都議選情勢「確かなことは"民進党壊滅"」
http://news.livedoor.com/article/detail/13273535/
2017年6月30日 15時15分 プレジデントオンライン
■公明党の「非常に不気味な動き」
7月2日投開票の東京都議会議員選挙において、都議会自民党と都民ファーストの会は各選挙区で死闘を繰り広げている。
「自民党が実施した調査で、議席数を大幅に減らすのではないかと考えられていた公明党ですが、全国の創価学会員の懸命な応援等により、勢いを盛り返しており現有議席を守れそう」
そう話すのは、全国紙の政治部記者だ。今回の都議選では国政選挙並みの体制で報道を実施するという。
「公明党の候補がいない地域で、公明党は非常に不気味な動きをしています」
こう嘆くのは、公明党の推薦を受けた都民ファーストの会の公認候補者だ。
「自分の立候補する地域で、電話で情勢調査を独自に実施したところ、公明党を支持する人たちの間で、きれいに票が自民党とファーストに半分ずつ分かれていました。公明党の支持層は、本部の命令があれば3日で投票行動を変えると聞いていますので、これからも油断なりません」
「国政では自民」「都政ではファースト」と「二股」をかける公明党だが、各選挙区内でも「二股疑惑」が起きていた。
■組織票がない都民ファースト
世論調査では善戦しているファーストだが、そこには落とし穴も存在している。組織票がまったくないのだ。幹事長の音喜多駿氏は、自身の開催した決起大会で3割近くの申込者が当日ドタキャンした現状を嘆き、「組織がなく浮動層のみで闘う怖さを痛感した」とブログで述べている。民進党の支持組織である労働組合の幹部はこう語る。
「基本的には、民進・元民進の議員を応援していますが、選挙区に民進、元民進の議員がいない場合は、ファーストの新人候補の応援にも入っています。驚かされるのは、選挙の仕方についてまるで何も知らないこと。取りこぼしも多いのではないでしょうか」
さまざまな都議選の情勢調査が漏れ伝わる中で、あるひとつの共通点を指摘するのは、早稲田大学招聘研究員の渡瀬裕哉氏だ。
「各調査に共通することは、民進党が壊滅することです。民進を裏切ってファーストから出馬した議員たちは助かる可能性がありますが、当選後も『元民進』のレッテルを貼られることになる。民進党の組織から支援を受ける彼らは、『しがらみ』の渦中にあるにもかかわらず、当選後には議員生活が長いことを理由に先輩風を吹かせ、旧かがやけTokyoや改革派の新人との内部抗争が始まるのではないか」
■自民都連で自慢話「息子が電通の部長」
都議会議員は、国政選挙にも大きな影響を与える。民進都議が壊滅すれば、一番の影響を受けるのは、民進都連の国会議員たちだ。
「菅直人氏、長妻昭氏など民進党を象徴するような政治家が、次回の衆議院選挙を現職都議の支援を受けずに戦うことが濃厚。小池旋風の一番の被害者は彼らでしょう」(前述の全国紙記者)
最後は、都議会自民だ。頼みの内閣支持率が急降下。石原伸晃前都連会長が都民ファーストの会を「北朝鮮」になぞらえたことで批判を受けるなど、自民党都連関係者は頭を悩ませる。
「問題行動を指摘されることも多いとはいえ、自民候補者個人がファーストの候補に負けているとは思いたくありませんし、動員力は格段に上です。ところが、偉い人ばかりで組織としてまったく機能していない。小池知事だけが頼りのファーストのほうが、むしろ機動力が高く見えてくる。森喜朗氏や舛添要一氏も自らの小池知事批判がかえって、小池陣営の得点になっていることを知ってほしい。都連最高顧問の深谷隆司氏は、会合で事あるごとに『自分の息子が電通の部長』であることをとりあげるのです。先生のお人柄を知っていれば笑って『また始まったな』と思う程度ですが、それが無党派層に届くのかといえば違うと思う」
「萩生田光一氏、下村博文氏と、自民党都連の中心人物がことごとく加計学園問題の関係者です。政府としては国会を無理やり閉会して逃げ切ったつもりかもしれませんが、選挙への影響は未知数。あと半月で有権者が忘れてくれるとも思えない。このうえ、加計学園問題で珍しく冷静さを欠いていた菅義偉官房長官が小池知事の人格攻撃に手を染めてしまえば、まさかの大敗というシナリオすらありうる」
都民はいかなる審判を下すか。
早稲田大学招聘研究員の渡瀬裕哉氏が都議選について語った。
「各調査に共通することは、民進党が壊滅することです」と指摘。
民進党を裏切って都民ファーストから出馬した議員は助かる可能性があるとした。
民進党は、都議選前の18議席から10議席以下に議席を減らすかも知れません。
民進党を離党して都民ファーストの候補になった人達は「元民進党」と言われる。
蓮舫が代表ではダメなのが良く分かる。
参考
都議選259人立候補、論戦開始 問われる小池流、豊洲移転争点 日本会議所属の候補、自民50人、都民ファースト3人、無所属1人
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/451153204.html
【関連する記事】
- [参院憲法審査会] 4月12日、参議院の緊急集会について自由討議
- ファイザー オミクロン株対応ワクチン 初回接種で使用を申請(NHKニュース202..
- [参院憲法審査会] 4月5日、“緊急事態時の国会機能 維持は” 議論
- アメリカのEV優遇策 日本メーカーも対象に 重要鉱物サプライチェーン強化の日米協..
- ワクチン接種後死亡の11人に一時金支給 因果関係否定できず(NHKニュース202..
- 4月から「マイナ保険証」を使わないと医療費アップに!対策を知って備えよう(ダイヤ..
- 政府が学校通じマイナ普及要請 昨夏、都道府県教委に(共同通信2023年3月19日..
- 日本政府 韓国向け輸出管理解除へ 韓国もWTO提訴取り下げへ(NHKニュース20..
- [衆院憲法審査会] 3月9日、緊急事態の認定の在り方などについて各党主張
- コロナワクチン接種後の死亡で初の認定「因果関係否定できず」(NHKニュース202..
- [衆院憲法審査会] 3月2日、緊急事態での対応などで議論
- [厚生労働省分科会] 2月22日、ワクチン無料接種継続 高齢者ら年2回の方針了承..
- 須藤元気氏 コロナワクチンに警鐘「接種戦略は既に破綻」「打てば打つほど感染する」..
- [消費者庁] 命に関わる危険性が 1歳未満の乳児には蜂蜜を絶対に与えないようにし..
- [昆虫食] [内閣府食品安全委員会] 2018年9月21日、新食品としてのヨーロ..
- 東電子会社の社員 再生可能エネルギー事業者情報を不正閲覧か(NHKニュース202..
- 新型コロナワクチン 秋から冬に次の接種 基本方針まとまる(NHKニュース2023..
- 乳幼児の副反応「成人より低い」コロナワクチン 岡山県など中間報告(山陽新聞202..
- 服役中のロック歌手死亡で 国側 ほぼ満額の賠償金支払いで和解(NHKニュース20..
- [旧優生保護法] 2月3日、旧優生保護法で不妊手術強制 熊本訴訟 国が控訴