2019年07月07日

参院選北海道選挙区 新人9人の争いに 定数3人

参院選北海道選挙区 新人9人の争いに 定数3人

参院選公示 新人9人の争いに
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190704/7000011638.html
07月04日 17時12分

第25回参議院選挙が4日、公示されました。改選議席=定員3の北海道選挙区には新人9人が立候補し、今月21日の投票日に向け、17日間の選挙戦に入りました。

北海道選挙区に立候補したのは、届け出順に、いずれも新人で、▽幸福実現党の森山佳則氏(52)、▽自民党の高橋はるみ氏(65)、▽共産党の畠山和也氏(47)、▽労働者党の岩瀬清次氏(66)、▽自民党の岩本剛人氏(54)、▽立憲民主党の勝部賢志氏(59)、▽安楽死制度を考える会の中村治氏(66)、▽国民民主党の原谷那美氏(35)、▽NHKから国民を守る党の山本貴平氏(44)の9人です。
立候補の受け付けは、4日午前8時半から札幌市の道庁別館で行われ、午後5時で締め切られました。
受け付けに先立ち、候補者本人や陣営関係者が集まってくじを引き、届け出順を決めました。
そして届け出に来た人たちは必要な書類を提出し、街頭演説用の腕章など選挙運動に必要な道具を受け取っていました。
各候補者は、立候補の届け出を済ませたあと、札幌市内で有権者に支持を呼びかけました。
▽森山氏は「消費税の増税ではなく、減税して経済を成長させたい。カジノを含む統合型リゾート=IRは治安が悪化するので反対だ」と訴えました。
▽高橋氏は「この16年間、地域の課題と魅力を確認しながら、信頼を築かせていただいた。産業創造力をさらに高め、世界に北海道のブランドとして高まっている食や観光の発信をさらにしていく」と訴えました。
▽畠山氏は「暮らしの声を代弁して新しい政治をつくる道を示し、市民と野党の流れをさらに発展させるため全力を尽くしたい。国民の怒りをぶつける選挙にし、年金を守れという声を託してほしい」と訴えました。
▽岩瀬氏は「ブラック労働や長時間労働を即時に廃止したい。非正規労働にみられるような差別労働は即時に一掃しなければならない」と訴えました。
▽岩本氏は「新幹線が開業し札幌駅周辺も再開発が始まる。令和の時代に新たな北海道の扉を開くため、行政、経済、政治、総合力を合わせて、皆さんで新しい扉を切り開いていかなければならない」と訴えました。
▽勝部氏は「暮らしを支える政治を取り戻すための戦いだ。雇用環境を改善しいただいた給料で生活ができる当たり前の社会を作りたい。平和と憲法9条を守りながら、道民と一緒に戦っていきたい」と訴えました。
▽中村氏は「みずからの最期を決めて安楽死の権利を行使できる社会を作りたい。そのための法律の整備を国会で進めていきたい」と訴えました。
▽原谷氏は「獣医師は食べ物が口に入るまでの安心、安全を守るのが仕事だ。日本の食を守るための基準を設定し、安心、安全でおいしい農産物を生産している北海道の農業を全力で支えていきたい」と訴えました。
▽山本氏は「主に訴えることはNHKのスクランブル放送化だ。生活弱者や困窮者に非常に厳しい受信料制度の改正を実現したい」と訴えました。

北海道選挙区は、前回・3年前の選挙から定員が3となりました。
前回は、旧民進党が2議席、自民党が1議席を獲得しました。
今回も、与野党どちらが多くの議席を獲得するかが最大の焦点となっています。
▽与党・自民党は、いずれも公明党の推薦を受けた高橋氏と岩本氏の2人を擁立し、2議席確保を狙います。
ただ、1人が票を取り過ぎると2議席確保は危ういという危機感も出ています。
一方、▽野党側は、社民党道連合が推薦する立憲民主党の勝部氏と、国民民主党の原谷氏、それに共産党の畠山氏の3人が立候補し、自民党を上回る議席の獲得を目指します。
与党への対抗勢力という点で一致する3人ですが、定員が1の1人区でみられる“統一候補”ではなく、具体的に協力しあえるかは見通せない状況です。
このように、北海道選挙区では、与野党対決はもちろん、与党内・野党内でもそれぞれ争いが激しくなる見通しです。
一方、4日から始まった17日間の選挙戦では、10月の消費税率引き上げの是非や年金制度のほか、JR赤字路線問題やカジノを含むIR=統合型リゾート施設の誘致の是非など道内の課題についても論戦が交わされる見通しです。
投票は、一部の地域を除いて今月21日に行われ、即日開票されます。

道選挙管理委員会によりますと、3日現在の道内の有権者数は、▽男性が214万2714人、▽女性が244万481人のあわせて458万3195人となっています。
海外に住む在外選挙人名簿に登録されている2482人をあわせると、458万5677人です。

