2017年03月15日

農業分野の通商交渉、日本は「第一の標的」 公聴会で米通商代表部(USTR)代表のライトハイザー氏 TPP参加国との2国間交渉(FTA)では「TPPを上回る合意を目指す」

農業分野の通商交渉、日本は「第一の標的」 公聴会で米通商代表部(USTR)代表のライトハイザー氏 TPP参加国との2国間交渉(FTA)では「TPPを上回る合意を目指す」

農業交渉、日本は「第一の標的」 公聴会で米次期通商代表
https://this.kiji.is/214550864152659453?c=39546741839462401
2017/3/15 11:07 3/15 11:12updated

 【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)代表に指名されたロバート・ライトハイザー氏(69)は14日、議会上院の指名公聴会に臨み、農業分野の通商交渉で「日本は第一の標的になる」と強調、日本に農業分野の市場開放を強く求める考えを示した。

 日本など環太平洋連携協定(TPP)参加国と2国間交渉を推進するとし「TPPを上回る合意を目指す」とも指摘。米国にとって、より有利となるよう関税や非関税障壁の見直しを迫る構えで、日本が厳しい交渉を迫られるのは必至だ。

 ライトハイザー氏は「日本に対する農産物開放の要求はとても優先度が高い」と述べた。


ライトハイザー米次期通商代表.PNG



通商代表部(USTR)代表に指名されたロバート・ライトハイザー氏(69)は14日、議会上院の指名公聴会に臨み、農業分野の通商交渉で「日本は第一の標的になる」と強調、日本に農業分野の市場開放を強く求める考えを示した。

ライトハイザー氏の公聴会発言ポイント
・日本に対する農産物解放の要求はとても優先度が高い
・環太平洋連携協定(TPP)参加国との2国間交渉では、TPPを上回る合意を目指す
・米国第一の姿勢に沿って、より自由で公正な貿易を目指す
・通商紛争には厳格な態度で臨む
・中国は以前は、為替操作をしていたと思うが、現状は変わらない
・世界貿易機構(WTO)は国家の影響力が強い中国のような国との交渉の場として設立されたわけではない

米国が日米FTAで、農産物開放の要求を迫って来るでしょう。
非関税障壁の撤廃を要求するでしょう。
「通商紛争には厳格な態度で臨む」とのことですから、ISD条項が発動して、米国から訴えられる恐れもあります。
日米FTAで、ラチェット条項が、どうなるのかも疑問です。
#日米FTAで日本終了



ライトハイザー氏の公聴会発言ポイント
・日本に対する農産物解放の要求はとても優先度が高い
・環太平洋連携協定(TPP)参加国との2国間交渉では、TPPを上回る合意を目指す
・米国第一の姿勢に沿って、より自由で公正な貿易を目指す
・通商紛争には厳格な態度で臨む
・中国は以前は、為替操作をしていたと思うが、現状は変わらない
・世界貿易機構(WTO)は国家の影響力が強い中国のような国との交渉の場として設立されたわけではない




参考

日本との通商交渉「優先度が高い」…ウィルバー・ロス米商務長官 日米FTAはNAFTAに次ぐ課題
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447821774.html

対日FTA(日米FTA)期待強まる TPP上回る自由化も 米農業界
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447591783.html

安倍首相、日米FTA否定せず 「国益になるならいい」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447002412.html

日米首脳会談でFTA交渉入りを 米食肉業界、トランプ大統領に要望
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/446803029.html

日米首脳会談で2国間貿易交渉(日米FTA)に応じる方向 トランプ大統領要求に対応
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/446398480.html
ラベル:日米FTA
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posted by hazuki at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | FTA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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