重要
種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)は、4月13日、参議院農林水産委員会で自民党、公明党、日本維新の会などの賛成多数により、可決しました。
4月14日、参議院本会議で自民党、公明党、日本維新の会などの賛成多数により可決しました。
よって、種子法廃止法案は成立しました。
[種子法廃止] 4月14日、参議院本会議にて種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)が可決!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/449016705.html
[種子法廃止] 4月13日、参議院農林水産委員会で種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)が可決!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448983320.html
【福島の種子】資源、技術、誇りを守る(6月30日)
http://www.minpo.jp/news/detail/2017063042912
新しく開発された品種による米が、工夫を凝らした名称で全国の主要な産地から相次いで売り出されている。
優良な種子の生産や普及は都道府県が担っているが、その法的な根拠である主要農作物種子法は来年春の廃止が先の通常国会で決まった。民間企業の本格参入による種子の値上がりや、国外流出などへの懸念が指摘されている。
県によると、本県は二大良食味品種のコシヒカリ、ひとめぼれの双方について、周年で供給可能な量を生産できる唯一の県とされる。種子の品質維持や品種開発に携わる県農業総合センターと、一般農家が使う種子を生産する県内8カ所の合計約300の農家は高い技術と誇りを持つ。
県は法律廃止後も公的種子事業を続ける方針で、今年度は一般の農家が使う種子の親世代に当たる「原種」生産の機器を更新する。地球温暖化による気候変動や消費動向を見極め、優良種子を農家に安定的に届け続ける取り組みを幅広く進める必要がある。
法律は稲、麦、大豆を対象に、都道府県が自らの地域に広める奨励品種の指定、原種と、原種をつくる「原原種[げんげんしゅ]」の生産などを定める。本県の水稲の奨励品種は今年2月現在で、主食用、飼料用、酒造好適米が合わせて12品種、もち米が3品種ある。
種子注文数量から推計した今年の品種別作付面積の割合は、コシヒカリが58.0%、ひとめぼれが21.0%で、合計で8割程度を占める。本県オリジナル品種の天のつぶは9.3%、今年から一般栽培が始まった里山のつぶは0.4%となっている。県内8カ所の種子場[たねば]で生産された種子は、作付面積の9割程度で使われているとみられる。
法律は戦後の食糧増産という国家的課題への対応を目指し、国や都道府県の主導による種子事業を定めた。昨年、政府がまとめた農業競争力強化プログラムで、生産資材価格の引き下げなどに向け、廃止を打ち出した。しかし、種子は単なる資材ではなく、労苦と英知の積み重ねによる大切な資産や資源でもある。
国による生産数量目標の配分は今年産米で終わり、新しい枠組みに変わる。温暖化の影響で生産が安定しない地域が全国で出始めた、といわれる。県内は東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の被災地の本格的な営農再開が課題の一つだ。変化する気候や病害虫に耐えながら、食味が良く、一定の収穫も見込める品種への期待は大きい。優良種子を安価で確実に供給する仕組みと体制は重要さを増すといえよう。(安田信二)
( 2017/06/30 09:00 カテゴリー:論説 )
久し振りに「種子法廃止」のニュースです。
福島民報の論説です。
福島県によると、県は二大良食味品種のコシヒカリ、ひとめぼれの双方について、周年で供給可能な量を生産できる唯一の県とされる。
優良な種子の生産や普及は都道府県が担っているが、その法的な根拠である主要農作物種子法は来年春の廃止が第193回国会で決まった。
民間企業の本格参入による種子の値上がりや、国外流出などへの懸念が指摘されている。
法律は稲、麦、大豆を対象に、都道府県が自らの地域に広める奨励品種の指定、原種と、原種を作る「原原種」の生産などを定める。
種子は単なる資材ではなく、労苦と英知の積み重ねによる大切な資産や資源でもある。
種子法廃止法(主要農作物種子法の廃止法)は、4月14日、参議院本会議で自民党、公明党、日本維新の会などの賛成多数により可決・成立した。
2018年4月1日に施行される。
法案は賛成158票、反対73票で可決、成立した。
僅か5時間の質疑で審議を打ち切ったことは「国会議論を軽視するものだ」と共産党の紙智子議員が批判しました。
民進党の徳永エリ議員と共産党の紙智子議員が種子法廃止の反対討論をしたにも関わらず、種子法廃止法は可決・成立してしまった。
私達、国民は、種子法廃止法案(モンサント法)に反対する時間も与えられず、種子法廃止は決定となりました。
詳しくは、私が書いた過去記事を確認方お願いします。
三橋貴明さんが「モンサント法に反対せよ」と訴えていましたが、自民党、公明党、日本維新の会(多分、日本のこころも入っていたと思います。)などの賛成多数により、種子法廃止法案は参議院本会議で可決されました。
日本の食糧安全保障は崩壊です。
米国は日本の水と食料と農業を抑えようとしている。
水と食物のタネと農業を米国が抑えれば、日本は米国の言いなりです。
第193回国会では、米国への売国である「水道法改正案」を可決・成立させるつもりです。
残念ながら、「種子法廃止」は可決・成立しました。
