2017年08月20日

中国製のはずが北朝鮮製! 北朝鮮製の衣料品が支える「メイド・イン・チャイナ」! 「Made in PRC」も中国産!

中国製のはずが北朝鮮製! 北朝鮮製の衣料品が支える「メイド・イン・チャイナ」! 「Made in PRC」も中国産!

焦点:北朝鮮製の衣料品が支える「メイド・イン・チャイナ」
http://jp.reuters.com/article/north-korea-china-factory-idJPKCN1AY0TS
http://jp.reuters.com/article/north-korea-china-factory-idJPKCN1AY0TS?pageNumber=2
http://jp.reuters.com/article/north-korea-china-factory-idJPKCN1AY0TS?pageNumber=3
http://jp.reuters.com/article/north-korea-china-factory-idJPKCN1AY0TS?pageNumber=4
http://jp.reuters.com/article/north-korea-china-factory-idJPKCN1AY0TS?pageNumber=5
2017年 08月 20日 10:12 JST

[丹東(中国) 13日 ロイター] - 中国の衣料品メーカーは、より安い労働力が享受できる北朝鮮での製造を増やしており、「メイド・イン・チャイナ」のタグが付けられた北朝鮮製商品が、世界中に輸出されている。

世界で販売する安価な衣料品を製造するため、国際的孤立を深める隣国を利用する中国企業の実態が、国境沿いにある中国遼寧省丹東の貿易業者らに対するロイターの取材によって明らかになった。

これは、北朝鮮のミサイル・核プログラムに対する国連制裁強化が同国へのドアを次々と閉ざしている一方で、開かれた扉もあることを示している。国連制裁には、繊維輸出の禁止は含まれていない。

「世界中から注文がきている」。中朝貿易のほとんどの物資が経由する丹東で、韓国系中国人ビジネスマンはそう語った。他の多くの人々と同じく、神経質な話題であることから、匿名を条件に取材に応じた。

丹東には数十の代理業者が存在し、中国の衣料品サプライヤーと米国、欧州、日本、韓国、カナダ、ロシアのバイヤーのあいだを仲介しているという。「中国のサプライヤーに、顧客に正直に話す気があるかを問い合わせている。衣料品を購入した消費者が、北朝鮮で作られたものだと気づかないこともある。とても慎重を要する」

昨年の北朝鮮輸出において、繊維製品は石炭や他の鉱物に次いで2番目に大きく、計7億5200万ドル(約834億円)に上った、と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)のデータは示している。輸出全体の総額は、前年比4.6%増の28億2000万ドルだった。

今月採択された新たな国連制裁決議では、石炭の輸出を全面的に禁止している。

北朝鮮の盛んな繊維産業は、困窮する同国が2006年に初めて核実験を実施して以来、国連から科されてきた一連の制裁措置に対し、市場改革の進展も限られるなか、いかに適応してきたかを物語っている。


Made in China 北朝鮮.PNG

(転載ここまで。続きは転載元のロイターの記事をお読み下さい。)



2016年3月5日に、JBpressが「中国製のはずが北朝鮮製?やはり信用できない中国 対北朝鮮制裁への協力は口先だけだった」と報道していたようですが、2017年8月20日にロイターが報道した「焦点:北朝鮮製の衣料品が支える「メイド・イン・チャイナ」」を読んで、愕然としました。
「中国の衣料品メーカーは、より安い労働力が享受できる北朝鮮での製造を増やしており、「メイド・イン・チャイナ」のタグが付けられた北朝鮮製商品が、世界中に輸出されている。」とのこと。
北朝鮮との国境沿いにある中国遼寧省丹東の貿易業者らに対するロイターの取材によって明らかになった。
丹東には数十の代理業者が存在し、中国の衣料品サプライヤーと米国、欧州、日本、韓国、カナダ、ロシアのバイヤーの間を仲介しているという。
中国のサプライヤーは、衣料品が集められ輸出される丹東を経由して、北朝鮮の製造工場に布地や他の原材料を送っている。
豪スポーツブランド、リップカールは昨年、「メイド・イン・チャイナ」とタグ付けされた同社のスキー用品の一部が、実際には北朝鮮の工場で製造されていたとして謝罪。
外部委託した不正な卸売業者を非難した。
一部の北朝鮮の工場は、丹東から国境を渡ってすぐの新義州市にある。
平壌郊外にも工場がある。
完成品は北朝鮮から中国の港へ直接輸送され、そこから世界各地に輸出されることが多いと中国人の取引業者らは話す。
北朝鮮にある工場は全て国有で、中でも繊維工場は活況のよう。
「北朝鮮の工員たちは中国人と比べ、1日当たり3割多く製造できる」
「カネのために働く中国の工員とは違う。北朝鮮人は国のため、指導者のために働いていると信じている」
彼ら北朝鮮工員の賃金は、他のアジア諸国のそれをはるかに下回っている。
中国の衣料メーカーは、バングラデシュやベトナム、カンボジアに自社工場を移転させる一方で、北朝鮮工場の利用を加速させている。
中国の繊維企業はまた、国内で労働単価の安い北朝鮮人を数多く雇っている。
北朝鮮は、国連制裁によって輸出収入源の一部が断たれて以来、外貨獲得の手段として海外で働く北朝鮮人に頼っている。
彼らの賃金の大半は政府に送金され、同国の野心的なミサイル・核プログラムの資金として使われると、国連は指摘している。
ロイターが訪れた丹東のある衣料品工場では、北朝鮮人40人を雇っていた。
彼らは、サプライチェーンに厳しく、北朝鮮国内での製造をはっきりと拒否する顧客向けの、比較的小さな注文に対応している。
北朝鮮人の工員は、賃金の約3分の1を手元に置くことを許されるが、残りは北朝鮮の政府関係者に渡されるという。
ロイターが取材した報道の中で、気になる点を抜粋しました。
中国製のはずが北朝鮮製?やはり信用できない中国 対北朝鮮制裁への協力は口先だけだった」というJBpressの報道は、豪スポーツブランド、リップカールが自社製品を「中国製」と称して、実は北朝鮮の工場2カ所で製造して来たとしている。
国際合意に違反する北朝鮮の核実験やミサイル発射に対しての国連の制裁強化が決定して、この制裁には中国も協力しているにも関わらず、中国の衣料品メーカーは、中国の北朝鮮との国境近くの丹東を経由して、北朝鮮の製造工場に布地や他の原材料を送っている。
産経新聞でも報道されましたが、「Made in PRC」は、中国産を嫌う消費者を欺く為の表示で、実は中国産です。
「PRC」は、中華人民共和国の英文表記「People's Republic of China」の頭文字を取ったもの。
よく分からない中国製の服を買うと北朝鮮の核ミサイル開発に使われるのですね。
パチンコで負けたカネが朝鮮総連を経由して、北朝鮮の核ミサイル開発に使われるように、メイド・イン・チャイナの服も核ミサイル開発に使われる。
消費者は賢くならないといけないということをロイターの記事で学びました。
皆さん、「メイド・イン・チャイナ」に注意しましょう。



中国製のはずが北朝鮮製?やはり信用できない中国 対北朝鮮制裁への協力は口先だけだった
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46251
2016.3.5(土)

【日本の議論】
「中国産」嫌う消費者の目を“欺く”「Made in PRC」
http://www.sankei.com/premium/news/141215/prm1412150003-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/141215/prm1412150003-n2.html
http://www.sankei.com/premium/news/141215/prm1412150003-n3.html
2014.12.15 11:00


ラベル:中国
【関連する記事】
posted by hazuki at 15:31| Comment(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。