2016年08月17日

VHSのビデオデッキ、ついに生産終了…「続けて」とファンの声殺到、大切に撮りためた思い出ビデオはどうする?

VHSのビデオデッキ、ついに生産終了…「続けて」とファンの声殺到、大切に撮りためた思い出ビデオはどうする?

VHSのビデオデッキ、ついに生産終了…「続けて」とファンの声殺到、大切に撮りためた思い出ビデオはどうする?
http://www.sankei.com/life/news/160817/lif1608170028-n1.html
http://www.sankei.com/life/news/160817/lif1608170028-n2.html
2016.8.17 17:31

VHS方式の家庭用ビデオデッキの生産が終了し、ビデオテープに録画した大切な映像を、DVDやブルーレイディスクにダビングするサービスが注目されている。今後は、交換部品の不足により、デッキが故障しても修理できなくなると見込まれるためだ。

 VHS方式のビデオデッキは、国内企業で唯一生産を続けていた船井電機(大阪府大東市)が7月末で生産を終了。担当者は「生産を続けたいが、部品の調達が難しく断念せざるを得なかった」と説明する。同社には、「まだ買える場所はないか」「生産を続けて」といったVHSファンの声が殺到しているという。

 VHS方式のビデオデッキは昭和51年、日本ビクター(現JVCケンウッド)が発売。ソニーが発売したベータ方式とシェアを争った。最終的に、長時間録画できる点などが評価されVHS方式が勝利し、ベータ方式は平成14年に生産を終えた。しかし、VHS方式も、DVDレコーダーの普及に押されメーカーが続々撤退した経緯がある。

 船井電機によると、最盛期の12年ごろには世界で年間1500万台以上を販売していたが、27年には約75万台まで減少。下請けメーカーから納入していた部品も製造中止となり、同社は「今後はデッキが故障しても修理が難しいケースが出てくるだろう」とする。

こうした状況を受け、ビデオテープからDVDやブルーレイディスクへのダビングサービスが活況だ。サービスを手がける「カメラのキタムラ」によると、生産終了が知らされた7月中旬から約1カ月の受注件数が、昨年同時期の1・5倍増。子供の運動会や家族旅行などを録画した思い出のビデオテープを持ち込む客が多いという。同様のサービスを行う「富士フイルム」でも、7月4〜5週の依頼数が、前年同期に比べ2倍になった。

 入手可能なVHS方式のビデオデッキは、一部の家電量販店などの在庫分だけだ。船井電機製を販売している家電量販店大手「ビックカメラ新宿西口店」(新宿区)の家電製品アドバイザー、石川貴大さんは「ビデオ全盛期を経験している40〜60代からの問い合わせが多い」と指摘。7月中旬以前は、月に数台売れる程度だったが、最近は1日10台以上が売れることも。石川さんは「VHS方式のビデオテープは劣化しやすく、映像が乱れることもある。早めに他のメディアに転換しておくことを薦めたい」と話している。(中井なつみ)


在庫のみの販売となっているビデオデッキ.PNG



VHS方式の家庭用ビデオデッキの生産が終了し、ビデオテープに録画した大切な映像を、DVDやブルーレイディスクにダビングするサービスが注目されている。
今後は、交換部品の不足により、デッキが故障しても修理出来なくなると見込まれる為。
船井電機が、国内勢で唯一続けていたVHSのビデオデッキの生産を7月末で終了したようです。
我が家は、引っ越しの時、撮りためたVHSのビデオテープと長男や次男が観ていた「遊戯王」「きかんしゃトーマス」などのVHSのビデオテープを捨てました。
再生するビデオデッキが故障してしまい、修理に出さずに粗大ゴミに出しました。
メーカーも部品の在庫がなく、修理が困難なのですね。
VHSのビデオデッキの時代が終わり、DVDやブルーレイの時代なのですね。
私もラヴ・サイケデリコのStanding Birdなどが入っているVHSのビデオテープやヴェルヴェット・アンダーグラウンドの再結成ライヴを録画したVHSのビデオテープを捨てましたね。
リチャード・ヘルの「ブランク・ジェネレーション」などは捨てられずに今も宝にしています。
ラベル:VHS方式ビデオ
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posted by hazuki at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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