【5日から期日前投票】
今回の参議院選挙で、期日前投票が5日から始まります。
期日前投票は、投票日当日、仕事や旅行など用事があって投票に行けない人のために、2003年(平成15年)に導入されました。
参議院選挙では2004年(平成16年)の20回選挙から行われていて、今回は6回目です。
道選挙管理委員会によりますと、今回の参議院選挙では、投票日前日の今月20日までの選挙期間中、道内では333か所の期日前投票所が設けられます。
ただ、この中には、特定の日のみ開設される期日前投票所も少なくありません。
期日前投票所の詳細な場所や投票時間などは、お住まいの自治体の選挙管理委員会にお問い合わせください。

【比例は13政党・団体】
参議院選挙の立候補の受け付けは、選挙区が各都道府県の選挙管理委員会で、比例代表が総務省の中央選挙管理会で行われました。
定員50の比例代表に名簿を提出したのは13の政党と政治団体で、届け出順に、▽共産党が26人、▽自民党が33人、▽オリーブの木が4人、▽社民党が4人、▽公明党が17人、▽国民民主党が14人、▽日本維新の会が14人、▽幸福実現党が3人、▽立憲民主党が22人、▽労働者党が4人、▽NHKから国民を守る党が4人、▽安楽死制度を考える会が1人、▽れいわ新選組が9人で、あわせて155人が立候補しました。
今回の選挙から、比例代表で新たに「特定枠」という制度が導入されます。
参議院選挙の比例代表では、各党に配分された議席の中で得票数の多い候補者から順に当選が決まりますが、「特定枠」の候補者は、政党があらかじめ決めた順位に従って優先的に当選が決まります。一方、「特定枠」の候補者名が書かれた票は、その政党への投票とみなされることになっています。
この「特定枠」で立候補したのは、▽自民党が2人、▽労働者党が1人、▽れいわ新選組が2人のあわせて5人です。

【全国の状況は】
今回の参議院選挙は、選挙区と比例代表あわせて、全国で370人が立候補しました。
前回・3年前の選挙の候補者より19人少なくなっています。
このうち、女性は104人で、全体に占める割合は28.1%と、これまでで最も高くなりました。
今回の参議院選挙は、男女の候補者の数ができる限り「均等」になることを目指すとした法律が施行されてから初めての全国規模の国政選挙で、各党がどれだけ女性候補者を擁立するかにも注目が集まりました。

今回の選挙は、1票の格差を是正するため、議員定数を6増やすなどとした法改正が行われたことを受け、全国では前回よりも3議席多い124議席をめぐって争われます。
選挙戦全体の勝敗のカギを握るとされる全国に32ある定員1の「1人区」では野党5党派が候補者を一本化し、32すべての選挙区で自民党の候補と野党の統一候補が対決する構図です。
今回の選挙では、6年半におよぶ安倍政権の評価が問われることになり、自民・公明両党が、安定的な政権基盤を維持できるのか、それとも、野党側が反転攻勢に向け、勢力を拡大できるのかが焦点となります。
また、自民・公明両党と、日本維新の会など憲法改正に前向きな勢力が、非改選の議席を合わせ、改正の発議に必要な3分の2の議席を維持できるかどうかも焦点です。
選挙戦では、10月の消費税率引き上げの是非や年金制度、それに憲法改正などを争点に激しい論戦が交わされる見通しで、21日の投票日に向けて17日間の選挙戦に入りました。

【詳細は札幌局特設サイトで】
NHK札幌放送局は、今回の参議院選挙で、特設サイト「チョイス北海道」をインターネットで公開しています。
北海道選挙区の候補者紹介のほか、これまでの戦いの歴史や投票率の分析といったトリビア的な記事も掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。


北海道選挙区1.PNG
北海道選挙区2.PNG



改選議席=定員3の北海道選挙区には新人9人が立候補した。
北海道選挙区に立候補したのは、届け出順に、いずれも新人で、▽幸福実現党の森山佳則氏(52)、▽自民党の高橋はるみ氏(65)、▽共産党の畠山和也氏(47)、▽労働者党の岩瀬清次氏(66)、▽自民党の岩本剛人氏(54)、▽立憲民主党の勝部賢志氏(59)、▽安楽死制度を考える会の中村治氏(66)、▽国民民主党の原谷那美氏(35)、▽NHKから国民を守る党の山本貴平氏(44)の9人。

畠山氏は「暮らしの声を代弁して新しい政治をつくる道を示し、市民と野党の流れをさらに発展させるため全力を尽くしたい。国民の怒りをぶつける選挙にし、年金を守れという声を託してほしい」と訴えた。

定数3に9人が立候補している北海道。
前衆院議員の畠山和也氏(共産党)には頑張って欲しい。
北海道の皆さんは、誰に投票しますか?
前北海道知事の高橋はるみ氏(自民党)は手強い。
高橋はるみはIRを含むカジノを推進している筈です。




参考

参院選東京選挙区 20人立候補 定数6人
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/467732004.html

女性「当選者3割」焦点 推進法成立後初の参院選
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/467725663.html

370人の立候補確定、参院選 競争率2.98倍、前回19人減
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/467721428.html
ラベル:参議院選
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posted by hazuki at 22:04| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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