軍事情報協定、日韓が実質合意…年内署名目指す
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161114-OYT1T50077.html?from=ytop_ylist
2016年11月14日 23時49分
日韓両政府は14日、外務・防衛当局の課長級協議を東京都内で行い、防衛機密を共有するための軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結について実質合意した。
北朝鮮の挑発が相次ぐ中、日韓の安全保障協力の強化が不可欠と判断し、年内の署名を目指す方針を確認した。
両国ともGSOMIA署名にあたって国会の承認は不要だが、政府内で法令審査や閣議決定といった手続きは必要となる。日本政府は今後、こうした手続きを順次、進める方針だ。ただ、韓国では朴槿恵大統領の友人女性による国政介入疑惑で内政が混乱しており、署名にこぎ着けられるかは、なお不透明な情勢だ。
日韓両国はそれぞれ、米国とはGSOMIAをすでに結んでいる。日韓GSOMIAが締結されれば、北朝鮮による弾道ミサイル発射の兆候があった場合、日米韓3か国がそれぞれ展開するイージス艦や偵察衛星などで収集した情報を瞬時に共有することが可能となる。外務省幹部は14日の協議後、「北朝鮮の挑発に対する日米韓の安全保障協力をより強化できる」と述べ、意義を強調した。
日韓両政府は14日、外務・防衛当局の課長級協議を東京都内で行い、防衛機密を共有するための軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結について実質合意した。
北朝鮮の挑発が相次ぐ中、日韓の安全保障協力の強化が不可欠と判断し、年内の署名を目指す方針を確認した。
ラベル:GSOMIA
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