廃棄カツ不正転売のダイコーが倒産…負債9億円
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160314-OYT1T50188.html?from=ycont_top_txt
2016年03月14日 22時54分
民間信用調査会社の東京商工リサーチは14日、廃棄された冷凍カツを不正に転売していた産業廃棄物処理会社「ダイコー」(愛知県稲沢市)が事実上倒産したと発表した。
2月末頃までに2回目となる手形の不渡りを出し、銀行との取引ができなくなったことが分かったという。負債総額は約9億円とみられる。
東京商工リサーチは14日、ダイコーが事実上倒産したと発表した。
銀行との取引が出来なくなったと分かり、負債総額は約9億円とみられる。
ダイコーは廃棄された冷凍カツを不正に転売していた産業廃棄物処理会社。
[愛知] 産業廃棄物運搬・処理ダイコー(株)
〜ビーフカツの不正転売で全国的な注目を集める〜
http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20160314_01.html
公開日付:2016.03.14
ダイコー(株)(TSR企業コード:492042772、法人番号:2180001085962、稲沢市奥田井之下町28−1、設立昭和53年5月、資本金1000万円、大西一幸社長)は再度の資金ショートを起こし3月3日、行き詰まりを表面化した。
負債総額は約9億円。
産業廃棄物の運搬と中間処理を手掛け、食品製造会社を中心に受注基盤を築いていた。平成24年9月に関連会社の事業基盤を引き継いだことで業容を拡張し、27年8月期の売上高は約5億円をあげていた。しかし、カレーハウスCoCo壱番屋を運営する(株)壱番屋(TSR企業コード:490040985、法人番号:4180001082132、一宮市)が廃棄したビーフカツ約4万枚を当社が不正転売して複数の卸業者を経て小売店や弁当店で販売されていたことが28年初めに発覚。全国的に報道された後も、連日のように新たな横流しが判明したため対外信用は失墜、経営難に拍車がかかり資金繰りはひっ迫。1月および2月の決済が不調となり、今回の事態となった。
ラベル:ダイコー
【関連する記事】
- 経済同友会の櫻田謙悟代表幹事「消費税の議論を始めるべき」 少子化対策の“財源”に..
- 経団連副会長に野田由美子氏ら 女性2人目、豊田氏は見送り(共同通信2023年2..
- ダボス会議、気候変動対策を議論 エネルギー安全保障も(共同通信2023年1月16..
- [財務省] 12月23日、令和5年度財政投融資計画を閣議に提出
- 退職金課税「勤続年数関係なく一律に」 政府税調で意見(日経新聞2022年10月1..
- 政府・日銀が約24年ぶりに円買い・ドル売りの為替介入 「断固たる措置に踏み切っ..
- 6月20日、経団連十倉会長 参院選「安全保障の問題 議論すべき」
- ロシア・ウクライナ地域に日本企業は370社以上 帝国データバンク調べ(TBSニ..
- 経団連 十倉会長 オミクロン株“科学的データに基づき対策を”
- 経団連 十倉会長「国際的事業活動で人権は欠かせない案件に」
- 経団連会長 オミクロン株 3回目接種急ぐことなど政府に求める
- 経団連 前会長の中西宏明氏が逝去 75歳
- 経団連会長、日本の賃金「OECDで相当下位」 春季交渉
- デジタル政策の司令塔組織を内閣官房に 経団連が提言
- 経済同友会 櫻田謙悟代表幹事 デジタル庁創設に期待
- 日銀 デジタル通貨の研究本格化へ専門組織を新設
- 日本経済、リーマン危機超の悪化 IMF、20年予測を下方修正
- 「デジタル円」導入へ検討会が発足…「日本にとって最適な金融インフラを議論」
- 経団連 中西会長「感染予防と経済活動の再開を両立すべき」
- 5月14日、経団連 新型コロナウイルスの感染防止ガイドライン発表