2019年01月26日

WTOルール、デジタル化に対応を 経団連が提言

WTOルール、デジタル化に対応を 経団連が提言
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40269570R20C19A1EE8000/
2019/1/21 18:30

経団連は21日、米中の通商摩擦が激しさを増すなか、世界貿易機関(WTO)の機能回復をめざすよう制度改革を促した。経済のデジタル化が急速に進み、国境をまたいだデータの取り扱いについてのルールづくりに向けた交渉を早期に始めるべきだと訴えた。中国を念頭に、過度な補助金を与えて自国企業を優遇する施策に歯止めをかける規律の強化も提案した。

経団連は特にデータの取り扱いについて「多くの国の参画を得た高いレベルの規律策定に向けて速やかな交渉開始を求めている」と強調した。

経団連は現状のWTOのルールが「デジタル取引の拡大などで経済実態と大きく乖離(かいり)してきている」との認識を示した。2019年の20カ国・地域(G20)会合は日本が議長国を務める。経団連は今回の提言を経済界の意見として議論に反映させていく考えだ。




経団連は1月21日、米中の通商摩擦が激しさを増す中、世界貿易機関(WTO)の機能回復を目指すよう制度改革を促した。
経済のデジタル化が急速に進み、国境をまたいだデータの取り扱いについてのルールづくりに向けた交渉を早期に始めるべきだと訴えた。

新たな時代の通商政策の実現を求める―世界貿易機関(WTO)の改革を中心に―
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004.html

【概要】
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_gaiyo.pdf

【本文】
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.pdf

1. 現行のWTOのもとで顕在化する通商摩擦
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.html#s1

2. WTOの機能回復に向けた制度改革
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.html#s2

(1) 自由化・ルール策定機能の再活性化
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.html#s2-1

新たな形での自由化・ルール形成の促進
電子商取引
その他の自由化・ルール形成
公平な競争の促進に向けた規律強化
EPA/FTAの規律のWTOへの昇華
プルリ交渉(複数国間・分野別の交渉手法)の積極的推進
途上国の定義、S&D(特別かつ異なる待遇)の明確化
事務局による交渉の促進のための支援の拡大

(2) 履行監視機能の強化
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.html#s2-2

通報に関する規律の強化(補助金、貿易救済措置)
通常委員会等の積極的活用、活動強化の促進

(3) 紛争解決手続の改革
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.html#s2-3

3. WTOを補完する経済連携等の推進
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.html#s3

4. 日本の役割・経済界の役割
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_honbun.html#s4

【参考資料】
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004_sanko.pdf

「経済連携、貿易投資」はこちら
http://www.keidanren.or.jp/policy/index10.html




参考資料

新たな時代の通商政策の実現を求める―世界貿易機関(WTO)の改革を中心に―
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/004.html
ラベル:経団連
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posted by hazuki at 22:37| Comment(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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