2017年12月07日

[参議院憲法審査会] 参院合区解消で自民孤立 公明が異論、野党は無視

[参議院憲法審査会] 参院合区解消で自民孤立 公明が異論、野党は無視

参院憲法審、合区解消で自民孤立=公明が異論、野党は無視
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017120600981&g=pol

参院憲法審査会は6日、約1年ぶりに実質的な議論を行った。来年の通常国会で憲法改正案提出を目指す自民党は、改憲を通じた参院選挙区の合区解消を訴えた。しかし、公明党が異論を唱えたほか、野党はほとんど無視し、自民党の孤立状態が浮き彫りとなった。
 自民党の磯崎仁彦氏ら7人は意見陳述で、「過疎地域の声を国政に届ける代表者の減少が続けば、過疎に拍車が掛かる」などとして合区解消を主張。磯崎氏は「人口減少社会の新たな国民代表原理を探ることは憲法の緊要な課題だ。通常国会での活発な審査を望む」と述べた。
 自民党は、合区解消を改憲の重要項目の一つに据え、各都道府県から参院議員を選出できるよう憲法に明記することを目指している。これに対し、公明党の西田実仁氏は「参院議員が全国民の代表であることに疑義を生じかねない」と懸念を示した。
 民進党の白真勲氏は参院の議員定数増による格差是正を提案した。ただ、改憲に前向きな日本維新の会を含め、野党各党は自民党の合区解消案について論評を避けた。
 一方、安倍晋三首相(自民党総裁)が提起した憲法9条への自衛隊明記案について、同党の古賀友一郎氏は「自衛隊を違憲と考える学者も多く、法的に不安定な状況を放置していいわけはない」と述べた。これに対し、白氏は「立憲主義の破壊だ」と述べ、安全保障法制が施行されている状況では認められないと主張。共産党の仁比聡平氏も「国民の多数は反対している」と指摘した。
 また、白氏は、憲法に基づく野党の臨時国会召集要求に首相が3カ月も応じなかったことに触れ、「現行憲法を順守しない首相が改憲を主張することは何の説得力もない」と非難した。(2017/12/06-21:13)


磯崎仁彦・憲法審査会.PNG



画像は、自民党の磯崎仁彦氏。
6日の参院憲法審査会は、約1年ぶりに実質的な議論を行った。
来年の通常国会で憲法改正案提出を目指す自民党は、改憲を通じた参院選挙区の合区解消を訴えた。
しかし、公明党が異論を唱えたほか、野党は殆ど無視し、自民党の孤立状態が浮き彫りとなった。
自民党の磯崎仁彦氏ら7人は意見陳述で、「過疎地域の声を国政に届ける代表者の減少が続けば、過疎に拍車が掛かる」などとして合区解消を主張。
参院合区解消を訴えたのは自民党だけ。
自民党の改憲4項目の1つが参院合区解消。
参院合区解消は、法制化で対応可能だと思います。
憲法に明記しなくても出来る。




参考

[衆議院憲法審査会] 国民投票に「リスク」 拙速けん制、与野党から
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/455256587.html

5月25日、衆議院憲法審査会 自民、教育無償へ改憲検討 維新同調、民進は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/450258388.html

4月20日、道州制へ改憲求める意見も 衆議院憲法審査会で参考人質疑
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/449249722.html

3月23日 衆院憲法審査会、緊急事態条項創設に賛否 参考人質疑で専門家
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448340057.html
ラベル:磯崎仁彦
【関連する記事】
posted by hazuki at 00:35| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。