2018年04月22日

[シリア情勢]「化学兵器使用はねつ造」 ロシアメディアの報道に仏政府は

[シリア情勢]「化学兵器使用はねつ造」 ロシアメディアの報道に仏政府は

「化学兵器使用はねつ造」 ロシアメディアの報道に仏政府は
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3348398.htm
21日 16時06分


アメリカなどによるシリア空爆から1週間。いま、この軍事行動をめぐって、あるロシアメディアの存在が欧米諸国から問題視されています。フランスでの実情を取材しました。

 「何者かが化学兵器による攻撃だと叫んだ。それにより、救急隊員が子どもたちに水を浴びせ、ぜんそく吸引器を与えた」(現場にいた救急隊員を名乗る男性)

 これは、空爆直前の今月13日、ロシア政府が100%出資するニュース専門局「ロシアトゥデー」が放送したものです。19日には当時現場にいたという少年(11)が「NGOから病院に行くように言われ、突然水をかけられた」と話す様子を放送。このように、現地にいたとされる人の証言などを通して、化学兵器が使われた根拠とされている映像は、ねつ造された疑いがあると報じ、欧米諸国から問題視されているのです。

 「オフィスビルの中にロシアの放送局が開局したのですが、その存在が物議を醸しているんです」(記者)

 去年12月、ロシアトゥデーは新たにフランスでの放送をスタート。アメリカ、イギリスなど世界38か国で放送され、1日3500万人の視聴者数を誇りますが、フランス政府からは警戒されているといいます。

 「(選挙で)ロシアトゥデーなどは、報道機関やジャーナリストとして活動しなかった」(フランス マクロン大統領)

 去年5月、就任後まもないマクロン大統領は質問したロシアトゥデーの代表者に対し、突如怒りをあらわにしました。

 「あなたたちは情報操作やプロパガンダをしていた」(フランス マクロン大統領)

 「フランス大統領選挙で『フェイクニュース』を拡散した」と、プーチン大統領の目の前でロシアメディアを批判したのです。CIAなどの報告では、ロシアトゥデーが2016年のアメリカ大統領選挙で、ソーシャルメディアを通してロシア政府の意図を反映する形で選挙に関与したとされています。しかし、ロシアトゥデーは、政府からの指示は一切ないと否定します。

 「ロシア政府の方針に反対することも放送します。私たちは多様な意見や異なる見方を伝えているのです」(ロシアトゥデー・フランス クセニア・フェドロヴァ代表)

 軍事攻撃という局面で繰り広げられる熾烈な情報戦。真実は何なのかが問われています。


RT・シリア.PNG




シリア空爆から1週間。
軍事行動を巡って、ロシアトゥデーの存在が欧米諸国から問題視されている。
「NGOから病院に行くように言われ、突然水をかけられた」と話す少年の様子を放送。
「フランス大統領選挙で『フェイクニュース』を拡散した」とされるロシアトゥデー。
ロシアトゥデーがロシア政府の意図を反映する形で関与した疑いがあるから。
ロシア政府の方針に反対することも放送するというロシアトゥデー。
ロシアトゥデーを信じるか他のマスコミを信じるか。




RT visits hospital seen in Douma ‘chemical attack’ video, talks to boy from footage (VIDEO)
https://www.rt.com/news/424694-douma-boy-video-attack/
Published time: 20 Apr, 2018 13:46




Visiting Douma ‘chemical attack’ site: Witnesses recall how White Helmets shot the video
ラベル:シリア
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posted by hazuki at 01:31| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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