2016年06月20日

在特会系の反韓デモと反対派が一触即発 白昼の福岡・天神で 記者もとばっちり

在特会系の反韓デモと反対派が一触即発 白昼の福岡・天神で 記者もとばっちり
http://www.sankei.com/premium/news/160620/prm1606200020-n1.html
http://www.sankei.com/premium/news/160620/prm1606200020-n2.html
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2016.6.20 13:00

在日コリアン排斥などを訴える市民グループのデモが19日、福岡市中央区天神で行われた。これを阻止しようとする反対派とにらみ合いとなり、買い物客で賑わう日曜昼下がり繁華街は一時、騒然となった。(九州総局 奥原慎平)

 「ヘイトスピーチは止めろ」

 「お前なんや。おらんでええけん、帰れ」

 午後2時過ぎ。西鉄天神大牟田線の福岡(天神)駅前に350人の警官が出動した。警官の数以上に通行人が耳をふさいだのは、聞くに堪えない罵声の応酬だった。

 この日のデモ活動は市民グループ「行動する保守運動 九州」が主催した。

 メンバーら約30人が日の丸や旭日旗を掲げ「日韓断交」を声高に叫ぶ。

 一方、反対派は今月3日に施行されたヘイトスピーチ(憎悪表現)解消法に違反すると訴え、デモ中止を求めて抗議した。

 主催団体のホームページによると、この日のデモ活動は、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)前会長、桜井誠氏の新刊本発売を記念して行われた。

 事前に県警から道路の使用許可を得て、桜井氏も参加した。

 警官は両者が衝突しないよう、それぞれの壁となって囲む。その間も両者の応酬はヒートアップする。

マイクを握った桜井氏が「竹島(島根県隠岐の島町)を取られたり、仏像を盗んだり、靖国神社を爆破したり。日韓断交を訴えることの何がいけないんですか」と叫ぶ。

 反対グループは「ヘイトスピーチ、許さない。」と書いたプラカードを掲げ、「帰れ」コールを繰り返す。

 だが、周囲からは両者の言い分に対し、冷ややかな声が聞かれた。

 バイト帰りの九州産業大1年の男子学生(18)は「怒鳴り合うのでは、物事は解決しないと思う」とあきれ顔だった。

 久しぶりに天神に繰り出し、食事を楽しんだという女性(81)は「駅前のバス停に行くのにも苦労しました。大声で何を言っているか聞き取れません。ただ怖いだけです」と顔をしかめていた。

 主催団体は午後3時にデモ行進を始め、駅前から周辺の車道を約800メートル練り歩いた。反対派も「君たちは存在自体がヘイトスピーチです」などと罵声を浴びせ、後をついてまわった。

 今月5日、川崎市中原区で計画された同様のデモでは、神奈川県警が主催者側を説得し、中止になった。

 このとき川崎市は、ヘイトスピーチ解消法の成立を受け、男性側に川崎区の公園2カ所の使用不許可とした。横浜地裁川崎支部も2日、「人格権の侵害で集会や表現の自由の範囲外」として一定範囲のデモ禁止を命じる仮処分を決定。

ただ、集合場所となった中原区の公園は仮処分の範囲外で、神奈川県警中原署は道路使用許可を出していたが、デモを実施すると危険な状況になるとして、主催者側にデモの中止を説得していた。

 一方、5日、東京・渋谷で行われたデモでは反対派がデモ主催団体の目の前の車道に寝転び、抗議した。

 どんな発言が「ヘイトスピーチ」に当たるのか、判断基準が明確ではない中で解消法が施行された経緯もあるのだろう。それぞれがそれぞれの言葉で主義主張をアピールし、自らの正当性を訴えていた。

 幸いにして、日曜の昼下がり、九州各地や海外からも観光客が集まる天神で行われデモは、渋谷のような事態にはならず、けが人も出なかった。

 だが、反対派のメンバーが、中指を立てながら桜井氏が乗る車に詰め寄り、警官に制止される一幕もあった。

 欧米では手の甲を相手に向け、中指を立てるこうした行為は、暴力的な挑発を意味する。相手にこうした行為を示威的にすれば、生命や身体の危険を招きかねない。このため、冗談でもこうした行為はしないよう家庭や学校でも厳に慎むよう教育されている。

デモ行進が終わると、反対派の怒りは今度は県警に向けられた。

 警備活動にあたる警官にこう、噛みついた。

 「ビールでも飲んで、野球でも見たいと思っているのでしょう」

 「ヘイトデモがのうのうと終わったんだよ。正義がどこにいますか」

 反対派による攻撃の矛先は、警官だけでなくショッピングを楽しむ家族連れにも向かった。

 「こんな差別を黙って見ているなよ、お前ら!」

 一連の騒ぎで、デモ参加者側につばを吐きかけた20代の男性が軽犯罪法違反の容疑で任意で事情聴取されたが、逮捕者は出なかった。

 × × ×

 “とばっちり”は、記者にも向けられた。遠巻きに取材していると、反対派を名乗る男が寄ってきた。

 「オタクはどこの新聞?ネット新聞?」

 「ケンカ売ってんのか。なら買うぞ!俺が何をやろうと、自由だからな」

 男の仲間や警察官も集まってきて、記者の顔写真を撮り、罵声を浴びせた。

 だが、街宣行為がひと段落して、近くの警固公園を歩いていると、先ほどの男が近付いてきた。

 「さっきはつい熱くなってしまった。すいません。以前、デモの主催団体側にネット動画で中継されたことがあったんで…」

記者が「感情的に周りに怒りをぶつけるのは、われを忘れるからですか?」と尋ねると、男性は目を見開いてこう語った。

 「それ以上ですよ」

      ◇

ヘイトスピーチ(憎悪表現)解消法 5月24日に成立し、6月3日施行。国外出身者への不当な差別的言動をなくすため、国や自治体に相談体制の整備や教育・啓発活動の充実を求めた。条文では、海外の国と地域出身者やその子孫に差別意識を助長する目的で著しく侮辱すること、などを「差別的言動」だと定義した。憲法が保障する表現の自由を侵害する恐れがあるとして、罰則や禁止規定はない。


反韓デモと反対派.PNG



在日コリアン排斥などを訴える市民グループのデモが19日、福岡市中央区天神で行われた。
これを阻止しようとする反対派とにらみ合いとなり、買い物客で賑わう日曜昼下がり繁華街は一時、騒然となった。
反対派のメンバーが、中指を立てながら桜井氏が乗る車に詰め寄り、警官に制止される一幕もあった。
反対派による攻撃の矛先は、警官だけでなくショッピングを楽しむ家族連れにも向かった。
「こんな差別を黙って見ているなよ、お前ら!」
反対派のマナーが悪いですね。
韓国や在日のことを悪く言うかも知れないことの何処がヘイトスピーチ?
ラベル:在特会
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posted by hazuki at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 保守系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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