子宮頸がんワクチン報道;科学的素養に欠けるメディアの愚
http://agora-web.jp/archives/2028004.html
2017年08月29日 11:30 中村 祐輔
前回に続き、日本のメディアに欠ける科学的素養について、子宮頸がんワクチンをテーマに述べたい。8月26日付けの毎日新聞が「 子宮頸がんワクチン ウイルス感染に9倍の差 再開求める」との日本産科婦人科学会の声明を報道した。一方、NHKは「子宮頸がんワクチン訴訟 原告代表『被害認めて』」と副反応に苦しむ人たちの声を8月23日に報道した。
このワクチンに関しては、痛みを訴える被害者の声が大きく伝わる一方、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の有用性を科学的に伝える報道はほとんど見当たらない。そもそも、歴史を紐解いても、副作用・副反応が皆無のワクチンなど存在しない基本的な理解にかけている。
副作用があってもいいと言っているわけではなく、人間の多様性から生ずる結果の多様性を、永遠に理解しようとしないメディアの姿勢が問題なのだ。ワクチンは効果と副作用を比較して、公共の利益が副作用を明白に上回る場合、それは公共福祉目的で推進されるべきであるというのが、国際的な考え方だ。決して感情論の問題ではなく、科学的な問題、そして社会全体としての「公共の福祉」の観点による判断が必要だ。
今回の毎日新聞の報道では、ワクチンを接種受けた20−22歳の女性、1297人のうち感染していたのは3人(0.2%)だったのに対し、同年齢で接種しなかった人は675人のうち12人(1.8%)がパピローマウイルスに感染していた。私がいつも問題点を指摘しているが、このケースは統計学的解析に歴然たる差があるのだ。
2014年の統計によると、子宮頸がんの新規診断数は10,400名で、子宮頸がんによる死亡数は約3,500名程度と推測される(子宮体がんと頚がんを区別していないケースがあるので、推測値だ)。ヒトパピローマウイルスの感染は、子宮頸がんの約90%に認められる。細かい説明は省くが、HPV感染による子宮頸がんを約9000人、HPV感染がんに関連する子宮頸がんによる死亡を約3000人強と仮定する。
単純に考えると、HPV感染がワクチン投与によって9分の1に減少すれば、HPV関連性子宮頸がん発症者は年間約8000人ほど減り、死亡者数は年間約2500名以上減ることになる。単純化しすぎているという批判に答えは持ち合わせていないが、桁外れの数字ではないと考えている。ワクチン接種による子宮頸がん予防に対する日本での数字はないが、世界的には子宮頸がんワクチンの子宮頸がん予防作用が報告され始めている。現状のままでは、日本という国は、医学の進歩の恩恵を置き去りにしている後進国になる。
しかし、私は一部の研究者が指摘するような、被害者が訴えている痛みをこのワクチンと関係ないと認める立場には立たない。他のワクチンでも同様な症状があるとか、ワクチン非接種者でも同様の痛みがあるとかを指摘してみたところで、問題の解決にはならない。今、痛みで苦しんでおられる方々の心を傷つけるだけであり、本当の解決には、科学的な解析と痛みからの解放が不可欠だ。免疫反応が関係しているなら、ワクチン接種前後で、どのような免疫状態の変化が起こっているのか、科学的に調べれば何らかのヒントが得られるはずだと思っている。すでに痛みを訴えている方たちにも、協力していただくことも不可欠だ。なぜ、前向きな解決策が提案できないのか、おかしな国だ。
そして、日本がこのような非科学的な厚生行政の国になってしまった最大の要因ひとつを挙げるとすれば何か?答えは明白だ。「メディアの愚」なのだ。報道によって、風疹ワクチンを中止に追い込みながら、風疹が流行して新生児に影響が出ると、厚生行政を平気で批判する。臓器移植に関する、ジキルとハイドの顔についても以前にも指摘したとおりだ。子宮頸がんによる死亡数が、日本だけ減少しなければ、また、10―20年後に平然と厚生労働省を批判するのだろう。他人には反省を求めるが自分は反省しない、これを恥ともしないうらやましい性格だ。私など、日々反省の繰り返しだ。
起こった事象を伝えているだけだと弁解するのだろうが、感情的な議論に乗って読み手の好奇心をかき立てるような報道をするだけでは、社会の木鐸としての価値はゼロだ。全体を把握た上で、国としてどうあるべきなのか、国民にとって何がベストなのか、利益を最大にして不利益を最小限にするために何をすべきなのか、建設的な意見を述べる能力がないのだろうか。
そして、北朝鮮のミサイルが日本上空を通過した。昼行灯のような思考能力のない一部のメディアは、これでも目を覚まさないかもしれない。日本の領土と日本国民をどのように守るのだ。個人的に嫌いだからといって、政権打倒に執着する場合か!憲法9条があっても、国を守れないのだ!近くにやくざの脅威が迫っていても、刑法があるので、警察は不要だと言っているのと同じなのだ。それとも、彼らは北朝鮮に土下座してお願いしろというのか!
