2017年09月13日

高度処理した下水が水道に 東京・足立区の27世帯で臭気のある水、違法配管が原因

高度処理した下水が水道に 東京・足立区の27世帯で臭気のある水、違法配管が原因

高度処理した下水が水道に 東京・足立区の27世帯で臭気のある水、違法配管が原因
http://www.sankei.com/affairs/news/170912/afr1709120038-n1.html
2017.9.12 22:07

東京都は12日、高度処理済みの下水が逆流して家庭の水道から出る事故が、足立区中川の27世帯で発生したと発表した。健康被害の報告はないという。都の調べでは、健康被害が出ないレベルまで高度処理した下水が上水道に逆流。施設の維持管理を委託している都の監理団体の職員が平成24年、違法な配管工事を行ったことが原因という。



下水処理水が上水道に逆流
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170912/0000376.html
09月12日 21時32分

10日、東京・足立区のおよそ30世帯で、下水を処理したあとの水が上水道に逆流するトラブルがあり、東京都は被害を受けた住民に陳謝しました。
処理水を飲んでしまった住民もいましたが、今のところ健康被害は確認されていないということです。

10日、東京・足立区で住民から「水道水から異臭がする」と都の水道局に電話がありました。
職員が調べたところ、水道の蛇口から黄色っぽく濁った水が出ていたことから、都は急きょ水道を浄化する作業を続け、11日夜までに水質は改善されました。
都が原因を調べたところ、近くにある建設残土のリサイクル施設で使われている下水と上水の配管が誤った方法で接続されていたことが分かり、周辺の世帯に下水を処理したあとの水が上水道に逆流していたということです。
都が施設の維持管理を委託していた会社に聞き取った結果、以前、この施設でトイレの改修工事をした際、洗浄する水の量を確保しようと、当時の作業員が勝手に配管を変更していたということです。
被害に遭った27世帯のうち2世帯がこの水を飲んだり、米を炊いたりしていたということですが、今のところ健康被害は確認されていないということです。
東京都は「近隣のみなさまにご不便とご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」と陳謝し、ほかにも同じような配管が行われていないか点検を進めています。


下水が水道へ・足立区.PNG



東京都は12日、高度処理済みの下水が逆流して家庭の水道から出る事故が、足立区中川の27世帯で発生したと発表した。
施設の維持管理を委託している都の監理団体の職員が平成24年、違法な配管工事を行ったことが原因という。
NHKの報道は、時間が経つとニュースサイトから削除される恐れがあり、転載しました。
「都が施設の維持管理を委託していた会社に聞き取った結果、以前、この施設でトイレの改修工事をした際、洗浄する水の量を確保しようと、当時の作業員が勝手に配管を変更していたということです。」
委託していた業者は何処でしょうね。
高度処理済みの下水とは言え、逆流して家庭の水道水となっていた。
飲んだり、ご飯を炊いたりしている人もいた。
こういうニュースを見ると、コンセッション方式を普及されるのが目的の水道民営化を意図する水道法改正案を急ぐべきではないと感じます。
上下水道の委託業者の仕事が出来てないと、下水が逆流するような問題も出て来るではないですか。
水道事業も業者を選ばないと大変なことになる。
ラベル:東京都
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posted by hazuki at 00:24| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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