2019年05月01日

令和の年金改悪 65歳で受給する人は繰り上げ扱いで空前の減額議論

令和の年金改悪 65歳で受給する人は繰り上げ扱いで空前の減額議論
https://www.moneypost.jp/531827
2019年4月30日 16:00

 改元と同時に「令和の年金改悪」が始まる。そのメインターゲットは団塊ジュニア(1971〜1974年生まれ)だと考えられる。現在48歳(1971年生まれ)の団塊ジュニアから年金70歳支給になるように、支給開始年齢を68歳→70歳→75歳へと段階的に引き上げる。その手始めに導入されるのが「75歳選択受給」だ。

 これにはさらなる狙いもある。支給開始年齢を70歳まで引き上げるための布石だ。年金改革を審議する政府の社会保障審議会年金部会では、今年の財政検証に向けて“活発な議論”が行なわれている。

 昨年後半に開かれた部会の議事録などを見ていくと、諸外国の平均寿命と年金制度を整理して「日本人は寿命が長いから、受給開始年齢を引き上げたほうがいい」という議論の叩き台になるような資料が提出され、民間人委員から「70歳支給開始」の提言が出ている。

 その上で、現在は65歳を基準とする繰り上げと繰り下げについて、「5歳ずつ後ろ倒し」する提案もあった。

 これはつまり、70歳を支給開始とすることに合わせ、繰り上げ・繰り下げの選択肢を「65〜75歳」にスライドさせて、従来通り65歳からもらう人は「繰り上げ」扱いとして月16万円の年金を30%カットの11万2000円に減らすということだ。10年我慢して75歳に繰り下げる人も「年金2倍」ではなく、42%割り増しにとどめる仕組みである。空前の年金減額が議論されている。

※週刊ポスト2019年5月3・10日号




改元と同時に「令和の年金改悪」が始まる。
そのメインターゲットは団塊ジュニア(1971〜1974年生まれ)だと考えられる。
年金制度について、民間人委員から「70歳支給開始」の提言が出ている。
70歳を支給開始とすることに合わせ、繰り上げ・繰り下げの選択肢を「65〜75歳」にスライドさせて、従来通り65歳からもらう人は「繰り上げ」扱いとして月16万円の年金を30%カットの11万2000円に減らすということ。
10年我慢して75歳に繰り下げる人も「年金2倍」ではなく、42%割り増しにとどめる仕組みである。
70歳から年金の受給とか75歳から年金の受給とか、年金制度ではなくなっている。
65歳から繰り上げ受給の人は、年金を30%カットですか。
厚生労働省は、何を考えているのか?




参考

厚生年金、加入期間70歳以上も 受給年齢見直しに合わせ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/465285575.html




関連

在職老齢年金の廃止検討 政府・与党、高齢者の就労促す 高所得者優遇懸念も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/465253728.html
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posted by hazuki at 22:51| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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