2016年10月09日

「世論高め救出を」 拉致被害者家族が訴え

「世論高め救出を」 拉致被害者家族が訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161009-00000060-san-soci
産経新聞 10月9日(日)7時55分配信

北朝鮮による拉致被害者全員の即時帰国を求める「大阪府民の集い」が8日、大阪市で行われ、田口八重子さん(61)=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(78)ら家族が「世論の声を高め、救出を後押ししてほしい」と訴えた。一方で「残された時間は少ない」とも強調し、再会を切望する家族の焦燥をにじませた。

 「拉致を訴えられるのは被害者の家族だけ。代わりがきかない。肉体が衰え、訴えることができなくなる人も出てきた。緊急事態です」。この日、繁雄さんは静かに語り出した。

 長年、救出に取り組んできた家族会だが、問題は膠着(こうちゃく)し80〜90代を迎える家族も増えた。有本恵子さん(56)=同(23)=の父、明弘さんも88歳。「政府は北を交渉の場に立たせ、一挙に解決してほしい」と訴えた。妻の嘉代子さん(90)は体調がすぐれず、参加できなかったが、進展に期待を寄せる。

 一方、若い世代の家族も複雑な思いを訴えた。田口さんの長男、飯塚耕一郎さん(39)は「心がポッキリ折れそうになることもある」と話した。北朝鮮が拉致を認めてから14年。風化を懸念し「世論が何より力を発揮する。若い世代に拉致を知ってもらうことが重要」と力を込め、閉会後は参加者とともに街頭行進に参加した。

 各地の集会では、若い家族が登壇する機会も増えている。「代替わり」と表現する家族もいるが、幼かったきょうだいや肉親が大人になっても、問題が解決しない現実の裏返しともいえる。北朝鮮が近く核実験やミサイル発射を強行するとの見方も強まる中、繁雄さんは「拉致を置き去りにせず、成果が出る取り組みを期待する」と締めくくった。




「拉致を訴えられるのは被害者の家族だけ。代わりがきかない。肉体が衰え、訴えることができなくなる人も出てきた。緊急事態です」。
北朝鮮が拉致を認めてから14年。
拉致被害者の家族が高齢になっています。
早期の解決をお願いします。
#拉致被害者全員奪還
ラベル:拉致問題
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posted by hazuki at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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