2019年10月04日

ハンセン病元患者の家族ら加藤勝信厚労相と面会 偏見と差別の解消要望

ハンセン病元患者の家族ら加藤勝信厚労相と面会 偏見と差別の解消要望

ハンセン病元患者の家族ら厚労相と面会 偏見と差別の解消要望
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191002/k10012109241000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_074
2019年10月2日 18時45分

ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて、元患者の家族らが加藤厚生労働大臣と面会し、偏見と差別の解消や、名誉回復に向けた取り組みを着実に実施するよう要望しました。

ハンセン病の元患者の家族や弁護団は、2日、厚生労働省を訪れ、加藤厚生労働大臣と面会しました。

冒頭、加藤大臣は、「長きにわたり厳しい偏見や差別のもと、筆舌に尽くしがたいことがあったかと思う。改めて深く反省し、おわび申し上げる」と謝罪しました。

そのうえで、偏見や差別の解消に向けた「協議の場」で、人権啓発など具体的な取り組みを検討する考えを伝えました。

これに対し、原告団の副団長の男性は、「多くの原告は、家族ということだけで地域から迫害を受けてきた。これまでの政策は間違っていたという反省の上に立って、啓発の在り方を考えてほしい」と述べ、偏見と差別の解消や、名誉回復に向けた取り組みを着実に実施するよう要望しました。

政府は、新たな補償制度をめぐって原告側と協議を重ねていて、補償額を判決以上に増額し、対象も拡大する方針ですが、原告側とは折り合っておらず、調整が続いています。

加藤厚生労働相「苦難 真摯に受け止める」

加藤厚生労働大臣は、面会のあと、記者団に対し、「『家族が切り離された』とか、『結婚における偏見があった』などの状況を家族から聞いた。今でも偏見や差別が続き、苦難を受けていることを真摯に受け止め、補償の議論と並行して、偏見や差別をいかに解消していくのか、しっかり話をして必要な対応をとりたい」と述べました。

“これ以上苦しめないで”

集団訴訟の原告団は、加藤厚生労働大臣と面会後、副大臣などと差別や偏見を解消するための具体的な対策を協議し、これまでの国の啓発活動には限界があるとして、活動の抜本的な見直しを求めました。

この協議は、ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて厚生労働省で開かれ、国側からは厚生労働省、法務省、それに文部科学省の副大臣らが出席しました。

原告の1人で父親が療養所に強制収容された原田信子さんは「せっかくできた友人も父親の病気を知ると離れていった。『こんな思いをするのは父親のせいだ』という思いが拭えず、最後まで父親とは親子らしい関係を築くことができなかった。今も子どもや孫が差別を受けないか心配している。一刻も早く差別と偏見を無くし、私たち家族をこれ以上苦しめないでほしい」と訴えました。

また、弁護団の共同代表の徳田靖之弁護士は「国はこれまでも啓発活動を行ってきたと主張するが、現在も偏見や差別は根深く残っている。国の活動を根本的に見直して、きちんと結果が出ているのか検証してほしい」と要望しました。

これに対して、橋本厚生労働副大臣は「これまでの啓発活動の結果が出ていないのではないかという指摘を踏まえて、引き続き皆さんと一緒に考えていきたい」と述べ、今後も協議を重ねていく考えを示しました。


加藤勝信・ハンセン病家族面会.PNG



ハンセン病患者の家族への差別被害を認めた集団訴訟の判決を受けて、元患者の家族らが加藤厚生労働大臣と面会し、偏見と差別の解消や、名誉回復に向けた取り組みを着実に実施するよう要望した。
冒頭、加藤大臣は、「長きにわたり厳しい偏見や差別のもと、筆舌に尽くしがたいことがあったかと思う。改めて深く反省し、おわび申し上げる」と謝罪した。
ハンセン病の家族への補償など、法案化されそうな動きがあります。




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ラベル:加藤勝信
posted by hazuki at 22:20| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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