2016年11月23日

Wire 「154」

私が「さくらのブログ」で"Last Chance Disco"(ハンドル名: タンジェリン・ドリーム)という音楽のブログを運営していた頃の日記を少し、このブログにUPしてみようと思います。
今回も前回に引き続き、英国のバンドのWire(ワイヤー)です。
私は初期のWireが好きです。



Wire(ワイヤー)は、1976年10月にロンドンで結成されたイギリスのバンドです。
1stアルバム、"Pink Flag"(ピンク・フラッグ)は、1977年11月にリリースされました。
2ndアルバム、"Chairs Missing"(チェアーズ・ミッシング)は、1978年9月にリリースされました。
Wire(ワイヤー)の3rdアルバム、"154"は、1979年の秋にリリースされました。
ちなみに、「154」という数字は、一説によると、それまでに彼らが行ったライヴの回数を表しているらしいです。
同年、1979年の春に、バンドは、Roxy Music(ロキシー・ミュージック)のサポートという形でヨーロッパ・ツアーに出ていましたが、彼らはその時のステージで観客にとって最新アルバムとなる、"Chairs Missing"(チェアーズ・ミッシング)の曲ではなく、次のアルバムとなる、"154"に収録されることになる曲ばかり演奏していたと言います。
また同時期に、この頃から彼らのライヴは急激に前衛的なパフォーマンスの要素を色濃くして行きました。
2ndアルバムどころか、"Pink Flag"(ピンク・フラッグ)の速くて短い曲を期待してコンサートに出掛けて行った客は、さぞかし混乱させられたに違いないと想像しますが、当時のパンク・ロックは、そういう爆発的な進化のスピード感を有無を言わせず納得させる空気をシーン全体が持っていたようです。
但し、そうした現場のムードは別にして、会社側にとって、Wire(ワイヤー)の取る行動が、いささか困ったものであったことも間違いないようです。
結局、"154"は、EMI/ハーヴェストからリリースされた最後の作品となります。
Wire(ワイヤー)は、この時点でバンドとしての表現を極め尽くしたという判断をメンバー自身が下し、解散することになります。
後に再結成するのですが、1976年の結成からたった4年の間に、彼らは、凄まじい勢いで想像力を爆発させ、駆け抜けて行きました。
私は、初期のWire(ワイヤー)の最高傑作が、"154"だと思います。
"I Sould Have Known Better"(アイ・シュッド・ハヴ・ノウン・ベター)や"The 15th"(15日(ジャコバンの暴動))や"Map Ref 41 Degrees N 93 Degrees W"(北緯41度 西経93度)や40 Versions(40 ヴァージョンズ)など魅力のある曲が収録されています。

私、個人的に、"Map Ref 41 Degrees N 93 Degrees W"(北緯41度 西経93度)が大好きです。
この曲を聴く為に、Wire(ワイヤー)の"154"を何度も聴いています。
YouTubeの動画では、ライヴ・ヴァージョンを紹介致しますが、アルバム・ヴァージョンの方が良いと思います。
初期のWire(ワイヤー)は、ライヴも良いので、好みの問題かも知れません。
何だか、Wire(ワイヤー)の"154"に関する記事が、もう一つ書けそうです。
このアルバムに関しては、YouTubeの動画を貼りまくりたい気分なのです。



Map Ref 41 Degrees N 93 Degrees W(Lewis/Newman/Gilbert)

An unseen ruler defines with geometry
An unruleable expanse of geography
An aerial photographer over exposed
To the cartologist's 2d images knows
The areas where the waters flowed.
So petrified the landscape grows
Straining eyes, try to understand
The works, incessantly in hand
The carving and pearing of the land
The quarter square, the graph divides
Beneath the rule, a country hides

Interrupting my train of thought
Line of longitude and latitude
Define and refine my altitude

The curtains undrawn
Harness fitted: no escape
Common and peaceful duck
Flat lowland landscape
Canal cannard, water coloured
Crystal palaces for floral kings
A widespread waving span of wings
Witness the sinking of the sun
A deep breath of submission has begun

Interrupting my train of thought
Lines of longititude and latitude
Define and refine my altitude.

北緯41度 西経93度

見えない定規が幾何学的に定着する
地勢の規定できない広がり
地図製作者の2次元のイメージに
さらされすぎた航空写真家は
川が氾濫する地域を知っている
びっくり仰天させるほど大きくなる風景
目を見張り、理解しようと試みる
この業、絶え間なく手にして
この土地を彫刻し、湾曲させる
4分の1スクエア、グラフが分ける
規定のもと、国は隠れる

一連の考えを中断すると
緯度と経度の線は
ぼくの高度を明確にし細かく区分する

カーテンは引かれぬまま
馬具は合わせられ: 逃げ道なし
ありふれた穏やかな: 身をかわせ
なだらかな低地の風景
運河、あひる、水彩画の具で描かれた
花の王たちのクリスタル・パレス
広げられ波打つつばさ
沈む太陽の目撃者
服従への深呼吸が始まっていた

一連の考えを中断すると
緯度と経度の線は
ぼくの高度を明確にし細かく区分する


メンバー

Colin Newman(コリン・ニューマン)(ヴォーカル)
Bruce Gilbert(ブルース・ギルバート)(ギター)
Graham Lewis(グレハム・ルイス)(ベース)
Robert Gotobed(ロバート・ゴートゥベッド)(ドラムス)


Wire "154"
Wire 154.PNG

15th ? WIRE Rockpalast 02/18


map ref 43 degrees N 110 degrees W WIRE 16/18




参考

Wire 「Chairs Missing」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/442428575.html

Wire 「Pink Flag」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/441600595.html
ラベル:WIRE
posted by hazuki at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 英国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック