2017年02月15日

TPPは死んでない! TiSA(新サービス貿易協定)が50カ国・地域の参加で進行中!

TPPは死んでない! TiSA(新サービス貿易協定)が50カ国・地域の参加で進行中!

貿易自由化、有志国の交渉も難航 サービス分野は年内合意断念
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK23H0C_T21C16A1000000/
2016/11/23 6:54



2016年11月23日の日経新聞の報道によると、「世界貿易機関(WTO)で分野ごとに自由化を促す有志国の交渉が難航している。新サービス貿易協定(TiSA)は参加国が予定していた年内の合意を断念した。」とのことでした。
また、「サービス分野を対象とするTiSA交渉には日米欧など50カ国・地域が参加している。事務レベル協議で21日までに年内の決着は困難と判断し、12月5日からを予定していた閣僚会議の中止を決めた。」とのことでした。
先日、「ツイッターの情報では、TiSA(新サービス貿易協定)が発効すると呟いている人がいるそうです。ガセかも知れないので、調べないと分からない。」と少し、記事を書いたのですが、昨年末時点では、TiSA(新サービス貿易協定)は合意に達しなかった訳です。
ツイッターでは、数日前、ウィキリークス(WikiLeaks)が「TPP is Not Dead: It’s Now Called the Trade In Services Agreement」と呟いていました。
また、日本や世界や宇宙の動向さんのブログでは、「恐ろしいTiSA新サービス貿易協定の交渉が進行中!」とTiSA(新サービス貿易協定)の現在の様子を英語のサイトを翻訳して解説しています。






WikiLeaks ✔ @wikileaks
TPP is Not Dead: It’s Now Called the Trade In Services Agreement (#TiSA) http://www.counterpunch.org/2017/02/10/tpp-is-not-dead-its-now-called-the-trade-in-services-agreement/

See also: https://wikileaks.org/tisa/





hazukinotaboo @hazukinotaboo2
恐ろしいTiSA新サービス貿易協定の交渉が進行中!http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52002712.html … 日本や世界や宇宙の動向さんが海外の報道を翻訳してTiSAの恐ろしさを解説しています。TiSAはTPPやTiPPが失敗に終わった場合のバックアップとして作り出されたもの。 #TiSA


↑↑↑
TiPPではなくて、TTIPですね。



日本や世界や宇宙の動向より転載
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/

恐ろしいTiSA新サービス貿易協定の交渉が進行中!
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/52002712.html

http://www.thedailysheeple.com/think-the-tpp-is-gone-wrong-its-about-to-get-replaced-with-something-much-worse_022017
(概要)
2月13日付け

(省略)

水面下ではTPPよりもさらに秘密に扱われている自由貿易協定の交渉が進んでいます。
それは50ヵ国が参加するTiSA新サービス貿易協定というものです。

(省略)

2013年から、アメリカ、EU、オーストラリアが中心となってこの協定の交渉が行われてきました。この協定には既に数ヵ国が署名しています。

交渉参加国(オーストラリア、カナダ、チリ、台湾、コロンビア、コスタリカ、EU、香港、アイスランド、イスラエル、日本、リヒテンシュタイン、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、パナマ、ペルー、韓国、スイス、トルコ、アメリカ、パキスタン、モーリシャス)はこれまで21回の交渉を行ってきました。

TiSAが非常に危険な理由:

Counterpunchによれば:

TiSAが実行されることになれば、金融業界に対する規制が撤廃されます。また、ネット上でのプライバシー保護の法律がなくなります。そして、政府が国産や地産商品の国内販売を促すための規制をかけることは違法となり、公共事業から生まれる公共の利益を消滅させ、ネットワークの中立性を破壊します。
TiSAの初期の草案では、、金融業者に対する規模、拡大、参入に対する規制を撤廃し、米グラス・スティーバル法と同様の、銀行・証券の業務を分離させる法律を撤廃することが含まれていました。
つまり、この草案では、収集したデータの国内外送信に関する規制の撤廃、社会保障制度の民政化或は廃止、インターネットのプライバシー及び中立性の破壊が提案されています。

TiSAが実行されると、メガバンク(グローバル銀行)が世界のあらゆることを決定できるようになります。(まさにメガバンクの世界支配です。)TPPでは金融業にこれほどの権限を与えることはしていません。また、TiSAは、19世紀にアメリカなどが偽善的ではあったが後進国に対して産業の発展を促すために用いた方策を後進国が導入することを禁止します。
EUや他の参加国の殆どが中国の参加を切望していましたが、アメリカの強い要請により、TiSAから中国が締め出されています。TiSAの交渉は完全密室の中で行われており、アメリカ、EU、オーストラリアが交渉の主導権を握っています。

(省略)



TiSAが実行されることになれば、金融業界に対する規制が撤廃される。
ネット上でのプライバシー保護の法律がなくなる。
TiSAが実行されると、メガバンク(グローバル銀行)が世界のあらゆることを決定出来るようになる。
TiSAの交渉は完全密室の中で行われており、米国、EU、オーストラリアが交渉の主導権を握っている。
TiSAは、公共調達がターゲットです。
TiSAは、文字通りサービス貿易に関する協定で、金融、電気通信、流通、運送、建設、教育、観光などモノ以外のすべての貿易が対象となります。
公共サービスの市場化(=民営化)を促進し、再公有化させない(ラチェット)ルールとするもの。
TiSA発効日から5年間、機密扱いにすると提案しています。
TiSAには、ラチェット条項以外に現行の自由化の水準を一律に凍結することを義務付ける「スタンドスティル条項」も含まれています。
ラチェット条項と言えば、最近の記事では、水道民営化と結び付きます。






hazukinotaboo @hazukinotaboo2
TPPは死んでない! TiSA(新サービス貿易協定)が50カ国・地域の参加で進行中! http://hazukinoblog.seesaa.net/article/447006147.html … TiSAが実行されることになれば金融業界に対する規制が撤廃される。ネット上でのプライバシー保護の法律がなくなる。 #StopTiSA #TiSA




参考

大規模な圧力でウルグアイは新サービス貿易協定(TiSA交渉)を離脱
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/442664873.html

韓国政府 新サービス貿易協定(TiSA)について年内の交渉妥結へ
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/442640507.html

不可逆なグローバル化を押し付けるサービス貿易協定TiSA
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/426486482.html

TPPよりあからさまなTiSAというサービスの自由貿易協定〜公僕がいなくなる日〜
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/425801969.html

TiSA(新サービス貿易協定) 〜国際金融資本が公共サービスを乗取るための協定〜
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424681150.html

国家破壊の協定「TiSA」を報じないマスコミ (アジア太平洋資料センター事務局長 内田聖子氏)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424508334.html

WikiLeaks: 新サービス貿易協定(TiSA)関連17件の極秘資料を暴露
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424280371.html

TPPと同時進行で秘密裏に進められている新サービス貿易協定(TiSA)交渉
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/408634718.html




追記

こちらも、ご覧下さい。


国連専門家グループ、TPP, TTIP, TiSAの貿易協定とその秘密交渉に懸念表明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424279131.html
ラベル:TiSA
posted by hazuki at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | TiSA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック