2016年02月24日

パソナが「リストラ指南書」 裏に竹中平蔵会長と650億円利権

パソナが「リストラ指南書」 裏に竹中平蔵会長と650億円利権
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175875
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175875/2
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175875/3
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175875/4
2016年2月24日

安倍政権が国のカネを使って「クビ切り」奨励だ。人材会社が国の助成金による利益欲しさで、企業に「クビ切り指南書」を伝授している実態が浮き彫りとなった。クビ切り利権と言える助成規模は第2次安倍政権の誕生以降、150倍もアップ。拡充に動いたのは産業競争力会議の一員で、人材派遣大手パソナの竹中平蔵会長(64)だ。本来、労働者を守るカネのロコツな「我田引水」は絶対に許されない。

■人材会社が利益欲しさに「クビ切り指南書」

本紙の手元に「退職勧奨制度対象者のための面談の進め方」と題されたA4判10枚つづりの文書がある。パソナグループ傘下で、法人契約の再就職支援シェアトップを誇る「パソナキャリア」が作成したとみられる“指南書″だ。

〈誰が退職勧奨に応じたか、誰にどのようなことを言ったか等の面談の内容に関しては一切伝言しないこと〉〈面談は1対1が望ましい〉〈会社に残ることが本人のキャリアのためにならないことを強調する〉――などのノウハウを次々と披露。〈再就職支援サービスを受けることによって、かなり高い確率で再就職が可能であることを強調する〉〈パソナキャリアで直接詳しい話を聞いてみるよう勧める〉と、サービスの宣伝も忘れない。

さらに「面談テクニック」として、〈「今回の再就職支援の中では、その道のプロが君の適正をしっかり把握して、最もふさわしい場を紹介してもらえると思うよ」〉と、自画自賛の模範回答例まで紹介している。

「かつての『追い出し部屋』に代わって、リストラ策の主流は対象社員を個別に呼び出して自主退職を促す手法です。社内外に非公表で進め、対象が誰かも知らせず、社員同士の団結も分断する。対象者は誰にも相談できずに孤立し、精神的にさいなまれるケースも増えています」(雇用問題に詳しい弁護士)

 問題の指南書は最新のトレンドに乗った内容だが、人材会社がクビ切り指南書の作成に躍起なのは利権目当て。

クビ切り指南とワンセットで、雇用保険を財源とする「労働移動支援助成金」の対象である再就職支援ビジネスで儲けるためだ。

「離職する労働者の再就職支援を人材会社などに委託すると、企業に支給される助成金です。委託しただけで1人あたり10万円、6カ月以内の再就職実現で、さらに委託費用の一部が支給されます。上限は1人につき60万円。人材会社にすれば、助成金が企業の委託費を肩代わりし、離職者の数が多いほど、利益も増える仕組みです」(厚労省関係者)

■竹中会長の強弁で上積みされた助成金

 怪しいのは、安倍政権によって助成金が桁違いに増えたこと。2014年度の予算301.3億円は、前年の支給実績の約2億円から実に150倍増。15年度には349.4億円まで増額された。2年間で650億円だ。

「13年6月に政府は『産業競争力会議』の議論を踏まえ、『日本再興戦略』を閣議決定。その中で『行き過ぎた雇用維持型から労働移動支援型への政策転換』を掲げたため、一気に予算が拡充されました」(所管の厚労省職業安定局の担当者)

政策転換の言いだしっぺは竹中氏その人だ。13年3月の産業競争力会議ではこう訴えていた。

「今は雇用調整助成金と労働移動への助成金の予算額が1000対5くらいだが、これを一気に逆転するようなイメージでやっていただけると信じている」

 竹中氏が訴えた通り、今や雇用調整と労働移動の助成金の予算規模は本当に逆転。助成対象の再就職支援は人材企業に利益をもたらしている。竹中氏の「我田引水」について、パソナグループに見解を求めたが、締め切りまでに回答はなかった。安倍政権も黙認すれば、クビ切り支援を国是に掲げたも同然となる。


竹中平蔵4.PNG



人材会社が国の助成金による利益欲しさで、企業に「クビ切り指南書」を伝授している実態が浮き彫りとなった。
クビ切り利権と言える助成規模は第2次安倍政権の誕生以降、150倍もアップ。
拡充に動いたのは産業競争力会議の一員で、人材派遣大手パソナの竹中平蔵会長(64)。
人材会社がクビ切り指南書の作成に躍起なのは利権目当て。
クビ切り指南とワンセットで、雇用保険を財源とする「労働移動支援助成金」の対象である再就職支援ビジネスで儲ける為。
竹中平蔵が労働者を食い物にして、安倍政権下でも我が物顔で振る舞っている。
ようやく注目されつつあります。
これが安倍政権の雇用政策です。






enzyouzi ken @enzyouzik
@hazukinotaboo お笑いです。
竹中平蔵の真面目は「公」に向かってはいません。
「竹中平蔵は金儲けに真面目」なわけです。
真面目などと言うのは詭弁です。

ちなみに民主党の前原誠司の奥さんは、
パソナの秘書だったという噂。
パソナの仁風林で接待をしていたらしいですね




参考

竹中平蔵「消費税引き上げなければアベノミクスは成功」…菅官房長官に近い若手議員の勉強会で
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/431224901.html

[国賊: 竹中平蔵] TPP合意への日程は厳しいものの、まだ希望はある 「交渉が2年強で終われば、むしろ「画期的な速さ」だ」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/424110751.html

[貴方の知らない日本]衆院選は不正選挙バレバレ!開票と出口調査をパソナが担当 麻生一族の会社が出口調査の派遣(転載記事)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/410773059.html

竹中平蔵と法政大の山口教授、衆院選の争点を議論
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/409976827.html

日銀の追加金融緩和「驚きだった」(竹中平蔵)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/408133856.html

竹中平蔵:中国に左右される「アジアの地政学リスク」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/406579720.html

世界的経済学者・宇沢弘文氏が蛇蝎の如く嫌った竹中平蔵の「新自由主義」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/406209059.html

竹中平蔵氏 パソナ「仁風林」で真面目なパーティ開催と説明
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/403975223.html

パソナ取締役会長・竹中平蔵氏に「利益誘導問題」を問い質す
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/403913762.html

新たな利権か…パソナを喜ばせる予備自衛官の雇用優遇制度
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/402816893.html

パソナ竹中会長が講演 新成長戦略は「私たちの業務につながる」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/400365947.html

「社員を1人クビ」で最大60万円 「おいしすぎる助成金」に批判集中
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/398604282.html

竹中平蔵氏が旗振り 人材会社を潤わす「300億円」助成金
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/398684157.html

竹中平蔵「日本は物凄い格差社会になる。介護難民や若者のホームレスだらけ」(政経chより転載)
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/392961553.html

法人税改革を議論しているのはTPP推進の国賊の大田弘子(元経済財政相)と反日朝鮮企業パソナの取締役会長の竹中平蔵(第2次安倍政権の日本経済再生本部)だ!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/391341771.html




常連客には官僚も…赤坂の摘発「韓国クラブ」に集まった面々
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/398688566.html

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ASKA騒動の中で話題になったパソナの迎賓館「仁風林」のことを転載しています。
ラベル:竹中平蔵
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posted by hazuki at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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