2016年10月09日

[時事通信] 四島返還「二段階論」浮上=国後・択捉先送りも−政府

[時事通信] 四島返還「二段階論」浮上=国後・択捉先送りも−政府

四島返還「二段階論」浮上=国後・択捉先送りも−政府
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100900067&g=pol

ロシアとの北方領土交渉をめぐり、歯舞群島と色丹島の返還合意で平和条約を締結し、残る国後、択捉両島は将来の課題として先送りする「二段階論」が政府内で浮上している。北方領土問題の解決に強い意欲を示す安倍晋三首相は11月にペルーで、12月には地元の山口県長門市にロシアのプーチン大統領を迎えて会談する。四島一括での返還合意にこだわらない柔軟な姿勢で臨み、領土問題の活路を見いだしたい考えだ。
 複数の政府関係者によると、国後、択捉両島は当面、両国政府の共同管理とし、協力して開発や経済振興に取り組む案などが検討されている。日本から旅券や査証(ビザ)なしでの訪問も拡大し、交流を促進する。両島の返還については、時機を見て話し合いを行う。
 歯舞群島と色丹島の先行返還が実現すれば、日本の排他的経済水域(EEZ)が拡大することになる。政府は領土交渉と併せて漁業権についても議題とする方針だ。
 旧島民や保守層の一部には、なお一括返還を求める声が根強く、かつては日本政府もそうした立場を重視していた。しかし、ロシアが「第2次世界大戦の結果、自国領になった」と主張し、平行線をたどってきた日ロ交渉の現実を直視。関係者によると、首相は「一括返還合意に固執すれば問題解決の妨げになる」として、「新しいアプローチ」が必要だと判断しているという。(2016/10/09-15:41)


北方領土・2島選考返還.PNG



北方領土交渉を巡り、歯舞群島と色丹島の返還合意で平和条約を締結し、残る国後、択捉両島は将来の課題として先送りする「二段階論」が政府内で浮上している。
時事通信は、このように報道していますが、菅官房長官が時事通信の報道を否定しそうな気がします。
北方領土は日本固有の領土なので、2島先行ではなく、4島一括でなければ、おかしいと思います。
ラベル:北方領土
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posted by hazuki at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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