示す改正の是非や内容が問われることになります。


(転載、ここまで)


衆議院インターネット審議中継
https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=52094&media_type=

2021年5月6日 (木)
憲法審査会 (2時間04分)

案件:
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(196国会衆42)
日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する件(日本国憲法及び憲法改正国民投票法を巡る諸問題)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 細田博之(憲法審査会会長)  11時 14分  01分
 新藤義孝(自由民主党・無所属の会)  11時 15分  05分
 今井雅人(立憲民主党・無所属)  11時 20分  06分
 大口善徳(公明党)  11時 26分  07分
 本村伸子(日本共産党)  11時 33分  09分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  11時 42分  05分
 山尾志桜里(国民民主党・無所属クラブ)  11時 47分  10分
 奥野総一郎(立憲民主党・無所属)  11時 57分  03分
 赤嶺政賢(日本共産党)  12時 00分  03分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  12時 03分  02分
 山尾志桜里(国民民主党・無所属クラブ)  12時 05分  05分
 細田博之(憲法審査会会長)  12時 10分  02分
 新藤義孝(自由民主党・無所属の会)  12時 12分  06分
 奥野総一郎(立憲民主党・無所属)  12時 18分  08分
 國重徹(公明党)  12時 26分  04分
 新藤義孝(自由民主党・無所属の会)  12時 30分  03分
 山花郁夫(立憲民主党・無所属)  12時 33分  04分
 赤嶺政賢(日本共産党)  12時 37分  03分
 國重徹(公明党)  12時 40分  01分
 赤嶺政賢(日本共産党)  12時 41分  01分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  12時 42分  01分
 山花郁夫(立憲民主党・無所属)  12時 43分  01分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  12時 44分  01分
 新藤義孝(自由民主党・無所属の会)  12時 45分  01分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  12時 45分  01分
 新藤義孝(自由民主党・無所属の会)  12時 46分  01分
 足立康史(日本維新の会・無所属の会)  12時 46分  01分
 赤嶺政賢(日本共産党)  12時 47分  02分
 赤嶺政賢(日本共産党)  12時 49分  05分
 山尾志桜里(国民民主党・無所属クラブ)  12時 54分  01分
 山花郁夫(立憲民主党・無所属)  12時 55分  01分
 山尾志桜里(国民民主党・無所属クラブ)  12時 55分  07分

答弁者等
議員(発言順):
 船田元(自由民主党・無所属の会)
 中谷元(自由民主党・無所属の会)
 北側一雄(公明党)
 逢沢一郎(自由民主党・無所属の会)
 井上一徳(国民民主党・無所属クラブ)
 馬場伸幸(日本維新の会・無所属の会)


細田博之(憲法審査会会長)・国民投票法改正案・審議・5月6日.PNG
細田博之(憲法審査会会長)

奥野総一郎・国民投票法改正案の修正案・趣旨説明.PNG
国民投票法改正案の修正案の趣旨説明をする立憲民主党の奥野総一郎氏

赤嶺政賢(日本共産党)・国民投票法改正案・反対討論.PNG
国民投票法改正案の原案及び修正案に反対の討論をする共産党の赤嶺政賢氏

足立康史・国民投票法改正案・原案に賛成・修正案に反対.PNG
国民投票法改正案の原案に賛成、修正案に反対の討論をする日本維新の会の足立康史氏

山尾志桜里・国民投票法改正案・原案に賛成・修正案に賛成.PNG
国民投票法改正案の原案に賛成、修正案に賛成の討論をする国民民主党の山尾志桜里氏

国民投票法改正案の修正案・可決・衆院憲法審査会.PNG
国民投票法改正案の修正案が賛成多数で可決

国民投票法改正案の原案・可決・衆院憲法審査会.PNG
国民投票法改正案の原案が賛成多数で可決(修正議決)



5月6日、衆院憲法審査会。
日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案(国民投票法改正案)を議題とした。