第4の権力と称されるメディアだが、この国を破綻に導く第1の権力となっているような気がしてならない。
編集部より:この記事は、シカゴ大学医学部内科教授・外科教授、中村祐輔氏のブログ「中村祐輔のシカゴ便り」2017年8月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、こちらをご覧ください。
2017年8月29日、シカゴ大学医学部 内科教授、外科教授の中村祐輔氏がアゴラに「子宮頸がんワクチン報道;科学的素養に欠けるメディアの愚」のタイトルで、子宮頸がんワクチンについて投稿した。
副作用があってもいいと言っている訳ではないが「このワクチンに関しては、痛みを訴える被害者の声が大きく伝わる一方、子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の有用性を科学的に伝える報道はほとんど見当たらない。そもそも、歴史を紐解いても、副作用・副反応が皆無のワクチンなど存在しない基本的な理解にかけている。」とマスコミを批判した。
「ワクチン接種による子宮頸がん予防に対する日本での数字はないが、世界的には子宮頸がんワクチンの子宮頸がん予防作用が報告され始めている。現状のままでは、日本という国は、医学の進歩の恩恵を置き去りにしている後進国になる。」とも述べている。
アゴラはシカゴ大学医学部 内科教授、外科教授の中村祐輔氏のブログ「中村祐輔のシカゴ便り」2017年8月29日の記事を転載して、マスコミ批判を展開している。
背景にあるのは、共同研究をしているビル・ゲイツではないのか。
ビル・ゲイツはワクチンを使って、人口削減を計画している。
下記をご覧下さい。
ビル・ゲイツ - 新しいワクチンをホントにうまく使えば、世界人口を減らせる!より転載
http://www.asyura2.com/10/warb3/msg/333.html
マイクロソフトの総帥。ウォーレン・バフェットから巨額の資金ももらってビル&メリンダ財団を通して世界中にもっとワクチンを送り込むというビル・ゲイツの今年(2010年)2月の講演から。
ロスチャイルドの手下、モーリス・ストロングや核産業としっかり結びついているゴアの大嘘、温暖化人為説をここでも大きく取り上げて、今後我々が如何に二酸化炭素を減らさなければいけないか、と聴衆に語りかけています。
そのなかで、ゲイツは
"The world today has 6.8 billion people. That's heading up to about nine billion. Now if we do a really great job on new vaccines, health care, reproductive health services, we could lower that by perhaps 10 or 15 percent."
「今、世界人口は68億で、90億に向かっているところです。さて、もし私たちがここで新たなワクチンや医療、生殖健康サービス(要するに中絶推進)を本当にうまく使えば、多分これを10%から15%程度は減らせるでしょう」
と言っている。
このビデオをアップしてくれたgrinreaperdutchphilがいみじくも書いていますが、
Basically all the properties that impede people to either have children, or rear them. In other words, Gates implicitly advocates a definition of his favorite kind of vaccine to be able to induce infertility, sterility and (early onset) senility (autism) alike. Note that Gates does not mention a word on the much touted purported intention of vaccines: to offer protection against relevant diseases and therefore as such, precisely prolong life.
人々が子供を生み、育てることを妨げるような性質。つまりゲイツは彼の好きなワクチンとは、早い段階から不妊や老化(自閉症)などを引き起こすものだと暗に示唆している。彼は、「病気を予防し、それによって人命を永らえさせる」というワクチンの目的として喧伝されている性質にはまったく言及していないことにご注目!
