2016年12月29日

年収1000万超のサラリーマン増税、1月から税・年金こう変わる 市販薬購入で税控除 個人型確定拠出年金は主婦も対象に

年収1000万超のサラリーマン増税、1月から税・年金こう変わる 市販薬購入で税控除 個人型確定拠出年金は主婦も対象に

年収1000万超のサラリーマン増税、1月から税・年金こう変わる 市販薬購入で税控除 個人型確定拠出年金は主婦も対象に
http://www.sankei.com/economy/news/161229/ecn1612290028-n1.html
http://www.sankei.com/economy/news/161229/ecn1612290028-n2.html
2016.12.29 18:17
来年1月1日から税や年金など暮らしに身近な制度が変わる。「給与所得控除」の見直しでは高所得のサラリーマンが増税になる一方、「スイッチOTC薬」と呼ばれる市販薬を購入した際に税負担を軽減する仕組みが導入される。個人で年金資産を運用する個人型確定拠出年金は主婦や公務員らも対象になり、運用益が非課税になるなどのメリットがある。

 給与所得控除は、会社員の給与収入から一定額を「必要経費」として自動的に差し引き、所得税などの課税対象額を少なくできる仕組み。現在は年収が1200万円を超える人は一律で控除額の上限である230万円が適用されている。

 1月からは控除額の上限が230万円から220万円に引き下げられ、年収1千万円超の人に適用される。財務省によると、夫婦・子2人の世帯で夫の年収が1200万なら約3万円、年収1500万円なら約4万円の増税になる。

 薬を購入した際の税負担を軽減する仕組みも始まる。対象は、医師の処方箋が必要な医療用医薬品を市販薬に転用したスイッチOTC薬。第一三共ヘルスケアの「ロキソニンS」など品目数は1500超に上る。

 世帯の購入費用が年1万2千円を超えれば、超えた額(上限8万8千円)が課税所得から控除される。所得税率20%の世帯で、購入費が2万円なら8千円が課税所得から差し引かれ、1600円分の税負担が減る。ただ、現行の医療費控除との併用はできない。

1月4日からは所得税や相続税など国税のクレジットカード納付もスタート。国税庁のホームページなどから専用画面にアクセスし、カード情報を入力すれば納税できる。カードのポイントをためたい人には朗報だが、利用手数料の1万円当たり82円は本人負担になるので注意が必要だ。

 また、1月からは私的年金の1つである個人型確定拠出年金に主婦や公務員などが加入できるようになる。加入者は運用益が非課税になるなど、老後資金を準備しやすくなる。(万福博之、飯田耕司)




「給与所得控除」の見直しでは高所得のサラリーマンが増税になる一方、「スイッチOTC薬」と呼ばれる市販薬を購入した際に税負担を軽減する仕組みが導入される。
第一三共ヘルスケアの「ロキソニンS」など品目数は1500超に上る。
取り合えず、年収1000万円を超える世帯は、薬局で買った「スイッチOTC薬」(どの薬が該当なのか分からん)の領収書を保管して置いて、年末調整や確定申告に備えることですね。
ロキソニンは、腫れや痛みをやわらげ、熱を下げるお薬です。
厚生労働省が発表したセルフメディケーション税制対象品目一覧を確認方よろしくお願いします。
リンクを貼ります。
PDFなので閲覧に注意です。



厚生労働省サイト内(セルフメディケーション税制対象品目一覧)
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10800000-Iseikyoku/0000145909.pdf
ラベル:国税
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posted by hazuki at 23:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 国税・地方税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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