2018年11月25日

[漁業法等改正案] 11月21日、衆院農林水産委員会で漁業法等改正案の趣旨説明⇒11月22日、野党欠席の中、漁業法等改正案が実質審議入り 11月27日か28日に法案採決へ

[漁業法等改正案] 11月21日、衆院農林水産委員会で漁業法等改正案の趣旨説明⇒11月22日、野党欠席の中、漁業法等改正案が実質審議入り 11月27日か28日に法案採決へ


衆議院インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48481&media_type=fp

2018年11月21日 (水)
農林水産委員会 (3時間18分)

案件:
農林水産関係の基本施策に関する件
漁業法等の一部を改正する等の法律案(197国会閣8)

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 武藤容治(農林水産委員長)  9時 00分  01分
 西田昭二(自由民主党)  9時 01分  20分
 稲津久(公明党)  9時 21分  21分
 堀越啓仁(立憲民主党・市民クラブ)  9時 42分  30分
 神谷裕(立憲民主党・市民クラブ)  10時 12分  26分
 近藤和也(国民民主党・無所属クラブ)  10時 38分  42分
 金子恵美(無所属の会)  11時 20分  17分
 田村貴昭(日本共産党)  11時 37分  16分
 森夏枝(日本維新の会)  11時 53分  15分
 武藤容治(農林水産委員長)  12時 14分  01分
 吉川貴盛(農林水産大臣)  12時 14分  05分

答弁者等
大臣等(建制順):
 小里泰弘(農林水産副大臣)
 濱村進(農林水産大臣政務官)


吉川貴盛(農林水産大臣)・漁業法改正・趣旨説明・委員会.PNG


漁業法改正案 審議入りも野党反発
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3531511.htm?1543137675218
22日 21時22分

養殖業への企業の参入などを促す漁業法改正案の審議が衆議院で始まりました。法改正はおよそ70年ぶりですが、野党側は審議を急ぐ与党に反発し、質疑を欠席しています。

 政府は水産業の成長産業化に向けた改革が必要だとして、生産性向上のための漁業許可や企業の養殖業への参入を促す漁業権の制度の見直しなどが必要だとしています。

 これを受け、およそ70年ぶりとなる漁業法改正案の審議が今の国会で始まっていますが、野党側は法案成立を急ぐ与党に反発し、衆議院の委員会を欠席しました。

 「浜に行って、地元の漁協の意見を聞き、公聴会もし、参考人質疑もし、農協法の改正と同じように手続きは踏んで下さいねということを申し上げてきたんですけど、それはできないと」(立憲民主党 亀井亜紀子衆院議員)

 野党側は「質問を始める前に与党側から27日か28日に法案採決を前提に質疑入りしてくれと言われた」「審議をするという時に採決を飲めというのは、どんな法案審議でもなかった。異常事態だ」と与党側の運営を批判しました。



衆議院インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=48490&media_type=fp

2018年11月22日 (木)
農林水産委員会 (6時間51分)

案件:
漁業法等の一部を改正する等の法律案(197国会閣8)
参考人出頭要求に関する件

発言者一覧
説明・質疑者等(発言順): 開始時刻 所要時間
 武藤容治(農林水産委員長)  9時 30分  01分
 古川康(自由民主党)  9時 31分  30分
 木村次郎(自由民主党)  10時 01分  20分
 稲津久(公明党)  10時 21分  27分
 武藤容治(農林水産委員長)  13時 42分  04分
 森夏枝(日本維新の会)  16時 31分  19分

答弁者等
大臣等(建制順):
 吉川貴盛(農林水産大臣)
 濱村進(農林水産大臣政務官)


