2017年03月11日

[東芝解体] 東芝、ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)は破産させ売却へ 候補に韓国電力公社が浮上

[東芝解体] 東芝、ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)は破産させ売却へ 候補に韓国電力公社が浮上

【東芝解体】
東芝、WHは破産させ売却へ 候補に韓国電力公社が浮上
http://www.sankei.com/economy/news/170311/ecn1703110011-n1.html
http://www.sankei.com/economy/news/170311/ecn1703110011-n2.html
2017.3.11 07:56

経営再建中の東芝が米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)に米連邦破産法11条の適用を申請し、債務などを整理した上で株式を売却する方向で調整に入ったことが10日、分かった。巨額損失の元凶になった海外の原発事業から撤退し、損失発生のリスクを根本から断ちたい考え。株式の売却先候補には韓国電力公社が浮上している。

 WHへの破産法11条の適用申請をめぐっては、WHが専門の弁護士と契約し手続きを調査しているほか、東芝はWHに調査チームを派遣し、適用時の財務への影響額を精査し、近く最終判断する。

 破産法11条は裁判所の監督の下、債務を整理し、事業を継続しながら再建を目指す仕組み。WHに適用されれば、原発建設工事の遅れで今後発生する恐れがある損失を切り離せる。

 東芝はWHの出資比率を現在の87%から引き下げる方針だが、追加損失リスクの高い状況では株式の引受先はなかった。だが、債務を整理すれば、売却できる可能性も出てくる。東芝はWHを非連結会社とし、海外の原発事業から手を引く方向で調整を進めている。

韓国電力公社は海外進出に意欲的で、WHにも関心を示しているという。

 ただ、東芝は米国の原発建設でWHに約8千億円の債務保証をしており、原発建設から撤退すると発注元に違約金を支払う必要がある。収益への影響額は不明だが、負債が資産を上回る「債務超過状態」がさらに悪化する見通しのため、銀行団に数千億円規模の追加融資を要請する検討に入っている。

 一方、WHの事業には米国政府も83億ドル(約9500億円)の債務保証をしている。破産法が適用されると、米国民の負担が発生して外交問題に発展する恐れがあり、米政府の理解を得られるかは流動的だ。

 東芝は14日に平成28年4〜12月期の決算発表を予定しているが、WHの内部管理をめぐる不正疑惑の調査で日米の監査法人の見解が一致せず、決算発表が再延期になる可能性もある。


東芝本社・浜松町ビル.PNG



経営再建中の東芝が米原子力子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)に米連邦破産法11条の適用を申請し、債務などを整理した上で株式を売却する方向で調整に入ったことが10日、分かった。
日本の民事再生法に相当する米連邦破産法11章の適用のようです。
損失発生のリスクを根本から断ちたい考えとは言え、株式の売却先候補に韓国電力公社ですか。
韓国電力公社に原発のコントロールを任せるのですか。
東芝は、どうして、こんな経営をするのか。
WHには東芝が8000億円、米国政府も9500億円の債務保証をしているそうですね。
これらが、パーになる訳ですね。
麻生財務相が、「WHに「破産法の適用必要」」と発言した通りになりました。



WHに「破産法の適用必要」麻生氏が異例の言及
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170310-OYT1T50073.html
2017年03月10日 16時49分




関連

液晶テレビ「REGZA」も消滅か、東芝が白物家電事業のシャープへの売却を検討中
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/430778394.html
ラベル:東芝
【関連する記事】
posted by hazuki at 21:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 企業・団体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック