2018年04月26日

河野太郎外相 WTOのアゼベド事務局長と会談 多角的貿易体制のけん引を

河野太郎外相 WTOのアゼベド事務局長と会談 多角的貿易体制のけん引を

河野外相 WTO事務局長と会談 多角的貿易体制のけん引を
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180425/k10011416241000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_027
4月25日 0時52分

アメリカと中国との貿易摩擦による世界経済への影響が懸念される中、河野外務大臣は、訪問先のスイスでWTO=世界貿易機関のアゼベド事務局長と会談し、自由貿易の旗手として、多角的貿易体制をけん引していく考えを伝え、緊密な連携を確認しました。

この中で、河野外務大臣は、アメリカと中国との貿易摩擦など、保護主義的な経済政策の拡大によって、世界経済への影響が懸念されていることを踏まえ、「国際貿易をめぐる厳しい情勢に直面するいま、自由で開かれたルールに基づく貿易を維持、推進していくことが重要だ」と述べ、自由貿易の旗手として、多角的貿易体制をけん引していく考えを伝えました。

これに対し、アゼベド事務局長は「日本のリーダーシップを評価する。世界の貿易をめぐる情勢も踏まえ、多角的貿易体制の維持、強化のために、日本と一層協力していきたい」と応じ、緊密に連携していくことを確認しました。


河野太郎とWTO事務局長.PNG




4月24日、15時30分(現地時間)から約30分間、スイス・ジュネーブを訪問中の河野太郎外相は、ロベルト・アゼベド世界貿易機関(WTO)事務局長(Mr. Roberto Azevêdo, Director-General, WTO)と会談を行った。
河野太郎外相は、自由貿易の旗手として、多角的貿易体制をけん引していく考えを伝え、緊密な連携を確認した。
日本は自由貿易の旗手として、WTOと緊密に連携しながら、電子商取引等の今日的な課題に取り組むこと等を通じて、多角的貿易体制を牽引していく決意である旨述べた模様。
アゼベド事務局長からは、電子商取引の取組を含む日本のリーダーシップを評価すると共に、世界の貿易を巡る現下の情勢も踏まえ、多角的貿易体制の維持・強化の為にWTOとして日本と一層協力していきたい旨が表明された。

電子商取引の取組を含む日本のリーダーシップとは?

WTO・電子商取引に関する第2回有志国会合の開催
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005929.html

4月18日(現地時間同日)、世界貿易機関(WTO)の電子商取引に関する第2回有志国会合が、ジュネーブにおいて開催された。
第2回有志国会合は、昨年12月に開催された第11回WTO閣僚会議において発表された電子商取引に関する共同声明に従い、交渉に向けた探求的作業を進めていく為に開催されたもの。

第11回WTO閣僚会議
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/it/page25_001153.html

電子商取引に関する共同声明(PDF)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000355907.pdf

4月18日の会合では、日本を含めた10加盟国が今後の会合で議論したい論点について提案し、それぞれが提案について説明すると共に、質疑応答を行った。




参考資料

河野外務大臣とアゼベド世界貿易機関事務局長との会談
http://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/it/page4_003953.html


ラベル:河野太郎
【関連する記事】
posted by hazuki at 16:34| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。