自民党の新藤義孝氏、立憲民主党の今井雅人氏、公明党の大口善徳氏、共産党の本村伸子氏、日本維新の会の足立康史氏、国民民主党の山尾志桜里氏が、提出者、自民党の船田元氏、自民党の中谷元氏、公明党の北側一雄氏、自民党の逢沢一郎氏、国民民主党の井上一徳氏、日本維新の会の馬場伸幸氏に対して、それぞれ質疑を行った。

質疑を終局した。

立憲民主党が国民投票法改正案の修正案を提出した。
立憲民主党の奥野総一郎氏が国民投票法改正案の修正案の趣旨説明を行った。

国民投票法改正案の原案及び修正案について討論を行った。

共産党の赤嶺政賢氏が原案及び修正案の反対討論を行った。

日本維新の会の足立康史氏が原案に賛成、修正案に反対の討論を行った。

国民民主党の山尾志桜里氏が原案に賛成、修正案に賛成の討論を行った。

討論を終局して、採決を行った。

先ず、国民投票法改正案の修正案について採決を行ったところ、賛成多数で可決した。

次に、国民投票法改正案の原案について採決を行ったところ、賛成多数で可決した。
修正議決すべきと決した。

憲法改正に反対なのは共産党だけ。
国民投票法改正案の成立で改憲の発議になる。

国民投票法、今国会成立へ 衆院憲法審で修正可決
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021050600188&g=pol

2021年5月6日の時事通信の報道です。
「審査会に先立ち、自民、立憲両党の幹事長、国対委員長が国会内で会談し、改正案の修正、今国会成立を盛り込んだ文書に署名した。」
修正議決することは衆院憲法審査会が始まる前に決まっていました。

[衆院憲法審査会] 11月7日、2年ぶりの自由討議 欧州4カ国視察報告 緊急事態条項についても議論
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/471394874.html

2019年11月7日の衆院憲法審査会では欧州視察の報告があった。
ドイツではナチスが国民投票法を利用して、政権を掌握したことを受けて、国民投票法は実施しない。
ドイツのように国民投票法に慎重になるべき。

議案名「日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案」の審議経過情報
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DD1052.htm

逢沢一郎君外五名提出の法案が自民党提出の国民投票法改正案である。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g19605042.htm

法律案です。

日本国憲法の改正手続に関する法律の一部を改正する法律案要綱
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g19605042.htm

法律案の要綱です。




参考

[国民投票法改正案] 5月6日10時〜衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒同日、採決の恐れ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481350345.html

[国民投票法改正案] 4月30日、国民投票法修正、結論出ず 自公協議、5月6日採決は流動的
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481286286.html

[国民投票法改正案] 4月22日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案の審議⇒採決を自民は5月6日提案も 立民“時期尚早”
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481147310.html

[国民投票法改正案] 4月15日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が審議入り⇒ 自民 4月22日採決提案も立民応じず 協議継続
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/481049179.html

[国民投票法改正案] 4月8日、衆院憲法審査会 4月15日審議再開で与野党合意
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480923229.html

[国民投票法改正案] 4月2日、自民 公明 維新など4月8日の衆院憲法審査会で国民投票法改正案審議再開へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480852581.html

[国民投票法改正案] 3月31日、立民と共産に日程協議要請へ 衆院憲法審査会
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/480771482.html

[国民投票法改正案] 11月26日、衆院憲法審査会で国民投票法改正案が実質審議入り⇒12月3日、国民投票法改正案の審議⇒12月4日、継続審議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478911399.html

[国民投票法改正案] 11月24日、自民党が野党側に国民投票法改正案の11月26日の採決を提案
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478659545.html

[国民投票法改正案] 玉木氏、国民投票法改正案に賛成 CM規制議論確約が条件
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478478286.html

[国民投票法改正案] 11月11日、自民・立民 国民投票法改正めぐり衆院憲法審査会開催で一致
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/478428682.html




関連

野党4党、憲法審議に応じず 「採決ありきは駄目だ」と抗議
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/475197939.html
【関連する記事】
posted by hazuki at 23:01| Comment(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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