2016年01月29日

[石原新経済再生担当相] TPP署名式出席 「本来なら甘利先生が出席」 会見詳報(3)

[石原新経済再生担当相] TPP署名式出席 「本来なら甘利先生が出席」 会見詳報(3)



【石原新経済再生担当相】
TPP署名式出席 「本来なら甘利先生が出席」 会見詳報(3)
http://www.sankei.com/politics/news/160129/plt1601290038-n1.html
http://www.sankei.com/politics/news/160129/plt1601290038-n2.html
http://www.sankei.com/politics/news/160129/plt1601290038-n3.html
http://www.sankei.com/politics/news/160129/plt1601290038-n4.html
2016.1.29 15:37

【軽減税率】

−−大臣は自民党が野党時代、幹事長として谷垣総裁を支え、「社会保障と税の一体改革」に深く関わった。しかし、ややもすればアベノミクスは、財政規律をあまりかえりみない姿勢を指摘される。今のアベノミクス、つまり甘利前大臣の路線を、石原大臣は継承されるのか。また、「社会保障と税の一体改革」は、アベノミクスと整合性があるのか

 「3党合意のとき、私は幹事長でした。対策として、総合合算制度、あるいは給付的税額控除、あるいは軽減税率、この3つをもって、年収が低い人への負担を解消していこうと合意しました。自民党と公明党の連立政権は、軽減税率という制度、これは欧州では、付加価値税の割合が高い国々のおよそ8割が実施している制度ですが、この制度をとらせていただくことになりました」

「最初、生鮮食品だけという議論がありましたが、すると味噌がだめ、しょうゆがだめになる。加工品まですると、ボリューム増えてくる。じゃあ外食がどうするんだと。欧州ではやっぱり、酒類、外食を除いて、今の食料品プラス飲料と、それがだいたいスタンダードの形です。この方式をとらせたいただいたことは、3党合意の枠組みの中に入っていると思いますし、古い話ですが、2兆8000億円の社会保障の充実部分を減らすことは、まったく考えていません」

「 じゃあ今、なんで財源を決めないのかという話ですが、来年4月1日が消費税率を10%に上げる時期です。それまでに恒久財源を確保することは明確に書いていますので、穴が空くことはありません。毎回どこからかお金をもってくることは、ないと考えています。その意味で、アベノミクスと一体改革の『離反』というものはないと考えています」

【TPP】

−−TPPを担当されると思うが、国会での関連法案審議についての答弁に対するお考えは

 「甘利大臣は、かなり難しい交渉だったと思います。われわれには、交渉の途中経過は何も入ってきませんでした。最後に(情報が)出てきときも、重要5品目以外にも驚くものがあったのは事実です。ですので、農家が不安に思わないようにする手当は、27年度補正予算の中にも入っていますし、これから議論される28年度の本予算にもは入っているわけです

 「そして、TPPがじゃっかん誤解されている気がします。守りの農業から、いいものを外に売っていくことができると思いますし、地方の中小・零細企業でも、包丁とかメガネとか、本当にびっくりするものがあるんです。単独で海外で販路を築くのは難しいですが、農商工連携ということを書かせていただいています。新輸出大国のようなものを柱として、TPPによって、域内経済全体を底上げしようということです。すでにフィリピンが入りたいといった話も出ているわけですから、まだ広がりますよね。少子高齢化というだれもが経験したことのない社会の中で、経済の好循環に導く大きなツールがTPPと思います。日本の農産物を作れなくなるということではないですし、中小企業も海外展開するチャンスがあるんだと、こう考えています」

−−TPPの署名式は、石原大臣は出席しないのか

 「この点は、本来なら甘利先生が出席していただければどんなに良かったかと思います。アベノミクスが停滞するのでは、経済財政はどうなるんだという不安を国民が感じていらっしゃることは、昨日のテレビを見ていても明らかだと思います。そうならないよう、補正予算は通させていただきましたので、28年度の97兆円の本予算をしっかり審議いただき、1日も早く通すことが、一つの大きな命題です。そう考えますと、予算委員会がスタートしたとき、途中で就任した私が日本を離れていいのかという思いがあるのは事実です。そのさいは、しかるべき方に出席していただくことになると思います。個別の人選は、いまもやっておりますけど、関係者と相談して、決定していくと思います」


石原伸晃2.PNG



「予算委員会がスタートしたとき、途中で就任した私が日本を離れていいのかという思いがあるのは事実です。そのさいは、しかるべき方に出席していただくことになると思います。」
伸晃はTPPの署名式に出席するそうです。
伸晃が出席出来ない時は、代理の方がTPPの署名式に出席するそうです。
TPPの署名式で署名する議員は誰か気になりますね。




参考

石原新大臣が初登庁「アベノミクス完遂していく」
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/433153978.html
ラベル:石原伸晃
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posted by hazuki at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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