2017年05月23日

「共謀罪」法案への国連報告者書簡は不適切、強く抗議 菅官房長官

「共謀罪」法案への国連報告者書簡は不適切、強く抗議 菅官房長官

「共謀罪」法案への国連報告者書簡は不適切、強く抗議=菅官房長官
http://jp.reuters.com/article/suga-human-righi-idJPKBN18I0AB
2017年 05月 22日 12:48 JST

[東京 22日 ロイター] - 菅義偉官房長官は22日午前の会見で、人権状況などを調査・監視する国連特別報告者が「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案はプライバシーや表現の自由を制約するおそれがあるとの書簡を安倍晋三首相に送ったことについて、「不適切なものであり、強く抗議を行っている」と述べた。

菅官房長官は「特別報告者という立場は独立した個人の資格で人権状況の調査報告を行う立場であり、国連の立場を反映するものではない」と強調。「プライバシーの権利や表現の自由などを不当に制約する恣意的運用がなされるということはまったく当たらない」との見方を示した。

報道によると、国連特別報告者で「プライバシー権」を担当するジョセフ・カナタチ氏は18日付の書簡で同法案について「プライバシーや表現の自由を制約するおそれがある」と指摘。「法案の成立を急いでいるため、十分に公の議論がされておらず、人権に有害な影響を及ぼす危険性がある」としている。

菅官房長官はこの書簡に対し「政府や外務省が直接説明する機会はない。公開書簡で一方的に発出した。法案は187の国と地域が締結する条約の締結に必要な国内法整備だ」と反論した。

(石田仁志)


菅義偉・国連に抗議.PNG



菅官房長官は22日午前の会見で、人権状況などを調査・監視する国連特別報告者が「共謀罪」法案はプライバシーや表現の自由を制約する恐れがあるとの書簡を安倍首相に送ったことについて、「不適切なものであり、強く抗議を行っている」と述べた。
国連特別報告者で「プライバシー権」を担当するジョセフ・カナタチ氏は18日付の書簡で共謀罪法案について「プライバシーや表現の自由を制約するおそれがある」と指摘。
「法案の成立を急いでいるため、十分に公の議論がされておらず、人権に有害な影響を及ぼす危険性がある」としている。
「法案は187の国と地域が締結する条約の締結に必要な国内法整備」と反論しているようですが、何故、国連が安倍首相に送った書簡を無視して、共謀罪を強行採決したのか。
共謀罪法案の審議を中断し再考することが政府に求められているのではないのか。
無所属の上西小百合氏は「共謀罪」がなくても国際組織犯罪防止条約(TOC条約・パレルモ条約)に加盟出来ると主張した通り、共謀罪は必要ない。



「共謀罪」法案、国連特別報告者が懸念 首相に書簡送る
http://www.asahi.com/articles/ASK5M51DTK5MUTIL029.html
編集委員・豊秀一、杉浦幹治 2017年5月20日18時05分




[テロ等準備罪] “浪速のエリカ様”大詰め衆院法務委で言いたい放題 「答弁苦手な大臣には、これぐらいの質問で十分だ」「歴史に名を残す悪大臣」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/450044784.html




参考

[テロ等準備罪] 共謀罪法案が5月23日、衆議院通過 自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/450152962.html
ラベル:菅義偉
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