2016年11月01日

パナソニックプラズマディスプレイが倒産 負債5000億円 「ビエラ」ブランドのテレビ製造

パナソニックプラズマディスプレイが倒産 負債5000億円 「ビエラ」ブランドのテレビ製造
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000080-it_nlab-sci
ねとらぼ 10/31(月) 18:31配信

パナソニックの子会社である、パナソニックプラズマディスプレイの倒産が決定した。帝国データバンクが伝えている。

同社は2000年7月に設立した、プラズマディスプレイ関連製品の製造業者。「ビエラ」ブランドのプラズマディスプレイの製造により、2009年3月期には年売上高約3137億1400万円を計上していた。

 しかし、液晶テレビとの競争激化などによって、業績が悪化。2014年3月には、事業を停止していた。負債は約5000億円で、“製造業で過去最大の倒産”としている。




パナソニックの子会社である、パナソニックプラズマディスプレイの倒産が決定した。
帝国データバンクの大型倒産速報です。



帝国データバンク
https://www.tdb.co.jp/index.html

2016/10/31(月)
パナソニックプラズマディスプレイ株式会社
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4220.html

元・プラズマテレビ、プラズマディスプレイ製造
製造業で過去最大の倒産
特別清算申請へ
TDB企業コード:581967839

負債5000億円

「大阪」 2014年3月に事業を停止していた、パナソニックプラズマディスプレイ(株) (資本金1000万円、大阪府茨木市松下町1-1、代表渡辺利幸氏)は、10月31日に親会社であるパナソニック(株)(東証1部上場)の取締役会で当社を解散することを決議した。11月1日に大阪地裁へ特別清算を申請する予定。

 申請代理人は柴野高之弁護士(大阪市中央区北浜2-3-9、堂島法律事務所、電話06-6201-4458)ほか1名。

 当社は、2000年(平成12年)7月に設立したプラズマディスプレイ関連製品の製造業者。国内大手家電メーカーであるパナソニック(株)グループの1社として、プラズマディスプレイのほか、業務用プラズマディスプレイ、プラズマテレビ、プラズマディスプレイモジュール、その他関連部品製品の製造を手がけ、親会社・パナソニックに販売していた。本店の茨木工場(第1〜2工場)および2003年以降開発を進めてきた尼崎工場(第3〜5工場)を生産拠点として、2009年3月期には年売上高約3137億1400万円を計上していた。

 しかし、液晶との競争激化や市場価格の大幅下落などにより2014年3月期は年売上高約202億円まで減少。プラズマディスプレイパネル事業の継続が困難となり、2014年3月末をもって事業活動を停止していた。その後、当社が所有する工場資産などの処分を進めていたが、処分が完了したことにより、今回の措置となった。

 負債は債権者1社に対して約5000億円(2016年10月31日現在、パナソニック(株)からの借入金)にのぼり、公益財団法人山梨県林業公社(負債260億4400万円、7月民事再生法、山梨県)を上回り今年最大。

 また、DRAM専業の半導体メーカー、エルピーダメモリ(株)(東証1部、2012年2月会社更生法、負債4480億3300万円)を上回り、製造業の倒産では過去最大の負債額となる。
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posted by hazuki at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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