2017年09月27日

精神保健福祉法案が廃案に 相模原事件受け政府提出

精神保健福祉法案が廃案に 相模原事件受け政府提出
https://this.kiji.is/285315275031856225?c=39546741839462401
2017/9/26 16:40

安倍晋三首相が臨時国会冒頭の28日に衆院を解散する意向を表明したことで、相模原の障害者施設殺傷事件を受けて措置入院患者の支援強化を盛り込んだ「精神保健福祉法改正案」が廃案になる見通しとなった。厚生労働省は、衆院選後に改正法案を提出し直す方向で検討を進めるという。

 殺人罪などで起訴された植松聖被告(27)は、事件前の昨年2月、精神疾患のため他人を害する恐れがあるなどの理由で、精神保健福祉法に基づき措置入院となり、同3月に退院。4カ月以上たった7月26日に事件を起こした。

 政府は、有識者検討チームの報告などを踏まえ今年2月、改正法案を国会に提出した。


精神保健福祉法案が廃案に.PNG



臨時国会冒頭の28日に衆院を解散する意向を表明したことで、相模原の障害者施設殺傷事件を受けて措置入院患者の支援強化を盛り込んだ「精神保健福祉法改正案」が廃案になる見通しとなった。
厚生労働省は、衆院選後に改正法案を提出し直す方向で検討を進めるという。

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案(参議院)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/193/meisai/m19303193034.htm

本会議投票結果
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/193/193-0517-v009.htm

「委員長報告のとおり修正議決すること」

精神保健福祉法の改正案はなぜ、つまずいているか
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170428-OYTET50006/
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170428-OYTET50006/2/
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170428-OYTET50006/3/

相模原事件の原因は精神障害ではなく、知的障害者の生存権を否定する差別思想と見るべきです。
別的な考え方を社会からなくしていく取り組みが肝心であり、精神障害者への対策で防ごうというのは的外れです。

当初、事件の再発防止策としての側面が強調された為、野党から「障害者の差別偏見につながる」との批判が噴出。
先議の参院で審議が大幅に延び、衆院では審議入り出来なかった。
厚生労働省は法案を国会に提出し直すのですね。
厚生労働省の管轄では、水道法改正案があります。
臨時国会で冒頭解散となる為、厚生労働省は水道法改正案を提出し直すと思われます。
精神保健福祉法改正案については、報道されましたが、水道法改正案については報道されないでしょうね。




参考資料

精神保健福祉法(正式名称:「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」)について
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/nation/law.html
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posted by hazuki at 02:04| Comment(0) | 法律・法案 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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