2017年10月06日

[日米FTA] 日米経済対話 10月16日に開催へ 貿易と投資のルール、財政、金融などの経済政策面の協力、インフラ投資などの協力の分野で協議を進めることで合意済み

[日米FTA] 日米経済対話 10月16日に開催へ 貿易と投資のルール、財政、金融などの経済政策面の協力、インフラ投資などの協力の分野で協議を進めることで合意済み

日米経済対話 16日に開催へ 貿易分野中心に協議か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171006/k10011169901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
10月6日 13時40分

日本とアメリカの経済面の課題を話し合う2回目の日米経済対話が今月16日、アメリカのワシントンで開かれることが決まりました。アメリカは日米2国間のFTA=自由貿易協定について関心があり、貿易分野を中心に協議が行われる見通しです。

これは6日、麻生副総理兼財務大臣が閣議のあと記者団に対して明らかにしました。
それによりますと、麻生副総理とアメリカのペンス副大統領による2回目の日米経済対話は今月16日、アメリカのワシントンで開かれます。

ことし4月に日本で開かれた初会合では、貿易と投資のルールのほか、財政、金融などの経済政策面の協力、インフラ投資などでの協力の3つの分野で事務レベルの協議を進めることで合意しています。

協議分野のうち今回焦点となるのは貿易と投資のルールと見られ、アメリカが日米の2国間のFTA=自由貿易協定に関心を示しているのに対して、日本はTPP=環太平洋パートナーシップ協定で合意した多国間の枠組みを基本にするべきだという立場で、意見に隔たりがあります。

また日本政府がアメリカ産の冷凍牛肉などに発動した緊急の輸入制限、いわゆる「セーフガード」をめぐっても意見が交わされると見られます。

麻生副総理は記者団に「日本としては国益をしっかり守りながら日米が経済関係を一層深めていけるよう建設的な議論を行いたい」と述べました。

茂木経済再生相「建設的な議論を期待」

今月16日に開かれる日米経済対話について茂木経済再生担当大臣は閣議のあとの会見で「日本は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定を早期に発効させてアメリカがTPPに戻ってくることを目指している。日米経済対話で建設的な議論が行われることを期待したい」と述べました。


麻生太郎・日米経済対話へ.PNG



麻生太郎とペンス副大統領による2回目の日米経済対話が今月16日、ワシントンで開かれることが決定。
米国は日米FTAついて関心があり、貿易分野を中心に協議が行われる見通し。
協議分野のうち今回焦点となるのは貿易と投資のルールと見られる。
日本政府が米国産の冷凍牛肉などに発動した緊急の輸入制限、セーフガード発動を巡っても意見が交わされると見られる。
麻生は記者団に「日本としては国益をしっかり守りながら日米が経済関係を一層深めていけるよう建設的な議論を行いたい」と述べた。
TPPや水道民営化の筆頭売国奴の麻生太郎。
4月に開かれた会合で、貿易と投資のルールの他、財政、金融などの経済政策面の協力、インフラ投資などでの協力の3つの分野で事務レベルの協議を進めることで合意しているではないか。
貿易と投資のルールが焦点とは、財務省が郵政株の2次売却を決めたばかり。
財務省は9月11日、国が保有する日本郵政株式を最大9億9009万株売却すると発表した。

日本郵政株、公募で1.3兆円規模売却へ 2次放出、政府発表
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453396626.html

売り出しを統括するのはグローバルコーディネーターに選ばれた大和証券、野村証券、ゴールドマン・サックス証券の3社。
ゆうちょ銀の運用責任者は、ゴールドマン・サックス証券の副会長を務めていた佐護勝紀氏。
東日本大震災の復興財源確保を理由に郵政株の2次放出をする。
外国人投資家が狙って来ただけに、一気に乗っ取られそうな予感がします。
ゴールドマン・サックスと住友三井元頭取、西川善文の関係が取り沙汰された。
敵陣だった西川に郵政民営化を持ち掛けたのは、小泉政権末期の金融相、竹中平蔵。
竹中には西川に貸しがあった。
それをよいことに正面突破を試み、西川を籠絡したといわれる。
郵政選挙の前哨戦が激しさを増した2005年夏、三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)の頭取だった西川は、累積する不良債権にあえいでいた。
外資の導入による体力増強でバランスシートを保つことが急がれ、欧米の投資銀行や商業銀行へ秘かに増資引き受けを打診していた。
興味を示したのがゴールドマン・サックスだった。
郵政民営化で日本人の貯金に興味を示したのが、ゴールドマン・サックスだった。
投資のルールを協議すれば、郵政株は米国の投資家に一気に乗っ取られる。
セーフガード発動に関しては、米国産の牛肉に狂牛病(BSE)が発生したと、はっきり伝えれば良い。

7月18日、アラバマ州で非定型の狂牛病(BSE)発生 米農務省発表! 農林水産省が米国産冷凍牛肉にセーフガード発動したのはBSEが原因か?
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/452821865.html

日米FTAを締結した場合、水などのインフラも狙い。
麻生財務相は2013年4月にCSIS(戦略国際問題研究所)で講演。
米国企業関係者の前で「TPP加盟により、日本の各自治体の水道事業はすべて民営化します」などと発言した。
米企業のベクテルは、ボリビアやフィリピンのマニラに進出し、水道事業でボロ儲けしている。
TPPの狙いは「非関税障壁の撤廃」と「公共サービス事業の民営化」。
TPPから離脱したトランプ政権ですが、要求ハードルを引き上げた日米FTAを日本に迫って来るのは必至。
麻生さんのCSISでの講演を覚えていれば、日米FTAによって、水などのインフラが政府調達に盛り込まれるだろう。
米国のベクテルの水道事業への参入を視野に入れておく必要がある。
#日米FTAで日本終了




参考(日米FTA)

[日米FTA] 日米経済対話加速へ作業部会 貿易やインフラなど8分野設置へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/453228147.html

[日米FTA] 日本は牛肉で譲歩を TPP復帰「ない」 米通商代表部(USTR)ライトハイザー代表
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451276648.html

日米FTA要求出ず 世耕経産相、ライトハイザーUSTR代表初会談
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/450100832.html

日本の自動車や農産物などの市場に「重大な障壁が存在する」 米通商代表部(USTR)年次報告書
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448647650.html

米国、2国間協定(日米FTA)へ圧力強化 トランプ氏、高関税示唆
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448644709.html

日米FTA交渉拒めず 甘利明氏、TPP合意内で要求
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448453231.html

農業分野の通商交渉、日本は「第一の標的」 公聴会で米通商代表部(USTR)代表のライトハイザー氏 TPP参加国との2国間交渉(FTA)では「TPPを上回る合意を目指す」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447994724.html

日本との通商交渉「優先度が高い」…ウィルバー・ロス米商務長官 日米FTAはNAFTAに次ぐ課題
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447821774.html

対日FTA(日米FTA)期待強まる TPP上回る自由化も 米農業界
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447591783.html

安倍首相、日米FTA否定せず 「国益になるならいい」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447002412.html

日米首脳会談でFTA交渉入りを 米食肉業界、トランプ大統領に要望
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/446803029.html

日米首脳会談で2国間貿易交渉(日米FTA)に応じる方向 トランプ大統領要求に対応
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/446398480.html
ラベル:日米FTA
【関連する記事】
posted by hazuki at 15:41| Comment(0) | FTA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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