2017年12月01日

[衆議院憲法審査会] 国民投票に「リスク」 拙速けん制、与野党から

[衆議院憲法審査会] 国民投票に「リスク」 拙速けん制、与野党から

国民投票に「リスク」=拙速けん制、与野党から−衆院憲法審
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017113001269&g=pol

衆院憲法審査会が30日、先の衆院選後初めて開かれ、7月の欧州視察を踏まえ、憲法改正の国民投票の在り方について与野党が意見を交わした。政治的駆け引きに利用されるなど「リスク」を伴うとの認識が与野党双方から示された。安倍晋三首相が改憲発議に意欲を示し、2019年夏の参院選と国民投票の同時実施も取り沙汰される中、拙速な動きをけん制する形となった。
 欧州視察団長を務めた森英介会長(自民)は、イタリアの国民投票で改憲が否決され、主導した当時のレンツィ首相が退陣に追い込まれた事例などを報告。「各党の政局的な動きに引きずられ、政権への信任投票になり、拒絶反応から否決された」との分析を紹介した。
 公明党の北側一雄氏は「国民投票で過半数を得るのはハードルが高い。極めて重大な政治的リスクを伴う」と指摘した。同党は改憲で慎重な対応を求め、首相とは温度差がある。北側氏は「改憲を目指す政党は深い思慮が必要だ」と改めてくぎを刺した。
 立憲民主党の辻元清美氏は「国民のコンセンサスの必要性を感じた。失敗した時のリスクも踏まえて論議しないといけない」と強調。無所属の会の原口一博氏も「憲法は国民が権力を縛るものだ。立憲主義をないがしろにした論議はあり得ない」と訴えた。
 自民党からも丁寧な対応を重視する声が上がった。船田元氏は「国民投票での問い方や運動の仕方、広報の在り方など制度改善のため、まだ議論を続けていく必要がある」と主張。中谷元氏は「どんな国を目指すかグランドデザインをつくり、そこから逆算して憲法審査会で議論しないといけない」と語った。(2017/11/30-20:13)


森英介・憲法審査会会長.PNG



衆院憲法審査会が11月30日、先の衆院選後初めて開かれた。
7月の欧州視察を踏まえ、憲法改正の国民投票の在り方について与野党が意見を交わした。
欧州視察団長を務めた森英介会長(自民)は、イタリアの国民投票で改憲が否決され、主導した当時のレンツィ首相が退陣に追い込まれた事例などを報告。
「各党の政局的な動きに引きずられ、政権への信任投票になり、拒絶反応から否決された」との分析を紹介した。
武正公一(参考人 前衆議院議員 平成29年衆議院欧州各国憲法及び国民投票制度調査議員団団員)と大平喜信(参考人 前衆議院議員 平成29年衆議院欧州各国憲法及び国民投票制度調査議員団団員)を含めて議論した模様です。
#ヤバすぎる緊急事態条項



衆議院インターネット審議中継
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=47625&media_type=fp

開会日 : 2017年11月30日 (木)
会議名 : 憲法審査会 (1時間45分)

案件:
幹事の補欠選任
参考人出頭要求に関する件
日本国憲法及び日本国憲法に密接に関連する基本法制に関する件(衆議院欧州各国憲法及び国民投票制度調査議員団の調査の概要)




参考

5月25日、衆議院憲法審査会 自民、教育無償へ改憲検討 維新同調、民進は反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/450258388.html

4月20日、道州制へ改憲求める意見も 衆議院憲法審査会で参考人質疑
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/449249722.html

3月23日 衆院憲法審査会、緊急事態条項創設に賛否 参考人質疑で専門家
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448340057.html
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posted by hazuki at 16:48| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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