2017年10月07日

トランプ政権、カナダとメキシコにNAFTAの再交渉を迫る→ 韓国には米韓FTAの再交渉を迫り事実上合意→ 日米経済対話で日米FTAを要求か?

トランプ政権、カナダとメキシコにNAFTAの再交渉を迫る→ 韓国には米韓FTAの再交渉を迫り事実上合意→ 日米経済対話で日米FTAを要求か?

NAFTA再交渉、米国が労働分野で新提案 カナダ労組は批判
https://jp.reuters.com/article/us-canada-nafta-idJPKCN1C207X
2017年9月27日 / 12:17

[オタワ 26日 ロイター] - 米国は26日、オタワで行われている北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第3回会合で、労働基準の強化に向けた新たな提案を行った。ただ、カナダの労組は不十分な内容だと批判している。

米国、カナダの労組の代表らは、メキシコの緩い労働基準や低い賃金水準が米国やカナダから企業が工場を移転する要因になっていると批判しており、この問題はNAFTA再交渉での主要な争点の一つとなっている。

事情に詳しい当局者らによると、米国の提案には詳細な賃金水準は盛り込まれなかった。

米通商代表部(USTR)の広報担当エミリー・デイビス氏は、「トランプ大統領は労働者の主要な支持者の1人で、NAFTAの従来の効力がない労働基準に代わり、米国の労働者全体に恩恵をもたらす法的拘束力のある措置を提案した」と説明した。

そのうえで、団体交渉など中核的な労働基準を尊重するようメキシコとカナダに確約を求める考えを示した。

カナダの労組「チームスターズ・カナダ」の広報担当は、カナダは3カ国全ての労働条件の改善に向けてさらに踏み込んだ提案を行ったと指摘し、米国の提案は不十分とした。

第3回会合で米国は、労働基準のほか、投資と知的財産に関する提案も行っている。この日は各国の閣僚が協議に加わった。

27日の閉幕後、米東部時間午後2時半(日本時間28日午前3時半)に共同声明が公表される見通し。次回会合は10月11日頃にワシントンで開かれる見込み。



メキシコ、NAFTA再交渉の米要求に懸念 来週4回目会合
https://jp.reuters.com/article/mexico-peso-idJPKBN1CB09V
2017年10月6日 / 12:56

[メキシコ市 5日 ロイター] - 米国、カナダ、メキシコが進める北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第4回会合を来週に控え、メキシコの当局者からは、米国の要求は自由貿易を損ね保護主義の台頭につながるとの懸念が相次いでいる。

第4回会合は来週ワシントンで開かれる。

ペニャニエト大統領の与党・制度的革命党(PRI)の議員らは、米国産自動車部品の調達率設定や生鮮食品の通商管理強化など、米国の提案に断固として反対すると表明した。

また、マルセラ・ゲラ議員は「サンセット条項」の追加など、メキシコ側にとり受け入れ不可能な6つの米国からの提案への懸念を表明。「サンセット条項」が盛り込まれれば、3カ国が5年ごとに見直しを行わない限りNAFTAは自動的に失効する。

ゲラ議員は、最近米国が交渉で新たに要求していることが自由貿易に与える影響を心配しているとの見方を示した。


NAFTA.PNG



米国は9月26日、オタワで行われた北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第3回会合で、労働基準の強化に向けた新たな提案を行った。
ただ、カナダの労組は不十分な内容だと批判している。
10月5日、米国、カナダ、メキシコが進める北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第4回会合を来週に控え、メキシコの当局者からは、米国の要求は自由貿易を損ね保護主義の台頭に繋がるとの懸念が相次いでいる。
10月9日(月)以降のNAFTAの会合に注視ですね。
韓国は米韓FTAの再交渉に応じる形になりました。
10月16日から麻生太郎とペンス副大統領との日米経済対話が開催されます。
トランプもライトハイザーUSTR代表も容赦ない。
日米経済対話では、投資ルールを協議する見通し。
易と投資のルール、財政、金融などの経済政策面の協力、インフラ投資などの協力の分野で協議を進めることで合意済み。
インフラ投資などの協力すると合意済み。
つまり、政府調達に水などのインフラが盛り込まれた場合、米国のベクテルの参入も視野に入れておく必要があります。
麻生太郎が国益を守れるか心配です。
衆議院選があっても、米国の日米FTAの要求は進む。
政権が変わっても、一度、合意すれば、トランプもライトハイザーも容赦ないだろう。
#日米FTAで日本終了




参考(米韓FTA)

[米韓FTA] 再交渉へ トランプ米政権が押し切る 韓国受け入れ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453994466.html




参考(日米FTA)

[日米FTA] 日米経済対話 10月16日に開催へ 貿易と投資のルール、財政、金融などの経済政策面の協力、インフラ投資などの協力の分野で協議を進めることで合意済み
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453985567.html

[日米FTA] 日米経済対話加速へ作業部会 貿易やインフラなど8分野設置へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453228147.html

[日米FTA] 日本は牛肉で譲歩を TPP復帰「ない」 米通商代表部(USTR)ライトハイザー代表
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451276648.html

日米FTA要求出ず 世耕経産相、ライトハイザーUSTR代表初会談
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/450100832.html

日本の自動車や農産物などの市場に「重大な障壁が存在する」 米通商代表部(USTR)年次報告書
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448647650.html

米国、2国間協定(日米FTA)へ圧力強化 トランプ氏、高関税示唆
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448644709.html

日米FTA交渉拒めず 甘利明氏、TPP合意内で要求
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448453231.html

農業分野の通商交渉、日本は「第一の標的」 公聴会で米通商代表部(USTR)代表のライトハイザー氏 TPP参加国との2国間交渉(FTA)では「TPPを上回る合意を目指す」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447994724.html

日本との通商交渉「優先度が高い」…ウィルバー・ロス米商務長官 日米FTAはNAFTAに次ぐ課題
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447821774.html

対日FTA(日米FTA)期待強まる TPP上回る自由化も 米農業界
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447591783.html

安倍首相、日米FTA否定せず 「国益になるならいい」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447002412.html

日米首脳会談でFTA交渉入りを 米食肉業界、トランプ大統領に要望
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/446803029.html

日米首脳会談で2国間貿易交渉(日米FTA)に応じる方向 トランプ大統領要求に対応
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/446398480.html
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posted by hazuki at 01:44| Comment(0) | 米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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