2017年09月02日

[日英首脳会談] メイ首相、日本重視へ変化 日英首脳「蜜月」ムード

[日英首脳会談] メイ首相、日本重視へ変化 日英首脳「蜜月」ムード

メイ首相、日本重視へ変化 日英首脳「蜜月」ムード
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170901-00000069-san-pol
9/1(金) 7:55配信

安倍晋三首相は日本を訪問したメイ英首相を2日間にわたって破格の扱いで待遇し、メイ氏も安倍首相との個人的関係の強化に努めた。かつての同盟国であり、米国とともに同じ価値観を有する日英が北朝鮮のミサイル問題で立場を共有していくほか、安倍首相としては中国に傾斜していたキャメロン前政権の路線の是正を図るメイ氏との信頼を深める狙いがあった。(原川貴郎)

 「安倍政権の積極的平和主義による外交・安全保障政策は、メイ首相が進めている『グローバルな英国』と共鳴する。われわれの安全保障協力は新たな高みに進もうとしている」

 31日午後、首相官邸でメイ氏を招いて開いた国家安全保障会議(NSC)の特別会合。安倍首相は「テリーザ」とファーストネームで呼びかけ、日英の安保協力の必要性を訴えた。メイ氏は「アジアにおいて日本は最大規模のパートナーだ。安全保障で日英間の協力が強化されることを期待する」と応じた。8月30日には、安倍首相はメイ氏を京都迎賓館に招いて夕食で歓待。東京へ移動する新幹線の車内でも懇談し、個人的な関係強化に努めた。

 英紙「ガーディアン」(電子版)によると、30日に両首脳が取り上げたのは主に北朝鮮への対応で、メイ氏は「英国は日本と協力する」と明言した。ロイター通信は、メイ氏が訪日の途上で記者団に「最善の方法は、中国が北朝鮮に圧力をかけることだ」と語ったと報じた。

 日英首脳会談は、首相官邸ではなく東京・元赤坂の迎賓館で行われた。両首脳は北朝鮮抑止には中国の行動が重要との認識で一致したほか、東・南シナ海やインド洋情勢では、国際法に基づく秩序維持のための連携を確認し、海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)した。共同宣言には、今後、英国がアジア太平洋地域に空母を展開する可能性を明記した。

 アジアでの日本の役割を重視するメイ氏の姿勢を、日本政府は「歓迎すべき変化」(外務省幹部)としている。安倍首相とメイ氏の関係構築は新たな外交基軸の兆しを見せつつある。


安倍首相とメイ首相.PNG



お伝えするのが遅くなりましたが、日英首脳会談。
安倍首相は日本を訪問したメイ英首相を2日間にわたって破格の扱いで待遇し、メイ氏も安倍首相との個人的関係の強化に努めた。
8月31日午後、首相官邸でメイ氏を招いて開いた国家安全保障会議(NSC)の特別会合。
安倍首相は「テリーザ」とファーストネームで呼び掛け、日英の安保協力の必要性を訴えた。
メイ氏は「アジアにおいて日本は最大規模のパートナーだ。安全保障で日英間の協力が強化されることを期待する」と応じた。
日本と英国は、かつて日英同盟を結んでいました。
1902年1月30日にロシア帝国の極東進出政策への対抗を目的として英国外務省において日本駐英公使林董とイギリス外相第5代ランズダウン侯爵ヘンリー・ペティ=フィッツモーリスの間で調印された日本とイギリスとの間の軍事同盟(攻守同盟条)が日英同盟。
1923年に失効した。

日英同盟
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E8%8B%B1%E5%90%8C%E7%9B%9F

英国は、キャメロン前政権で中国に傾斜して不安定になったと思います。
英国のEU離脱を含めて、安倍首相が英国との外交に力を入れるのは分かります。
安倍首相だけでなく、外相の河野太郎も「インド太平洋には英国と歴史的に関係の深い国も多くある」とも述べ、日英関係強化の戦略的価値を強調した。

河野太郎外相「日英同盟」復活宣言? 安保協力強化で戦略的価値強調
http://www.sankei.com/politics/news/170901/plt1709010046-n1.html

河野太郎は、8月31日の首脳会談について「今までのパートナー国から同盟国へという形で関係を強化していこうということになった」と述べており、こういう姿勢は評価出来ると思います。
外相としての河野太郎に期待が高まっています。
日英が蜜月ムードは歓迎出来ることかも知れません。
しかし、今後、問題になって来るのは、2019年に発効が決まった日欧EPAや英国とのFTA(自由貿易協定)、つまり日英FTAになると思います。
日欧EPAが発効するまでに英国がEU離脱をするのか。
日欧EPAでは、政府調達で水などのインフラも狙いなのです。
英国は、テムズ・ウォーターがありますね。
フランスの水企業のスエズとフランスのヴェオリアとイギリスのテムズ・ウォーターは、ウォーターバロン(水男爵)。
日英FTAに関しては、記事を書きます。




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[日欧EPA] JETROセミナーの英語のPDFの資料の作成者は渡邊頼純・慶應大学教授! 日欧EPA, FTA, RCEP, FTAAP WTO等自由貿易協定のキーパーソンか? 「日本のFTA・EPA戦略」を語る!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451654245.html

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http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451608277.html

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http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451576953.html
ラベル:安倍晋三
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posted by hazuki at 11:19| Comment(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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