2017年08月20日

[USTR] 米国、知財侵害で中国の調査開始 通商法301条視野に 北朝鮮締めつけへ圧力

[USTR] 米国、知財侵害で中国の調査開始 通商法301条視野に 北朝鮮締めつけへ圧力

米、知財侵害で中国の調査開始 通商法301条視野に 北朝鮮締めつけへ圧力
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGT19H0J_Z10C17A8NNE000/?dg=1
2017/8/19 8:21

【ワシントン=小竹洋之】米通商代表部(USTR)は18日、中国による知的財産権の侵害を対象に、通商法301条に基づく調査を開始したと発表した。トランプ大統領の指示を踏まえた措置で、関税引き上げなどの制裁発動も視野に入れながら、不公正な制度や慣行の有無を検証する。

 トランプ氏は14日、中国が米企業の知的財産権を著しく侵害しているとの懸念を表明し、通商法301条に基づく不公正貿易の調査開始を指示した。中国に進出する米企業の不満に応えるとともに、核開発を急ぐ北朝鮮を厳しく締めつけるよう、中国に通商面で圧力をかける狙いもある。

 これを受けてUSTRのライトハイザー代表は18日、「利害関係者や政府機関と協議した結果、調査に値すると判断した」との声明を発表した。通商法301条は政府当局に制裁の権限を与えており、不当な制度や慣行が存在すると判定すれば、関税引き上げや輸入制限などに踏み切れる。

 ただ、調査が完了するまでには、1年程度かかる可能性もある。


トランプ・USTRらと.PNG
USTR.PNG



米通商代表部(USTR)は18日、中国による知的財産権の侵害を対象に、通商法301条に基づく調査を開始したと発表した。
トランプ氏の指示を踏まえた措置で、関税引き上げなどの制裁発動も視野に入れながら、不公正な制度や慣行の有無を検証する。
中国が米企業の知的財産権を著しく侵害しているのは、確かだろう。
中国は韓国と同じでパクリ文化がある。
レコードチャイナで「パクリ指摘されてきた中国企業、知的財産権を利用し外国の競争相手に反撃開始―米紙」という見出しで報道されている。
「2017年8月16日、米紙ニューヨーク・タイムズは、「中国が知的財産権を利用し、外国の競争相手に反撃を開始した」と伝えた。環球時報(電子版)が報じた。」とある。
中国は知的財産権を厳格な法的ルールとみなすのではなく、目標を実現する道具とみているようで、知的財産権について矛盾した立場を取っている。
ある時は軽視し、ある時は守るという。
長きにわたり、中国はパクリの国とみなされ、市場では堂々と海賊版のDVDや偽物の服飾品が売られ、技術の権利侵害が火を見るより明らかな状況だった訳ですが、反撃を開始したようですね。
USTRが通商法301条に基づく調査を開始するのは、その流れのようです。
関税引き上げや輸入制限などに踏み切れば良いと思います。



パクリ指摘されてきた中国企業、知的財産権を利用し外国の競争相手に反撃開始―米紙
http://www.recordchina.co.jp/b187738-s0-c20.html
配信日時:2017年8月18日(金) 11時10分


米国が中国の知財侵害調査を正式開始、通商法301条下で−USTR
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-19/OUWUBG6TTDS001
2017年8月19日 11:41 JST


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posted by hazuki at 00:47| Comment(0) | 米国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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