2017年01月14日

安倍首相、オーストラリアのターンブル首相と会談 ACSA(物品役務相互提供協定)改定へ、自由貿易推進も

安倍首相、オーストラリアのターンブル首相と会談 ACSA(物品役務相互提供協定)改定へ、自由貿易推進も

安倍首相、豪首相と会談 ACSA改定へ、自由貿易推進も
https://this.kiji.is/192853016122097673?c=39546741839462401
2017/1/14 13:38

【シドニー共同】安倍晋三首相は14日午後(日本時間同)、オーストラリアのターンブル首相とシドニーの首相公邸で会談した。「準同盟国」と位置付ける同国との「特別な戦略的パートナーシップ」を強化。自衛隊とオーストラリア軍との間で弾薬提供が可能となる物品役務相互提供協定(ACSA)改定の署名式にも立ち会う。保護主義的なトランプ次期米政権が20日に発足するのを控え、環太平洋連携協定(TPP)を含む自由貿易体制の推進でも認識を共有する。

 安倍首相のオーストラリア訪問は2014年11月以来。両首脳は会談に先立ち、シドニー湾を望む観光名所を約30分間散歩、親交を深めた。


オーストラリアのターンブル首相(左手前から2人目).PNG



安倍首相は14日午後(日本時間同)、オーストラリアのターンブル首相とシドニーで会談した。
自衛隊とオーストラリア軍との間で弾薬提供が可能となる物品役務相互提供協定(ACSA)改定の署名式にも立ち会う。
日米両政府は、2016年9月26日に新たな物品役務相互提供協定(ACSA=アクサ)に署名しています。
日豪両政府に於いても、物品役務相互提供協定(ACSA)改定の署名式をやるという。
「新ACSAでは、武力攻撃には至らない緊張状態である「平時」から、集団的自衛権の行使時(存立危機事態)、国連平和維持活動(PKO)やイラク戦争のような多国籍軍参加(=国際平和共同対処事態)といった海外活動に至るまで、自衛隊があらゆる場面で米軍に兵たん支援できるよう明記。現場の部隊間で柔軟に燃料などの便宜供与が可能となり、軍事一体化がさらに加速します。」と共産党の機関紙、赤旗の報道にあります。
なるほどね。
集団的自衛権の行使は、米国が求めていたことが良く分かる。
物品役務相互提供協定(ACSA)改定の署名は、日豪の軍事一体化が加速する訳ですね。
ちなみに、ACSAとは、二国間の国際協力活動において、物品や役務(サービス)を相互に融通し、提供し合えるようにする枠組み。 二国間協定として締結される。 ACSAは、主に共同軍事訓練やPKO(国連平和維持活動)、あるいは大規模災害の発生などの非常時などに適用され、武器などの軍備を除いた物品・サービスの相互融通を行う。



日米、新ACSA(物品役務相互提供協定)に署名/戦争法で兵たん全面拡大
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-27/2016092701_02_1.html
2016年9月27日(火)

日米両政府は26日、米軍と自衛隊の間で物品・役務を融通する兵たん活動(後方支援)の範囲を昨年9月に強行成立させた戦争法=安保法制にあわせて拡大するため、新たな物品役務相互提供協定(ACSA=アクサ)に署名しました。

 外務省内で署名式を行い、岸田文雄外相、ケネディ駐日米国大使、稲田朋美防衛相、シュローティ在日米軍司令官が出席しました。

 新ACSAでは、武力攻撃には至らない緊張状態である「平時」から、集団的自衛権の行使時(存立危機事態)、国連平和維持活動(PKO)やイラク戦争のような多国籍軍参加(=国際平和共同対処事態)といった海外活動に至るまで、自衛隊があらゆる場面で米軍に兵たん支援できるよう明記。現場の部隊間で柔軟に燃料などの便宜供与が可能となり、軍事一体化がさらに加速します。

 また、前協定では「他国軍の武力行使との一体化」を避けるため「武力攻撃事態」に限られていた弾薬提供を、日米共同演習を含めあらゆる場面で解禁しました。

 弾道ミサイル警戒や偵察、海賊対処活動といった日米が平時から行う共同作戦の場面での兵たん支援については、「自衛隊法100条の6に基づく」とだけ規定し、メニューを適宜追加できる規定としました。

 日米ACSAは1996年に締結。見直しは3回目となります。



日豪ACSA(日・豪物品役務相互提供協定)
http://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/nikoku/pacific/australia/acsa.html

平成22年5月、第3回日豪外務・防衛閣僚協議(「2+2」)において、物品役務相互提供協定(ACSA:Acquisition and Cross-Servicing Agreement)及びACSAに基づく手続取決めの署名が行われました。
 署名式と同日に行われた日豪「2+2」及び日豪防衛相会談においては、国連平和維持活動(PKO)や災害救援活動などの現場で活動する豪軍との間で協力が一層促進されることへの期待が表明されるとともに、今後の両国間の協力分野の拡大の検討が言及されました。
 日豪ACSAの締結によりPKOや国際緊急援助活動などを自衛隊と豪軍が行う際、現場において水・食料・燃料・輸送などの物品や役務を、確立された統一的な手続により相互に融通できるようになり、日豪間の戦略的パートナーシップが一層円滑・強固なものとなります。
 また、このような日豪間の協力の円滑化・強化は、アジア太平洋地域の平和と繁栄に貢献するとともに、協力を通じた域内秩序の形成にも資することが期待されます。

【参考資料】日本国の自衛隊とオーストラリア国防軍との間における物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とオーストラリア政府との間の協定(略称:日・豪物品役務相互提供協定)



外務省の資料(PDF)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/shomei_58.pdf
ラベル:安倍晋三
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posted by hazuki at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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