2017年05月30日

「うんこ漢字ドリル」大ヒット180万部 子どもの心つかむ

「うんこ漢字ドリル」大ヒット180万部 子どもの心つかむ

「うんこ漢字ドリル」大ヒット 子どもの心つかむ
https://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/201705/0010237282.shtml
2017/5/30 08:00神戸新聞NEXT

「田んぼのどまん中でうんこをひろった」−。全ての例文に「うんこ」という単語が入っている小学生向けの「うんこ漢字ドリル」(文響社、東京)シリーズが、累計発行部数180万部を超える大ヒットとなっている。兵庫県内の書店でも売れ行きは好調。教科書では「禁句」だが、子どもが盛り上がる「うんこ」という言葉を取り入れて心をつかみ、机に向かうハードルを下げたことが人気の秘密だ。(阪口真平)

 22日の放課後、兵庫県明石市の自宅に帰ってきた小学3年森川和奏(わかな)さん(8)と妹の2年倖羽(ゆきは)さん(7)はリビングでドリルに向かっていた。「面白いやつ、見つけた」とうれしそうな和奏さんに、倖羽さんも「学校のドリルより面白い」と笑顔だ。母のさゆりさん(33)は「例文からどんどん想像が膨らむようで、『キャッキャ』言いながら楽しそうに取り組んでいる」と2人の様子を眺めていた。

 シリーズは小学1〜6年生向けの計6冊。今年3月24日の発売直後から、各書店で完売が相次いだ。文響社ではシリーズ累計20万部で大ヒットと考えていたが、5月27日時点で183万7千部に達し、目標を大幅に超えた。

 紀伊國屋書店神戸店(神戸市中央区)では3カ所に平積みして販売。これまでに約600冊を入荷し、休日には1日当たり10冊ほどが売れる。ジュンク堂書店三宮店(同)では約700冊が売れ、1、2年生用は一時、品切れになった。ジュンク堂書店姫路店では週間売り上げランキングの上位をシリーズが占めているという。

 回答欄は全て「うんこ形」で、理解を助ける挿絵にもふんだんに使われる。所々に「うんこ先生」というキャラクターも登場。2年生で習う漢字「親」では「『うんこのあと、立って木を見ている親』と覚えるのじゃ!」と解説している。

 同シリーズの編集者谷綾子さんは「『汚い』『下品』とならないよう、表紙に蛍光色を多く取り入れるなどマイナスイメージからの脱却を図った」と説明。「営業や総務以外に、編集の担当者も受注の電話番をしている状態」とうれしい悲鳴を上げる。

 大ヒットについて、神戸大の山下晃一准教授(教育学)は「勉強は堅苦しくてまじめなものという思い込みを覆し、児童に安心感を与えるのではないか。ばかばかしくつい笑ってしまい、親子の会話も増えるだろう」と評価した。

 武庫川女子大の山口豊教授(国語教育学)は「漢字を例文によって親しみやすくし、子どもたちが無理なくこなせるよう工夫されている。はばからず堂々と声に出して読めるので覚えやすい」と分析している。

 ドリルは学年によりページ数が異なり、84〜106ページ、いずれも1058円。


うんこドリル.PNG



「田んぼのどまん中でうんこをひろった」
全ての例文に「うんこ」という単語が入っている小学生向けの「うんこ漢字ドリル」(文響社、東京)シリーズが、累計発行部数180万部を超える大ヒットとなっている。
兵庫県内の書店でも売れ行きは好調。
ドリルは学年によりページ数が異なり、84〜106ページ、いずれも1058円。
話題のうんこ漢字ドリル。
ツイッターでも数日前に話題になっていました。
「親子のうんこはよくにている」
「うんこに親指をぎゅうぎゅうおしつける」
「親切な人が・・・とどけてくれた」
3問目の親切な人が・・・は、うんこをとどけてくれたのですかね。
うんこと関連付ける漢字ドリル。
うんこ先生というキャラクターも付いていますね。
国語の勉強が楽しくなることでしょう。
ラベル:国語
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posted by hazuki at 23:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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