ちなみに、「水道法改正」と「種子法廃止」は、TPP協定第15章の「政府調達」に沿った国内法にする為、法整備をしているのです。
日本政府は、米韓FTAで韓国が200本の法律を変えたように、TPP協定に沿った国内法の整備をどんどん行っている。
TPP協定は眠っているが、成立したことに間違いない。
安倍首相は何処まで日本を壊せば気が済むのでしょうか。
何としても、水道民営化を意図する「水道法改正案」を廃案に追い込まなければなりません。
第193回国会で、水道法の一部を改正する法律案(水道法改正案)は継続審査となりました。
臨時国会で継続審議となるでしょう。
また、7月6日に大枠合意をした日欧EPAの政府調達の27分野にフランス企業の「ヴェオリア・ウォーター」が事例に挙げられています。
ヴェオリアは、水道事業で松山市に参入している。
水道民営化のヴェオリアです。
日欧EPAは、インフラも狙いなので警戒しないといけない。
2013年4月、米首都ワシントンのシンクタンク、CSIS(戦略国際問題研究所)で、麻生副総理兼財務相は、「TPP加盟により、日本の各自治体の水道事業はすべて民営化します」などと発言している。
日経新聞は昨年の7月18日にTPPの承認と日欧EPAの早期合意を催促していた。
CSISと一体化している日経新聞の社説はジャパンハンドラーズの意向と見て良いでしょう。
日欧EPAもTPPと同じで、CSISの意向のようです。
日経新聞はCSISと合同でジャパンハンドラーズを招いたシンポジウムを開催したり「日経・CSISバーチャル・シンクタンク」というシンクタンクを設立している。
「日経・CSISバーチャル・シンクタンク」については、こちら。
日経新聞の社説はCSISの意向。
TPPも日欧EPAもRCEPもFTAAPも全て本質は同じなので、「TPPはダメだが日欧EPAは良い」ということはない。
「種子法廃止」を許してしまいましたが、水道民営化を意図する「水道法改正案」は反対運動を続けましょう。
水道民営化を意図する水道法改正案を今国会で廃案にするように首相官邸と自民党と公明党と野党に要請しましょう。
↓↓↓↓
[水道民営化] 3月7日、水道法改正案を閣議決定! 首相官邸と自民党と公明党と野党に水道法改正法案を廃案にするように要請しよう!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448030993.html
参議院インターネット審議中継
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
開会日: 2017年4月14日
収録時間: 約1時間4分
会議名: 本会議
案件
日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(第192回国会閣条第2号)
日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(閣条第1号)
日本国の自衛隊とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国の軍隊との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とグレートブリテン及び北アイルランド連合王国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(閣条第2号)
遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第32号)
国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案(閣法第13号)
農業機械化促進法を廃止する等の法律案(閣法第22号)
主要農作物種子法を廃止する法律案(閣法第23号)
地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律案(閣法第51号)
紙智子(日本共産党)
【参議院 国会中継】〜平成29年4月14日 本会議〜
参考
[種子法廃止] 種子法廃止法が成立 民間に多品種開発促す 安定供給に懸念も
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/449118411.html
[種子法廃止] 4月14日、参議院本会議で種子法廃止法案が可決 「国会議論を軽視」 共産党の紙智子議員が反対
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/449037027.html
[種子法廃止] 種子法廃止は禍根残す 参考人質疑 共産党の紙智子議員は反対討論 4月13日、参議院農林水産委員会
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/449022708.html
[種子法廃止] 4月14日、参議院本会議にて種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)が可決!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/449016705.html
[種子法廃止] 4月13日、参議院農林水産委員会で種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)が可決!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448983320.html