そうです、本来私たちが常日頃言われていることが本当ならば、ワクチンや医療などは人々の命を守り、健康にしてくれるものであり、決して人口削減に役立つものではないはずです。
今、日本で発売が開始され話題になっている子宮頸癌ワクチンも、米・豪で主に打たれているガーダシルは最低48人は殺しているし、日本で売られているサーバリックスにしても英国などで最低14人は殺している模様。他に重度の障害を負ったり、様々なダメージを受け、その内不妊症であることを思い知らされることになる女性がどれほどいることか!
#当ブログの「子宮頸癌ワクチンは打たないで!」シリーズ参照
その後、"S"=サービスの部門中、食べ物、服、暖房と並べてテレビは「大変いいことです」と言い、
続けて「貧困をなくすことは、こうしたサービスを世界中の人々ほぼ全員に供給すること」また、
そうしたサービスを受けられる人間の「数が増えることは素晴らしいが、金持ちの国々では減らすべきだ」と語っています。
彼等イルミナティの市民を洗脳する道具であるテレビが「とてもいいこと」なのは当然だし、洗脳できる対象の総数が増えるのはきっと大歓迎でしょう。
その後、これから50年後に実現していてほしいことというテーマの話の中でも彼は再び「ワクチン、僕はワクチンが大好きですが...」と語っています。
それって、ゲイツは人殺しが大好きだということでしょう。
(転載ここまで。続きは転載元をお読み下さい。)
2010年2月、ビル・ゲイツは、「今、世界人口は68億で、90億に向かっているところです。さて、もし私たちがここで新たなワクチンや医療、生殖健康サービス(要するに中絶推進)を本当にうまく使えば、多分これを10%から15%程度は減らせるでしょう」と発言。
また、女性の体内に埋め込まれ、ホルモンを分泌するマイクロチップを、M.I.T.のファラ教授らのチームが開発した。
このホルモンには女性の妊娠を防ぐ性質がある。
このマイクロチップは新しい避妊用デバイス。
新しい避妊具は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団の支援によって開発されたもの。
来年(2015年)、前臨床試験に着手し、2018年の市販を目指している。
避妊用のマイクロチップについては、下記のブログより引用。
女性専用の体内埋込み型マイクロチップ(サイエンスメディアな日々 インフォグラフィクスな日々)
http://scivis.hateblo.jp/entry/20140708/1404800188
サイエンスメディアな日々 インフォグラフィクスな日々のブログによると、参考にしたのは、BBCニュース(英語)
'Remote control' contraceptive chip available 'by 2018'
http://www.bbc.com/news/technology-28193720#
マイクロチップについての補足もあるようです。
女性専用の体内埋め込み型マイクロチップ・補足編 (サイエンスメディアな日々 インフォグラフィクスな日々)
http://scivis.hateblo.jp/entry/20140710/1404970654
つまり、ビル・ゲイツはワクチンやマイクロチップで人口削減を計画している。
ビル・ゲイツのNWOを擁護しなければならない立場のアゴラ研究所。
わざわざ、子宮頸がんワクチンの副作用を報道するマスコミを批判している中村祐輔氏のブログを転載したのかと疑問に思った訳です。
アゴラとビル・ゲイツの関係がここにある。
アゴラの石井孝明の親分、「池田信夫」でタグ(ラベル)を切っておきます。
ビル・ゲイツ 「ワクチンで人口削減が可能」
モンサントの大株主はビルゲイツ財団
参考資料
アゴラ研究所とビル・ゲイツとの関係資料
https://blogs.yahoo.co.jp/x_lucy0_x/42872496.html
参考
[スヴァールバル世界種子貯蔵庫] 2008年操業開始 ビル・ゲイツ財団などの援助でノルウェー政府が完成
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452983242.html
ビル・ゲイツが進める現代版「ノアの方舟建設計画」とは 「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」に巨額の資金を提供したゲイツ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452974858.html
「ビル・ゲイツ氏、日本でエネルギーを共同研究=アゴラ研究所と」 アゴラは日本のシンクタンク
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452851629.html
関連
[違法DL] アゴラの石井孝明がオタクに金を落とすのはイヤだと発言し同人誌を違法ダウンロードして、それをネタにオタクをバッシング! クジラックス先生の作品を違法サイトで見たとツイートし炎上!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452743137.html
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http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452735387.html
アゴラ研究所の石井孝明、「グローバル企業の力を日本のために使ってもらうのが真の愛国」とモンサント擁護! 米政府業界団体から選ばれ農業取材! 「遺伝子組み換え作物ねっと」に参加!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452535945.html
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http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452529386.html
ラベル:池田信夫
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