漁業法改正70年ぶり.PNG

亀井亜紀子・漁業法改正.PNG

亀井亜紀子(左)・漁業法改正.PNG



漁業法改悪法案は衆院農林水産委員会で実質審議り入りをした。
22日、共産党、立憲民主党、国民民主党、無所属の会の4野党・会派の理事会メンバーは同日、国会内で共同会見を行い、抗議の意思を示した。
「浜に行って、地元の漁協の意見を聞き、公聴会もし、参考人質疑もし、農協法の改正と同じように手続きは踏んで下さいねということを申し上げてきたんですけど、それはできないと」(立憲民主党 亀井亜紀子衆院議員)
野党側は「質問を始める前に与党側から27日か28日に法案採決を前提に質疑入りしてくれと言われた」
採決ありきで、質疑をしてくれと与党。
それは出来ないと野党は審議拒否した。

採決ありき許されぬ 漁業法改悪案 4野党・会派が会見
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-11-23/2018112302_05_1.html

同法案は、漁業権の漁協・地元漁民優先を廃止し、知事による企業への直接免許制を導入するなど企業の大幅参入を許し、沿岸漁業のあり方を根本から崩す内容です。

漁業法等改正案は漁業権の漁協・地元漁民優先を廃止し、知事による企業への直接免許制を導入するなど、企業の大幅参入を許し、沿岸漁業の在り方を根本から崩す内容となっている。
規制改革推進会議が農林水産省に丸投げした法案です。
漁業権が危ないのです。
「種子法廃止で農業潰しの次は、漁業法改正案で漁業潰し。」と前回、書いたが、種子法廃止で農業潰しの次に林業潰しをやりました。

[農林水産省] 5月24日、参院農林水産委員会で森林経営管理法案を可決⇒5月25日、参院本会議で可決・成立⇒6月1日、森林経営管理法を公布⇒平成31年4月1日に施行(附則第六条の規定は公布の日から施行)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/460197065.html

農業潰しの次は林業潰し。
林業潰しの次は漁業潰し。
安倍政権は第一次産業を潰すことで日本人を殺しにかかっています。
許せません。
漁業権の見直しで日本人の口にまともな魚が入らなくなる懸念。
漁業潰しの仕掛人は規制改革推進会議の議長代理の金丸恭文フューチャー会長。
漁業関係者が「反対」のシュプレヒコールを上げている模様です。
漁業の発展を阻害する。
外資系も入り易くなる。
漁業現場に大きな影響を与えることは必至。
国民として反対の声を上げるべき。

規制改革推進会議(第34回)終了後記者会見議事概要(PDF)
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/committee/20180604/interview0604.pdf

○大田議長 水産分野は、野坂座長が欠席ですので、農林水産統括の金丸議長代理からお願いいたします。
○金丸議長代理 野坂座長にかわりまして、私から御説明をさせていただきます。

平成30年6月4日(月)の規制改革推進会議の資料です。
金丸恭文フューチャー会長の名前があります。

漁業法等の一部を改正する等の法律案(仮称)の概要(農林水産省提出資料)(PDF)
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/suisan/20181029/181029suisan01.pdf

規制改革推進会議では、「漁業は国民に対し水産物を供給する使命を有しているが、水産資源の減少等により生産量や漁業者数は長期的に減少傾向。他方、我が国周辺には世界有数の広大な漁場が広がっており、漁業の潜在力は大きい。適切な資源管理と水産業の成長産業化を両立させるため、資源管理措置並びに漁業許可及び免許制度等の漁業生産に関する基本的制度を一体的に見直す。」とされていた。

法案の概要は、規制改革推進会議と農林水産省で同じです。

平成30年11月6日 漁業法等の一部を改正する等の法律案

概要(PDF)
http://www.maff.go.jp/j/law/bill/197/attach/pdf/index-9.pdf




参考資料(規制改革推進会議)

第1回水産ワーキング・グループ 議事次第
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/suisan/20181029/agenda.html




参考

[漁業法等改正案] 11月6日、漁業法等の一部を改正する等の法律案を閣議決定⇒11月15日、衆院本会議で漁業法等改正案が審議入り
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/462808093.html
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posted by hazuki at 19:48| Comment(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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