2016年07月22日

宇都宮健児氏「現場の声を聞いて」鳥越氏に注文

宇都宮健児氏「現場の声を聞いて」鳥越氏に注文
http://www.nikkansports.com/general/news/1682398.html
[2016年7月22日9時34分 紙面から]

東京都知事選(31日投開票)に出馬表明後、野党統一候補の出現により、自ら身を引いた元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が21日、都内で日刊スポーツの取材に応じ、政策論争がないがしろにされている選挙戦に苦言を呈した。宇都宮氏の政策に「賛同する」と言った統一候補の鳥越俊太郎氏(76)には「もっと現場の声を聞いて勉強してほしい」と、プレッシャーをかけた。

 宇都宮氏は厳しい目で都知事選を見ていた。特に、保守分裂の好機に「都政を都民生活に優しいものに転換する千載一遇の機会」として告示日前日に立候補を取り下げた経緯もあり、鳥越氏への提言は目立った。

 街頭演説が1日1、2カ所と少なく「私は2年前の都知事選、1日7、8カ所でやった。土砂災害があった伊豆大島、五輪会場問題があった葛西臨海公園、新国立競技場などに行った。現場で住民の声を聞いてほしい。部屋で政策を読むより勉強になる」とアドバイス。小池百合子氏が八丈島を訪れたことを挙げ、鳥越氏にも「島しょ部にも行ってほしい」と話した。

 告示前の会談で宇都宮氏の政策集を見て「全部賛同できる」と言ったという鳥越氏に「理解されているか分からなかったので重要な3事項を伝えた」という。それが「築地市場移転の中断」「外環道建設の見直し」「横田基地オスプレイ配備反対」だった。しかし、鳥越氏のホームページにそれらの記載はない。あらためて「3つを掲げて(選挙戦を)やってもらえたら、ありがたい」と語った。

 特に11月に移転する築地問題は喫緊の課題。築地市場の関係者団体が東京都に提出した、移転先の豊洲新市場についての公開質問状は、発がん性物質のベンゼン汚染が調査されていない約300カ所が「調査完了」と偽装されていたなどと指摘している。

 宇都宮氏は「震災で液状化現象を起こした場所に汚染物質がある。そこで生鮮食品を扱っても良いのか」と語る。しかし「都議会民進党は移転に賛成。都政について野党4党で政策協定が結べていないのが問題ですよ」と語る。

 そもそも政策論争が少ない現状を嘆く。「小池さんと増田(寛也)さんがグリーンだとか、鳥越さんが森進一さんを呼んだとか、そこだけ見て投票するのは有権者にとって問題だ。人気投票ではダメ」。

 託した鳥越氏へは「普通は勉強してから出馬するが、既に告示された。日々勉強して(知識が)不十分でも論戦して」と訴えた。ギリギリまで選対の中でも出馬の意向が強かった宇都宮氏。3年間、都政を研究してできた自信の政策があった。そう簡単に合格点はあげられない。【三須一紀】

 ◆宇都宮健児(うつのみや・けんじ)1946年(昭21)12月1日、愛媛県生まれ。68年に司法試験に合格し、経済的な事情で東大中退。71年に弁護士登録。83年に独立し、「東京市民法律事務所」経営。10年4月から2年間、日弁連会長。12、14年の都知事選に立候補し、約96万、98万票で、ともに次点。


宇都宮健児.PNG



宇都宮氏の政策に「賛同する」と言った統一候補の鳥越俊太郎氏(76)には「もっと現場の声を聞いて勉強してほしい」と、プレッシャーをかけた。
鳥越は痴呆症の疑いがあるので、どうしようもない。
築地の話は、少しだけ言ってましたが、もう忘れていそうですね。
宇都宮が野党統一候補だったら当確だったかも知れませんね。
鳥越は、聞く耳を持っているとは言ったが実行するとは言ってない。
宇都宮さんは出馬すべきだったと思います。
悔しいでしょうね。
ラベル:宇都宮健児
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posted by hazuki at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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