[種子法廃止] すべての日本人よ、主要農作物種子法廃止(モンサント法)に反対せよ(三橋貴明)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448963193.html
[種子法廃止] 4月11日、参議院農林水産委員会で種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)の審議が始まる
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448938384.html
[種子法廃止] 4月10日、種子法廃止の運動継続を 生産者・消費者が集会
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448935029.html
[種子法廃止] 4月6日、参議院農林水産委員会で、種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)について山本有二農林水産相が趣旨説明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448780801.html
[種子法廃止] 第193回国会 参議院農林水産委員会名簿
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448761587.html
[種子法廃止] 4月10日、日本の種子をどうする 種子法廃止で意見交換 日本の種子を守る会が開催
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448583864.html
[種子法廃止] 種子法廃止を批判 供給など役割 共産党の斉藤和子氏がただす
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448578699.html
[種子法廃止] 3月28日、衆議院本会議で種子法廃止法案(主要農作物種子法を廃止する法律案)が可決 参議院へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448500722.html
[種子法廃止] 3月23日、衆議院農林水産委員会で種子法廃止法案を可決!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448369517.html
[緊急拡散] パブリックコメント: 遺伝子組換えイネの第一種使用等に関する承認に先立っての意見の募集(平成28年度第2回) 3月29日締切 環境省が意見公募
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448278468.html
[緊急拡散] パブリックコメント: 遺伝子組換えイネの第一種使用等に関する承認に先立っての意見の募集(平成28年度第1回) 3月29日締切 環境省が意見公募
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448276303.html
[緊急拡散] パブリックコメント: 遺伝子組換えダイズ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する審査結果について 3月22日締切 種子法廃止に合わせて農林水産省が意見募集
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447918369.html
[種子法廃止] 種子法廃止法案を批判 共産党の畠山和也氏、民間開発阻害されず
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447905510.html
[種子法廃止] 3月8日の農林水産委員会で法案の趣旨説明! 政府は3月13日以降に衆議院を通過させると噂されている!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447876311.html
2月10日、種子法廃止閣議決定
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447566682.html
関連
[山田正彦氏] 狙いは農業・農協潰し TPP協定に沿い法整備する日本政府 種子法廃止、水道法を改定して民間に委託する TPP協定第15章の「政府調達」に沿った国内法へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/448618153.html
外資に乗っ取られる日本のインフラ! 安倍政権が通しそうなヤバい法案とは…水道法改正と種子法廃止
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447819906.html
参考(水道民営化)
[日欧EPA] JETROセミナー(日EU経済連携協定)の英語のPDFの資料に「ヴェオリア・ウォーター」の名前! 「政府調達」の項目(27分野に有り)! 水などのインフラも狙い! マスコミは報道せず!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451608277.html
[水道民営化] 水道法の一部を改正する法律案(水道法改正案)は継続審査! 臨時国会で継続審議へ! 厚生労働省は特例措置を準備!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451024610.html
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